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勲章を辞退した著名人
勲章を辞退した著名人 勲章は、もらった人より断った人の方が数段魅力的だと思っていますが、勲章を辞退した人とその理由を教えてください。 伊東正義氏、前川春雄氏(元日銀総裁)、中山素平氏、石田禮助氏らを思い出しましたので、その他の方々を教えてください。 沢村貞子さんは「戦争中に亡くなった俳優を差し置いてもらうことはできない」と、文化勲章を辞退されたように覚えています。
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それまであまり注目されない職種で素晴らしい功績を上げ、 「その職種の将来のために」あえて賞を受けた人がいます。 日本のウイスキーの父、竹鶴政孝氏です。 伝記によると、彼は1970年に勲三等瑞宝章を受章しましたが、 それまで打診を受けていた勲四等を幾度も辞退し続けていたとあります。 (今後、ウイスキー製造者の評価が最高でも勲四等になってしまうため) 一生をウイスキーに捧げたこの人の行動に私的な名誉欲はありますまい。 勲章をもらう人より断る人のほうが魅力的とは、一概には言えないものです。
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- Diogenesis
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「戦争中に亡くなった俳優を差し置いてもらうことはできない」との理由で 文化勲章を辞退したのは杉村春子ではありませんか? ほかにも文化勲章を辞退した人は何人かいますね。 ■河井寛次郎(陶芸家) 名利を求めない姿勢を貫いて辞退。作品に銘を入れないことで知られた人で, 人間国宝や芸術院会員への推薦も同様に辞退している。 ■熊谷守一(洋画家) 「これ以上人が来てくれては困る」(!)との理由で辞退。 その後,勲三等叙勲の話もあったが,やはり辞退。 ■大江健三郎(小説家) ノーベル文学賞の受賞後,慣例により文化勲章の授与が決定されたが, 「民主主義にまさる権威と価値観を認めない」と文化勲章そのものを否定して受賞を拒否。 フランス文学畑の先輩で,影響を受けた小説家大岡昇平が,かつて 「俘虜になったという汚点のある人間が陛下の前に出ることは恥ずかしくて耐えられない」 との理由で芸術院会員推挙を辞退したことを意識した行動とも言われています。
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ご回答ありがとうございます。 ご指摘のとおり杉村春子さんでした。
お礼
「勲章をもらう人より断る人のほうが魅力的とは、一概には言えないものです。」 なるほど、こんな人もいらっしゃるのですね。 ご教示ありがとうございました。