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財形持家融資と年金住宅融資の意味
公的融資には、財形持家融資と年金住宅融資というものがあるそうですが、意味をわかりやすく教えてください。
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財形持家融資 勤労者が自分の勤務する会社を通じて銀行に「財形住宅貯蓄」を行っている場合に受けられます。 (会社にこの制度があることが要件です) 概要は以下のURLをご参照下さい。 http://www.ehdo.go.jp/gyomu/e-2.html 融資を受けには、会社から受ける転貸融資(退職時には一括返還必要)と、住宅金融公庫経由の2つがあります。 住宅金融公庫経由にすると5年毎の利率見直しが行われる変動金利として選択できます。 公庫の従来の住宅融資と併用できます。 年金住宅融資 国民年金又は厚生年金加入者(3年以上加入していること)が受けられます。 受けられる金額は厚生年金加入者の方が大きいです。 概要はこちらを見て下さい。 http://www.moneyjoho.co.jp/house/tsubo/tsubo03.htm 国民年金加入者は公庫経由で借りることが出来ます。 厚生年金加入者は協会転貸融資か公庫経由のどちらかが選択できます。 しかし、会社に転貸融資制度がある場合は会社経由しか選べません。 今の会社に返済完了まで勤務すると心に決めていれば会社経由の転貸融資でもよいのですが(この場合大抵会社独自の援助を行っています)、会社に縛られることにデメリットを感じる場合は使いにくい制度とも言えます。 ですから、 ・公庫+年金住宅融資 (自営業など国民年金加入者) ・公庫+財形持家融資 (会社で財形住宅貯蓄がある人) が良く行われる方法です。 財形持家融資で、転職する可能性を考えている、あるいは会社に縛られたくないというひとは住宅金融公庫経由で申し込むし、会社からの金利補助などが魅力であれば転貸融資を利用するということもあります。
お礼
とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。