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PENTAX K-7を購入しました。PENTAX Digital Camera Utilityの使い方とRAW画像の保存について
- PENTAX K-7を購入しました(デジタルカメラははじめてです)。付属にPENTAX Digital Camera Utilityなるソフトが付いていて、これでRAWで保存した画像を現像処理できるようです。
- RAWで保存した画像をこのソフトで開き、そのままTIFF形式で再度保存して、いままで使っていたPHOT SHOPで画像処理しています。この付属ソフトでRAW画像を保存するとき、JPEGとTIFF形式での保存ができるようなのですが、その際TIFFの場合は8bitか16bitかの選択があります。
- 8bitと16bitでは画像保存としてはどのような違いがあるのでしょうか。画像保存の状態および保存後の画像処理という点での違いについても、どなたかよくご存知の方、おしえてください。
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まず、ディスプレイに表示可能なのは8bitです。 (各ピクセルのRGBがそれぞれ2の8乗=256階調) 16bitというのはデータとしては存在するが、 表示には反映されない面もある、ということになります(余裕データ)。 つまり、ディスプレイに依存する以上は、 最終的には8bitの出力画像を得ることが目的となります。 ちなみにK-7のRAWは12bitです。これを16bitのTIFFにする場合は、 内容としては16bit分のデータはないにしても、 8bitよりはデータが多いということになります。 ここで、8bit画像を加工して明るくしたりする場合を考えます。 簡単に言えば、暗い部分をなくして、 明るい部分を広げる形で画像を形成します。 例えば暗い方の4bit分をなくして 明るい方の4bitを伸ばして8bit画像をつくるわけです。 すると、うまく補完されなくて グラデーションが不自然になることもあります。 これが仮にもともと16bitあるとしたら、 暗い方の8bit分をなくして 残りの8bitでそのまま画像をつくることが可能となります。 つまり、まだ編集の余地があるのであれば16bitのTIFFにしておくのがよい。 編集の余地がなければ8bitで構わないということです。 なお、TIFFは非圧縮ですが、JPEGは圧縮されているという違いもあります。 JPEGも低圧縮であれば、ほとんど劣化はなく、データを小さくできます。 つまり、編集の余地がなければ8bitのJPEGでよいということです。 おおもとのRAWデータが存在しているのですから、 基本的にはそれを残して、付属ソフトで編集し、 編集後のデータは低圧縮のJPEG(8bit)にしておけば問題ないかと思います。 編集は、明るさや色合いなどは付属ソフトでするのがよいです。 特に、色合い(ホワイトバランス)は無劣化で変更できます。 これは元のRAWデータには色合いのデータはなく、 撮影時のパラメータを使ってソフトによる現像時に 色合いを設定しているだけだからです。 Photoshopの場合は、TIFFからの編集でも、色合いを変えると画質が劣化します。 Photoshopでの加工は、電柱や電線の除去など単なる現像以外の作業にするとよく、 そのデータの引き渡し用に16bitTIFFを使うのはアリでしょう。 なお、付属ソフトでの作業結果を変えたい場合は、 また元のRAWファイルから編集すればOKです。 現像時のパラメータが残っているので修正すれば使えます。
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- WillDesignWorks
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グラデーションのステップ数の違いです。白から黒までの濃度を8bitで表すのと16bitで表すのとでは、16bitの方がはるかに細かいステップで表せますから、明るさ補正や色の強調をしたときにヒストグラムがクシの歯状に欠けてしまう(滑らかな階調が失われ画質が劣化する)のを軽減できます。 一度実験してみてください。(極端にコントラストを強調するとわかりやすい) RGB各プレーンが8bitであれば256階調の三乗ですから約1600万の色を扱えます。 16bitなら2.8×10の14乗という膨大な色を扱えます。(どちらも色の再現幅は同じですが)
お礼
ご回答ありがとうございました。
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