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文系学生が理系に進める?
文系学生が理系に進める? 明らかに文系の高校生ですが、数学が好きです。 大学で理系に進みたいと思っているのですが、先生に聞くと、理系か文系かは才能もないとダメだと 言われました。 今勉強しているのは数Iですが、数IIIまで行くとかなり難しいと聞きます。 私は2年後に大学受験を考えています。 文系で、理系の大学に進まれた方はいますか? 文系の学生が、理系に進むことはできるのでしょうか? 教えてください。
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早い段階で気づいてよかったですね。 昔、私は高校2年であなたと同じ状況になり、「高学歴」をとるか「好きなこと、得意なこと」をとるか、 選択を迫られました。 私の場合、「高学歴」をとり、文系で名前の知れている大学に進学しました。 結果、学歴コンプレックスは解消されました。 しかし、仕事が合わず、職を転々としている典型的なダメ人間になってしまいました。 普通は、好きなことや得意なことや生まれ持った才能を 伸ばす努力ができる大学に行ったほうがいいと皆さんおすすめすると思います。 もちろん、私もおすすめします。 受験がうまくいきそうにないということをおっしゃっていますが、それならそれなりの方法があります。 学力が足らず、行きたい大学に入れないのならば、入学が簡単なのに就職に有利な大学や、入ってから高学歴者に対抗できるような技術を身に付けさせてくれる大学に入るという方法があります。 そこに入って、「受験は負けたが人生は逆転ホームランを打ってやった。」というのを狙うのもいいと思います。 私の場合は、それでかなりの人に破れ、ぼろぼろになったクチです。 好きではない分野や、才能のない分野で必死にがんばって高学歴だけを手に入れ、 就職を有利にして社会人になるのは邪道です。社会に出てあまり通用しません。 正攻法は、得意なこと、好きなことを伸ばすことです。 動機はとても重要です。もし、動機にずれがあれば、努力すればした分だけ損をします。 「好きだ」「得意だ」はいい動機だと思います。 「とにかく見栄を張りたい」というのは極めて人間的で、よくも悪くもないのですが、何かを目指す過程においてそれは、悪い動機だと敢えて言い切って差し上げましょう。 「狙い」や方向性が正確でないと、たとえ高学歴になったとしても、不利になることが多々あります。 例えば、「中国語」に狙いを絞ったとします。 私の入った大学はそれなりに名前の知れている大学ですが、語学に関して言えば、偏差値40代の 大学に負けていたということを何度も目にしたことがあります。 2年間、中国の有名なスター大学講師から授業を受けて、1年間中国に留学するのを必須とするような大学があるとします。 その差は普通の大学に比べて歴然です。 その大学に行った人は中国語を普通にしゃべっていました。偏差値は低い大学です。 私の大学の場合、漫然と過していたのでは、その部分では圧倒的に負けてしまう大学でした。そんなにがんばる気がないのなら、偏差値の高い大学にわざわざ行かない方がいい可能性もあるということです。 一番いいのは、狙いも正確でいい大学に入ることです。 私の大学の場合、中国語は5年生になるのを覚悟して、中国に留学するという選択を行うしかありませんでしたが、目的意識を持って大学に入ってきた人は、北京大学などに奨学金で留学していました。そういう人が本物の高学歴者だと思います。 まだ、やりたいことなどが見つからないとか、絞れていない場合、方向性だけは誤らない方がいいでしょう。 文系、理系がその方向性というものです。 ただ単に高学歴になったとしても、大学であまり努力しない人を多く見てきました。大学に入ってから努力して見ると意外にいい人生を送れる可能性は高いかも知れません。 「学歴」も大事。でもそれ以上に大事なものがあると思います。そこを見誤ると火傷します。 今でも私は職を転々としています。 若いあなたには同じ過ちを犯してほしくないと思います。 まとまりがなくて、長文失礼しました。参考になれば幸いです。
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大学の教員です。 高校で「文系コース」「理系コース」のように分かれている場合、「文系コース」に所属しながら理系の受験科目で高得点を取ることは大変難しいです。そうではなく、ただ単に質問者さんが理系科目より文系科目の方が得意だというだけなら、まずは「数学 II」の微分・積分の章をじっくり読んでみて下さい。数学の先生に質問しながらでも構いません。 非常に大雑把な判断ですが、微分・積分について原理が何となく分かった、と言えるなら理系の大学に進める可能性があると思います。「数学 II」→「物理」→「化学」の順に学ぶことを勧めます (「数学 III」はいつでも構いません)。微分・積分についてちっとも分からなかったら、理系の大学を受験することは厳しいかと思います。合格しても、入学後が大変です。
- HANANOKEIJ
- ベストアンサー率32% (578/1805)
数学の数学基礎論という分野は、哲学のようです。大学の数学の最初に、実数の連続について、くわしく学ぶことがあります。実数論とか、実数の連続性といいます。岩波書店「解析概論」第1章基礎的な概念、最初の34ページを読んでみて下さい。哲学の議論と変わりません。 集合論も、無限を数えたり、哲学的です。 位相数学(位相空間論)も、抽象的、哲学的です。 ユークリッドの「幾何学原論」、この本も論理学の本といっても、間違いではありません。 そもそも、証明の必要性を発見して、定義、公理、定理、証明と体系的に学問を記述したのは、古代ギリシャの幾何学(数学)で、公理主義とよばれます。 中学の図形の証明は、ほとんどユークリッドの原論にでています。ターレスが発見した、二等辺三角形の底角は等しい、という定理の証明も学習しました。三平方の定理(ピタゴラスの定理)、これは偉大な定理です。先々、いろんなところにでてきます。 思い切って、理系に進んでください。 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/index.html 大いにお励みください。
- nazunazu
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自分を文系の生徒だとおっしゃるのは、高校で文系クラスに所属しているということでしょうか?まだ高校1年生なら理系に転向しても十分間に合うと思いますが。それとも例えば理屈が苦手といった性格から文系向きと思ったことによるのでしょうか。であれば気にせず好きな方を選択すればいいと思います。 ちなみに経済学などは文系だけど数学を多用します。文系だけど数学もどんどんやりたいという人はそういう道を探すのもありです。
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
理系の人が文系に替わる“文転”より、文系の人が理系に替わる“理転”のほうが、困難な場合が多いです。 もちろん文転や理転をする人は少ないですけどね。 理系でも国立などの公立系はセンターで英語、国語、社会を要求されることが多く、特に英語や国語ができるとかなり受験が有利になります。 文系科目はひとつの武器として活躍ができるでしょう。 ただ好きなのが数学だけで、理科が苦手なのであれば、文系に進み、数学をセンターの武器として使うこともできます。 どちらも一長一短なんで、文理を選択するまで、焦らずゆっくり考えることです。
- Turbo415
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いろいろな考え方があると思いますが。 「明らかに文系」と言っている根拠は何でしょう?いままだ高校一年ですよね。でしたら、まだまだ可能性はあると思いますよ。数学が好きなんですよねでしたら、理系を目指してもいい気はします。 ただ、理系となると、数学と理科の成績が物を言います。高校受験の時に5教科の点数バランスはどうだったのでしょうか。あまり極端に理系科目が悪いようならかなり苦労すると思います。 また、数学は好きだけど他の理科系(化学や物理、生物など)が嫌いというならかなりきついです。 でも、上にも書いたように諦めるのは早い時期ですので、まずは理系の勉強をしっかりやって点数を稼げるようになるとか理系の勉強が好きになるようなら目指せばいいと思います。 ただ、すでに学校で文系コースみたいな選択になってしまっているようだと、先生とよく相談する必要が出てきますが。