こんにちわ、再びjixyoji-ですσ(^^)。
●USENで気になるところがあるのですが、初期費用(工事費)が高いということと、IP電話サービスについてはNTTの方がいいのかなということがあります。
「B-FLETS 料金」
http://flets.com/opt/s_fee.html
hiko758さんがおっしゃっている初期費用に関しては「BROAD-GATE 02」\50,000-に対し「B-FLETS」\27,100-という比較でしょうか?現在NTTに関しては7月31日までの申し込みであれば工事費用は\27,100-からさらに半額になるので初期工事費に関してはNTTに分があります。
ただ月額利用料金を考えるとプロバイダーと回線がセットの「BROAD-GATE 02」が有利ですし,B-FLETSはプロバイダー契約が別途なのとビジネスタイプ,ベーシックタイプ,ニューファミリータイプ共に契約できるPCの台数が制限されています(BROAD-GATE 02は制限なし)。
ただIP電話に関してはNTTが有利云々は関係ありません。NTTは既存の電話網を持っているからIP電話もNTTが有利という単純な構図ではありません。IP電話は既存の電話とは技術が違うのでこれに関しては既存の電話網で利益をあげているNTT側が不利になります。格安のIP電話サービスにNTTが参入するとなると自前の電話サービスの収入が激減し収益構造が崩壊するからです。
しかしYahoo!BBの【BB Phone】を初めとするIP電話の急激な浸透で,黙っていてはIP電話サービスに顧客を奪われる結果になるのを危惧し,NTTも自分の身を削ってまでIP電話サービスに参入せざるを得なくなっているので極めてNTTは窮地に追いやられています。
有線ブロードネットワークスも下記IP電話サービスを開始しています。
「GATE CALL」
http://ftth.gate01.com/corporate/service/gatecall/gatecall.html
●あとはNTTの方が知名度があるというか、名前があるということが気になります。将来的なことを考えるとどうでしょうか。
NTTの方が知名度がある=だからNTTは良いサービスをしている,というのはあまりに安易な発想ですね( ;^^)ヘ..。NTTは下手をすると消滅するぐらいまで追い込まれる可能性があります。要因は下記に列挙していきます。
・排他的独占事業で通信事業を行ってきたが規制緩和推進政策で同業他社が参入する事で競争が発生。最も損をするのは独占事業を行っていた会社である事。
・1985年の民営化以前までは【電電公社】というお役所であり2003年の現在約40歳以上の人間はほとんど基御役人であり,古い体質の企業で中間管理職以上は未だに【親方日の丸】で利益を追求する民間的発想でなく利益を追求しない【お役所】的である事。
・【親方日の丸】的発想のせいか【ADSLはWindows XP専用です】というADSLサービスを提供する会社にあるまじき虚言癖をもった社員を雇っている事。下記過去ログ参照。
「NTT局窓口でフレッツADSLはWINDOWS-XPでなければいけないと言われました」
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=559941
・民間企業であるにもかかわらず未だに財務省(旧大蔵省)がNTT株を約50%以上もち(つまり国民の税金),民間企業とは名ばかりの【半民半官】のお役所であり,【NTT法】という法律で民間企業が守られているという何ともインチキな状況で旧態依然の体質である事。
・NTT労組は日本でも最大級の労働組合であり秒進分歩で進化するIT業界で,経営者サイドと賃金の交渉など古きよき時代の行動を取る事で新規事業者のスピードにまるでついていけない事。
・NTTが数兆円も投資し総力を挙げて取り組んできた【日本全国光ファイバー化】構想もADSLの登場で一気に頓挫し,今年3月末で約100万回線を見込んでいたFTTH(光ファイバー)契約者数がNTT東西あわせたったの約20万回線と大誤算となった事。
・相次ぐADSL&FTTH(光ファイバー)事業者の参入で競争が激化し月額料金が限界を遥かに超えた値下げ競争で,NTTグループの社員数約10万人もいる中最も人件費がかかり赤字垂れ流しの状態が続いている事。
・今年7月にも各ADSL事業者が下り24Mbpsオーバーサービスを開始する為,FTTH(光ファイバー)の速度面での優位性がさらに弱まりデフレ経済の中消費者は安さを求めるので,FTTH(光ファイバー)よりもADSLの方が魅力が高まり益々何兆円も投資して施設した光ファイバー網の回収計画が水泡に帰す事。
・固定電話の収益構造が垂直降下で激減する中ADSLの登場による【日本全国光ファイバー化】構想が頓挫した今,それに立ち代るビジネスモデルがまるで見えず単なるリストラで帳簿面でのキャッシュフローが増えているだけである事。
・NTTグループ全体の収益で約8割以上の利益をDoCoMoだけであげており極端に利益構造が傾きすぎているものの,DoCoMoもじりじりとシェアを同業他社の学割や第3世代形態のシェアトップのau,カメラ付携帯のJ-PHONE,基本料金をそのまま無料の通話料金にするなど激安通話料のTU-KAに差を詰められDoCoMoがこけると総崩れになる可能性が極めて高い事。
以上の観点から私は有線ブロードネットワークスをお奨めします。昨今sonyと業務提携しベンチャーで最大の欠点である資本力に道筋が見えたのでスピーディーに状況に対応できるベンチャー企業の方がNTTのような大企業病に陥っている会社より遥かにベターだと思います。
それではよりよいネット環境をm(._.)m。
お礼
遅くなりまして申し訳ありません。 結局、有線に決めました。 ありがとうございました。