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87才の母の胃がん末期、食事ができない状態で手術の必要性は?
- 87才の母が胃がん末期で、胃の下部から小腸の間がガンで管が詰まっている状態です。高齢のため外科手術はしない予定ですが、胃の元気な部分と小腸をつなぐ手術を行い、食事ができるようにする予定です。
- 母はすい臓にもガンがかかっており、肩の痛みや手のしびれもガンの影響です。現在の診断では余命は3-6ヵ月とされています。
- 放射線や抗がん剤は効果がないため行われませんが、手術後に放射線治療が行われ、肩の痛みを和らげる予定です。
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1胃の下部から小腸の間で閉塞しているのだとすれば、このままでは吐きっぱなしになるので、胃と小腸をつなぐ手術(バイパス手術)をするのは妥当でしょう。高齢者でもそれほど負担のない手術であり(昭和天皇も十二指腸乳頭部腫瘍でほぼ同じ状況でしたが、バイパス手術で一時的に少しよくなっています)、とりあえず食事がとれるようになるだけでも、QOLの点では有効と思います。 2高カロリー輸液などで栄養状態を上げることくらいですが、膵臓にもかかっていると糖尿病の心配もあり、難しいかも知れません。 3高齢かつ転移もあるので、抗がん剤の治療は困難と思われます。免疫療法や(玉石混交の)代替療法でも、はっきり進行を抑えられると証明されているものはないようです。 4痛みが強ければモルヒネは使うべきでしょうし、また癌の骨転移が痛みの原因であるなら、放射線療法もあれば、骨転移に有効なビスフォスフォネートという薬剤もあります。 5放射線療法は局所の病変の制御には有効です。肺転移もあるなら、放射線療法を行なっても全身状態の改善や生命予後の改善は期待できません。しかし4でも述べたように骨転移による痛みに対しては効果が期待され、全身への負担はほとんどありません。QOLの点から検討してよいと思われます。
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- mimisukedai
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初めまして。私も医師でなく、また緩和ケア病棟などで働いたことがないので、 あまりお役に立てないことを重々承知で書かせて頂きます。 もしかしたら、知識不足、経験不足で返って質問者様の心を乱してしまうかもしれませんが、 この後もきっともっと専門知識をお持ちの方が回答してくれるのでは、と願いつつ・・・。 まず、高齢者の癌は、若い方の癌よりは進行が遅いそうです。 放射線治療や抗ガン剤は、身体への影響が大きく(副作用)、放射線や抗ガン剤で癌の進行を食い止めるよりも、お母様の年齢的なこと体力的なことから、外科手術の方が比較するとリスクが低い、という医師の判断ではないかと思うのです。 本当に、放射線治療や抗がん剤治療は費用も高い上に、身体全体がボロボロになってしまう、とても可哀そうで見ていられなかった、と、こういった病院で勤めていた方は言ってました。 術後の経過を良くする方法は、正しくは、術前から血液検査などで栄養状態を見つつ、万全の状態で手術に臨めることが一番だと思うのですが、やはり少しでも不安な気持ちを軽減できるように、医療スタッフも勿論ですが、やはりご家族が力になることが大切だと思います。(でも、ご家族も、本当に不安なんですよね。) 痛みを和らげるのには痛み止めを使いますが(場合によってはモルヒネなどの麻薬を使うのかな、と思います。)、やはり、痛みを我慢せずに、痛みを伝えられるように、周りが気遣う必要があると思います。 不安な気持ちがいっぱいだと、痛みもより一層強くなると思いますし、術後の経過にも影響すると言われています。 大切なお母様の病状や、手術を控えていることを考えると、質問者様のお気持ちは、どんなに不安で、 心細いことかと思います。 働く方にとっては、やはりご家族が悩んだり迷っていることを打ち明けて下さったり、また、お母様のことについて、語っていただいた方が、より良いケアについて考えを深められるように思います。 曖昧な回答になってしまったこと心よりお詫び申し上げます。
お礼
お気持ちは充分伝わりました。 ありがとうございました。
- Hohenheim
- ベストアンサー率18% (43/237)
医師でなければ分かりません。
お礼
分かりやすい説明をありがとうございました。 放射線プラス骨転移に有効なビスフォスフォネートという薬剤を主治医と相談したいと思います。