年老いた人の心理について

質問

よく、お年寄りが、「家族が冷たい」とか言って、赤の他人に優しくされて詐欺にあうこととか、あるようですが。以前は私も父にすごく感情移入して、父の言動に一喜一憂していました。でも、万が一父が痴呆になったとき、自分の心のバランスが、こういう考えでいると、恐ろしいことになる、と思い、少し、距離を置いて（この表現が合ってるかわかりませんが）接しようと試みました。すると、すぐ父にばれて、「冷たい」とか、「自分のことしか考えてない」とか、遠回しに言われるようになってしまいました。（これは、お年寄り特有の、「わがまま」というやつかな？とも思いましたが。）自分の精神バランスを保つために、且つ、年老いた親に悲しい、寂しい思いをなるべくさせないですむ方法ってあるのでしょうか？よろしくお願いします。（母は亡くなっています。）

回答No.1

damoi-39 · ベストアンサー

simaneさんも６５～７０歳を過ぎた頃に年寄りの立場が理解出来るようになります。でもｓｉｍａｎｅさんは偉いです。こうして年寄りの立場を理解しようとしている。

私は思います。年寄りでなくても，厄介者扱いにされると自分の何処がいけないのだろう？ってね。まして，自分の立場や力で何も出来なくなった現在やりきれなくなってしまうのです。

嫌な思いをさせたくない方法は年寄りの立場になって，気のついた事をして上げるのです。特別な事はしなくていいです。

私は７５歳ですが，カラオケ・書道・絵画を楽しんでいます。ｓｉｍａｎｅさんが年寄りに尋ねてみて，探して来て勧めてください。

お礼

私は、そんな優しい人間ではないので、お年寄り一般の方の立場を理解しようとしてるわけではないんですが・・・。でも、ありがとうございます、偉いなんて、言って頂いて。考えてもみませんでした、自分の立場や力で何もできなくなったときの、やりきれなさなんて。あまり私が立派になって、安心させればいいというわけでもないんですね。想像力が足りないので、その人の立場になって考える、ということは、私には、難しいことなのですが、頑張ってみます。気のついた事をしてあげる、特別な事はしなくていい、これが重要なんですね。お年寄りの感じる無力感なんて、回答者様に教えて頂くまで、全然わかりませんでした。大切なことを教えて頂いて、ありがとうございました。

回答No.3

mama4615

はじめまして　二児の母です。
正直、、、年老いた親に悲しい、寂しい思いをなるべくさせない方法って　無いです。
貴方のお父様が　現役時代にされていた仕事、、、それを今度は貴方世代や私達世代が　続けなくてはならないでしょ？
だから　寂しい思いは　どうしてもさせてしまうのです。
だけど　声を掛ける事は可能ですよ。

私自身も　4年前実母を亡くしてます。
今は　64歳の父がいます。
でも　私にも娘達がいますし、夫もいます。
父だけに時間を費やす事は不可能です。
朝は挨拶、同居をしているので　私のパート時間の確認、昼食の事、夕食の事、等を話してから出かけます。
大げさですが　私の睡眠時間や自由時間を削れば、父に玄関掃除を頼む事も無いです、が、、父も家族の役に立っていると言う自信を持って貰いたいので　あえて頼んでます。
自分なり　で良いのです。　玄関掃除も　父なりで充分です。

まだ私は36歳なので　年老いた考えは想像でしか出来ませんが、
多分、昨日出来た事が今日は上手にできない　等の苛立等はあると思います。
気は若いつもりだけど　手足は違う。
貴方にとって　お父様の不足な部分があったとしても　それを責めなければ良いのではないかな？
って未熟ながら思います。

お礼

あの、今まで私を過大評価して頂いた皆さんを失望させると思いますが、私は、現在、無職で、未婚なのです。だから、回答者様のように、自分の家庭をもっていたら、こういう質問はしていなかったかもしれないです。父は７９歳なのですが、今も我が家の君主のように、威厳をもっています。（質問に書いたように、母の死後は、気弱になることもありますが）仕事は、学校の先生をしていたので、今も、人の相談にのることは好きだし、知識を得ることへの探究心（この表現でいいのかわかりませんが）は、ある方だと思います。父が、衰えても、責めたりしないで、優しくしてあげられる自分になれるように努力していこうと思います。皆さん、ありがとうございました。

回答No.2

tamago5555

一般的にお年寄りが、家族が自分に冷たいと感じる、という事実が実際の社会にあると私は思います。家族だけでなく、社会全体が高齢者に冷たいのだと感じます。便利・迅速・正確を至上主義とし、その猛スピードについていかれない高齢者はゆとりをもって暮らすことが難しくなります。そうなったら誰だって、ぽつんと置いてけぼりになったような寂しさを感じるのではないでしょうか。なので、日本の社会における高齢者の寂しさは、単なるわがままではないと私は思います。

お父様が今後もし認知症（今は痴呆という言葉は使わないようです）になられた場合に備えて、ご自分がそのときに動揺せずしっかりしていられるように今のうちから距離をとろうとなさった気持ちはわかります。お父様の存在が大きければ大きいほど、そういう際にはショックですものね。
一般的に、親が認知症になった場合、その子どもはなかなかその事実を受け入れることができません。認知症にならずとも、親の老化は受け入れ難いものなのです。高齢になれば、忘れっぽくなったり、同じことを何度も言ったり、簡単なことができなくなったりします。それがわかっていても、自分の親がした場合、そういうことに無性に腹が立つわけです。受け入れられないからです。

誰でも毎年ひとつずつ年をとり、生き続ければ誰でも高齢者になります。貴方の「親に悲しい、寂しい思いをなるべくさせない」ようにしたいと願う気持ちはすばらしいです。是非お父様を大切に、仲良くすごしてください。刺激が少なく、必要とされず、寂しいと感じているお年寄りほど、認知症になりやすい、と言いますし。。。だいたいお父様が将来、認知症になるかどうかだって、わからないじゃないですか。仮にもしもそうなったら、そのとき動揺したっていいじゃないですか。大切なのは前もって距離をとることでなく、今を大切に、そしてだんだん老いてゆく親をあたたかく見守れる自分になることではないかと、思います。

質問を読んで、とってもやさしい方だなーと感動したので寄りました。
お父様にたくさん親孝行してあげてください。
長文失礼しました。

お礼

知識が少なくて、失礼しました。「痴呆」ではなく、「認知症」なのですね。父の老化を目の当たりにしても、私は腹は立たないと思います。ただ、すごく不安になります。自分は父に精神的にすごく依存しているので、自分の世界を持てば、自然に父を優しく見守れるようになるのでは、と思ったりします。その方法を探すのに必死になっていたので、父にばれたのかなと思います。皆さんに、なんだか良く評価して頂いて、自分は「そうなのかな～？」と、不思議な気持ちです。色々な知識や、事例、意見を書いて頂いて、ありがとうございました。