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書道師範10段を取得していますが。。。
去年、12年間習っていた財団法人の書道教室で師範10段を取得し、半年前に引退しました。 しかし、心配していることがあります。 高校の書道の時間に先生に、「あなたの書いている字は書写(習字)であって、書道ではない」と強い口調でダメ出しをされたことがあります。 たしかに、私が習っていた教室では、先生や所定の手本をよく見て、それを忠実に書けているか、書き順が合っているかというような試験であったし、楷書と行書以外習ったことがありません。 長い間習ってきた経験を無駄にしたくないし、 書道について見聞を広めていきたいです。 今後どのようなことをすれば良いでしょうか? 何も分からない状態で、どこから始めて良いのかわからず、非常に困っています。 将来習字の指導もできるようになりたいので、それを踏まえて アドバイスよろしくお願いいたします。
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- w-spiegel
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書道十段師範とのことですが、高校生になったときに一度成人向けの段位に引き戻されているなら本物です。普通子供向けの段に師範を冠することはあまり考えにくいようにも思います。 下の回答を見ていると質問者様の真意に反する道に誘導される恐れがあると思うので老婆心ながらアドバイスしておきます。 しかるべき先生を選んで書道を続けるなら、それなりのしがらみが生じます。毎月の月謝と時間の拘束はもちろんのこと、先生の出品した展覧会のチケットを売りさばかされたり、いつかご自身の作品を展覧会に入選させていただくため、あるいは雅号をもらうために多額の(10万単位)のお金を先生から要求されることもあります。念願の書道教室で子供を教えようとする場合、所属する会の名前を使わせてもらうために毎月上納金を納めなければならないことがほとんどです。 こうなったときに質問者様は本当に書道を楽しめる状態でいられるでしょうか。 またそのときは質問者様もこの連綿と続く集金システムの一部に取り込まれることになります。 もちろんいい先生についたほうが上達は早いです。でもそれによって生じるリスクに対する心構えをしておくのも必要です。私はめんどくさいので書店等でいろいろお手本を買って自由に書きたいときに書いています。基礎の運筆ができている質問者様ならそこから先は自分ひとりでもある程度上達できます。 最近はお手本.コムなど単品の実物大の手本で作品を添削・検定してくれるサイトなどもあります。あんまり片意地張らずに、楽しんでみてから行く末を考えてみてもいいのではないかと思います。 自分のほれ込んだ古典を見つけて臨書してみるのもいいでしょう。現に中国ではものすごく古い時代のマイナーな古典にほれ込んで全臨書を行いひとつの境地にたどり着いた先生もおられます(中国の集金システムには詳しくありませんが)。 下の回答は金まみれの書の道へあたかも専門歩い言葉を並べて誘導している印象を個人的には受けました.サンプルにあげられている古典はいい古典です。だいたい一通り自分で書いてみたことはありますが、やはり自分の好みがあります。私は王義之が酒に酔って書いたと言う蘭亭が大好きなので週1回気が向いたときに書きます。いや、拘束されずに好きなときに書けるのはとても楽しいです。学びておもわざればとか、その逆のリスクもありますが、しがらみから解き放たれた書道の楽しさはひときわです。今の時代、徒弟制度みたいなしがらみにとらわれずに、楽しく上達して、権威のある会の名を借りずに、近くの子供に書の基本を教えるという選択もあるのではないでしょうか。 これは今の拝金主義の書道業界がこの先尻すぼみになることに対する警鐘でもあります。でも偉い人は自分が年代的にに逃げ切ることしか考えていないのでどうしょうもないでしょう。下の回答者は他の回答でも自由に楽しむ書道愛好家にさげすむような意見を書いているように見受けられます。 どちらにしても、定時定刻に月謝を払って、気の乗らないときにも書道に取り組むことから解放されると書道の楽しさは見違えるほど広がりました(私の場合)。しかるべき先生につきたいと思う時期が来る前に、一度そんな開放的な楽しい書道の時期をおかれたほうがいいと思います。 臨書も倣書もお手本あるいはその心をなぞることから始まります。質問者様の今の段階でお手本どおりに書くことの何が悪いのかわけがわかりません。基本を押さえずに自分流を始めるのはハイリスクミドルリターンです。堂々となぞっていただいてよろしいかと愚考します。
- damoi-39
- ベストアンサー率30% (145/473)
dhaikohuさんは現在高校生の十段ですね?18歳以下は成人の段級位とまったく違う事を教えておきます。 未成年の十段は成人の初段と思ってください。ですからその積りで読んで下さい。 今まで習ってきた書道を将来人の役に立てたい,その気持ちは大変よいと思います。 高校の書道の時間に書写であって書道ではないと強く言われた。だから書道を極めたいから高校でもを習っている。そうですね? 今までは手本をよく見て忠実に書きなさいと,教わってきたはずです。その何処がいけないのと,言いたいけれど,時には先生はそのように言う事があります。 それは,ぜんぜん駄目か,この子はうまくなると思った時に,そのように言う事があります。 あなたの,長い間習ってっきた経験を無駄にしたくないし,書道の見聞を広めていきたい。これは大変よいことです。未成年のうちは楷書と行書がしっかり出来れば上等です。 成年になって指導を受ける時は,あなたが先生を選択して,この先生に習いたいと思う先生に師事して下さい。 文字は,楷書・行書・草書・隷書(れいしょ)・篆書(てんしょ)・変体かな(変体仮名)・創作(そうさく「勢いと,流れるような擦筆(かっぴつ)で揮毫する文字」)・遊書(ゆうしょ「絵のような文字」)今度機会が会ったら展覧会を見て下さい。本屋で眺めもよいでしょう。 孔子廟堂碑。九成宮醴泉銘。王羲之小楷字帖。顔眞卿。鄭道昭。欧陽詢。などの書を学ぶもよいと思います。 書道は,教室や,連盟等によって段級位の付け方が違います。よって成人の部の準師範は未成年~成年級位くらいまでの指導可。師範は成人の段位までの指導が出来ます。 専門家 翠 峰
- emuco
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そうですね、楷書、行書だけを手本を見て書くだけでは将来教えるって言っても、、、子供にお習字や硬筆を教えるくらいはできるでしょうけどね。 書道教室をやめられたばかりで、また、今度はもっといろいろを教えてくれる教室に入ってみてはどう?、と言うのはダメですか? やはりいい師範につくのが一番だと思うんですが。 近所だとか、カルチャーセンターだとか、書道の教室がありませんか? 私は小学校6年間近所の書道教室に通い、中学・高校の時はやめていたんですが、社会人になってまた同じ教室に通い10年で師範免許を取りました。 小学生の時はお手本を見て真似して書いて級・段を取っていくという、いわゆる「お習字」でしたが、 社会人になってからは手本を見て練習したものを毎月提出して級や段をとっていくのもしていたし、作品を創作して展覧会に出品したりもしていました。 書の種類も楷書、行書、草書、隷書、かな、近代詩(調和体)といろんなものを練習していました。 もし、再度どこかの教室に入るのが難しければ、 書道教室の「競書誌」を取り寄せて練習するっていう手もあります。 でも競書誌だと指導がないので、 指導が必要なら通信講座などを探してみられてはどうでしょうか。 「墨」という雑誌もあります。 それも参考になると思いますよ。
私でお答えできるかどうかわかりませんが、私なりに考えてみました。 私は個人宅で行っていた小さな無名の書道教室に通っていました。 しかし、私が習っていた字は習字であって、書道ではありませんでした。 師の字を習っていても、臨書の勉強をしていませんでした。 また、書道に必要な、書道史なるものの勉強もしたことがありません。 さて、貴方様のご年齢がわからないので、なんとお答えしてよいのか 迷いますが、将来どのように、書道にかかわっていきたのでしょうか。 たとえば、高校の書道の先生になりたいというのでしたら、 大学で教諭の資格を得なくてはなりません。 どこの大学で書道教諭の資格が得られるのか、それはご自身で お調べになってください。 教諭資格を得られる過程で臨書、中国語その他の勉強をされることでしょう。 開塾の場合、貴方様はこれをご希望とのことですが、 私はそれで食べていけるとは思えませんが、 開塾するにあたっては師範の免許は必要です。 通っていたお教室で師範免許取得、開塾できるまでにはあと何年通えばいいのか、 開塾したい旨を師に言ってみてはどうでしょうか。 プロになりたい、大学教授になりたい、書で食べていくのには どうしたらいいのか、という質問に関しては、 OKWaveであらためて質問をされてみてはいかがでしょうか。 書道の専門学校もあるみたいです。 書道の勉強はここでできても、就職先がどこになるのか、 これは調べてみてはいかがでしょうか。 また、専門学校ではなくとも、専門学院のような、書道の勉強をするところは あるみたいです。 調べる価値はあるでしょう。 夢をお持ちになるのはいいことだと思いますが、 絶対に期待はしないこと、です。
お礼
はい。 それだけで食べていけるとは思っていませんし、 周りの人からもそういわれているので、 本職にしようとは思っていません。 大学は全く違う学科にいきます。(幼稚園教諭系) ちなみに今年大学生になります。 40歳くらいになったら、教諭を引退して 習字で習ってきた知識、そして仕事で得た子供に対する知識や経験を活かして書道教室を開きたいと思っています。 まだ、将来像の時点ですが。 先生は今体調を壊されているので、少し調子がよくなった頃をみて今後相談してみようと思います。 ご回答ありがとうございました。
お礼
そうですね。 やはり、自分自身で知識を得ていくのには限界がありますね。 今年から東京生活が始まるので、お教室探してみようとおもいます。 「競書誌」初めて聞きました。 周りに詳しい方がいなかったので、参考になります。 ご回答、ありがとうございました。