- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:グレード2のグリオーマの治療方法)
グレード2のグリオーマの治療方法
このQ&Aのポイント
- グレード2のグリオーマの治療方法について悩んでいます。MRIでの経過観察を行っていましたが、発作が頻発し、画像上の増加傾向もみられます。
- グリオーマのグレード2であれば、覚醒下手術で80%切除を目指すか、生検の後化学療法を行うかの選択があります。
- しかし、オリゴ系ではないグリオーマのグレード2の場合、切除が困難であり、放射線治療や化学療法の効果も明確ではありません。セカンドオピニオンも受けたが、迷っています。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確かにグレード2のグリオーマに対する確立された治療プロトコールはありませんから、どの方法が正しい、というのはありません。質問の文章を読んだ限り質問者さんの疾患に対する理解は問題無いように思いますので、あとは自分が最も信頼できる医師のもとで治療を受けられるのが良いと思いました。 ここから後は個人的な見解です。 確かに過去の報告上統計学的には腫瘍の摘出率は生存率に影響しないようですが、その後の化学療法や放射線療法(特に放射線)は腫瘍細胞数が小さいほど効果がありますので、手術によって症状を増悪させない限りにおいては、出来るだけ腫瘍は摘出しておいた方が良いと私は思います。したがって、MEPやSEPなどの術中電気生理学的モニタリング(質問者さんのかかっている病院では覚醒下手術?)をきちんと行いながら可能な限りの摘出を行い、病理診断結果を見て化学療法や放射線治療を検討されるのが良いと思います。放射線治療についても、現在は従来の照射以外にもガンマナイフやサイバーナイフなどの定位的放射線治療もありますから、残存腫瘍に対して選択的に照射を行うことも可能です。 もしも病理組織で腫瘍がおとなしい性質のものであると分かったならば、化学療法や放射線治療をまずは行わず、今後の再発に備えてとっておくという方法でも良いと思いました。 いずれにしても、主治医の先生とよく話し合って納得のいく治療が受けられると良いですね。
お礼
回答ありがとうございました。内容から補足とお礼をわけさせていただきました。大変わかりやすい内容でとても助かりました。
補足
私のかかっている病院は覚醒下がおこなえないので、手術を選ぶと多少距離があるところになってしまう上に、そこはたぶん患者さんとむきあうタイプの病院というより、技術をがんがんに磨きをかけていくタイプのようです。そういったことが自分自身の選択にかなり影響している面が否めません。科学的にどの道正しい道がないなら、今の病院の方が気心がしれているところの方がいいかな、という気持です。術中電気生理学的モニタリングでは覚醒下よりも障害が残りやすいとのことで主治医の病院では生検→テモダールをすすめられている、という感じです。