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猫エイズの猫の看病についての相談
- 知り合いの猫が猫エイズで苦しんでいるため、治療方法や食事についてのアドバイスを求めています。
- 獣医からは抗がん剤や代替療法の効果がないと言われ、治療法に悩んでいます。
- 猫の口の中でガリガリ音がすることや食欲の低下についても質問しています。
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はじめまして. 結構深刻な状態のようですね. 私も仕事上(獣医なもので)たくさんのリンパ腫のネコを 診察致しますが,あくまでも完治はしない病気であることを ご理解して下さいね. 胸腺型リンパ腫とのことだとどうしても胸腔内に腫瘍が広がり また,胸水も貯留するので呼吸困難が悪化しますよね. 苦しければ食餌もとらなくなるし,食べても嘔吐するようになっちゃいますよね. 確かに抗癌剤やホメオパシーなどを試すのも良いことだとは思いますが 完治ではなくあくまでも延命です. 何れ効かなくなり、また同じ思いをすることになるでしょう. ただ少しでも長く一緒にいたいという飼い主さんの気持ちも理解できます. 抗癌剤は一時は劇的に効果がある場合が多いですが, 中には効果が少なく,治療の甲斐無く亡くなってしまう子もいます. 色々試すにもその猫に体力がどの程度残っているのでしょうか? 試すと言うことは,体に無理をさせることになるので, かえって体力を奪うことにもなるだろうし,その結果 マイナスの効果が強く出る可能性もあります. セカンドオピニオンも良いですが,掛かり付けの獣医さんが もう無理...との診断を下しているのなら,あまり意味がないかも... リンパ腫はかなり治療法が確立している病気なので よっぽどお馬鹿な獣医さんでもない限り,診断を誤る事もないでしょう. 可哀想かも知れませんが,今は終末医療のペインコントロールや 心の準備をした方がいい時期かも知れません. 食餌は病院でヒルズのa/dというペースト状の缶詰があるのですが お試しになられましたか? 比較的嗜好性も良く,流動的なので投与もしやすいと思いますが.... 床ずれ防止はひたすら柔らかいところに置いてあげたり, 体位変換をしてマッサージするしかないでしょう. 手間暇が掛かりますがそれしかないですよね... 大変な状況ですが,頑張って下さいと,お伝え下さい.
お礼
ご回答、知り合いに伝えました。 >a/dというペースト状の缶詰 これはすでに使っているようです。ホメオパシーなどあらゆる治療をほどこしているようですが…。しかし猫自身が苦しいのであれば延命措置などせず、安楽死の方がよいかもしれませんがいかんせん気持ちをきくことができない生き物相手ですので難しいです。 猫は飼い主の前では苦しくとも元気なふりをするのだとききました。猫自身にもそうような意思があるのなら本当は苦しくても生きたいというのが本望かも知れず、しかし言葉をもたない猫にきくことができず、本当に第三者の私も苦しいです。 >ただ少しでも長く一緒にいたいという飼い主さんの気持ちも理解できます. 私も理解できますし、仕事を休んでまで懸命に看護している気持ちを考えると複雑ですが、望まない延命措置は飼い主の自己満足であるかもしれないのです。ワクチンなどを打って(この方はわかりませんが)日ごろから健康に気をつけていればエイズにはならなかったかもしれません。臨終の場になって四苦八苦しているのであれば本当にかわいがっているとはいえませんよね。確かに愛するペットを看取るというのはつらいものです。ですがやはり猫自信の気持ちや獣医さんの診断や判断などを聞き入れ、現実を直視し、悲しみや辛さと向き合う勇気の方が必要なのではないかとこの件に関しては思います。 私も先日も老猫を加齢による腎臓関係の病や癌で2匹続けざまになくしました。1匹は入院したその夜に亡くなりました。入院がストレスになったのかなと考えます。自宅で逝かせてあげたかったのですが…。 ご丁寧なご回答ありがとうございました。