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鳩山首相、政権発足後に通貨呼称単位の変更を検討
- 鳩山由紀夫首相が政権発足後、通貨呼称単位の変更(デノミネーション)を検討していたことが報じられた。
- デノミネーションは政権交代の象徴とされ、鳩山首相は財務相に依頼したが、財務相が辞任したため実現しなかった。
- デノミ政策の真意や目的については明らかではないが、注目されるほど重要な政策であるとされている。
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自民党から民主党に政権交代が実現し、実社会でも 変化を表現したかった可能性があります。 また、アンダーグラウンドに潜っているお金を表の 経済に強制的に出させる目的も考えられますが、 日本での裏経済は表の経済と比較して大きくないの で、あまり意味のないことだと考えます。 デノミは経済活動の感覚を麻痺させます。インフレ にならない経済では、景気刺激策として、行う場合 が過去に何度かありました。 北朝鮮でもデノミを実施し、大混乱が勃発したとの 情報が流れている。真偽は定かではないが、事実と すれば、新通貨への交換を制限したそうですので、 地下経済の規模がかなり大きなものであると推察 できます。 日本の場合は、インフレを起こさせようとした可能性 が濃厚です。実は、小泉政権下でインフレ策を講じて も、効果が全く出なかった経緯があるので、もっと 斬新なことを行う目的もあったのかもしれない。 経済政策以外に、考えられることがあるとすれば、 鳩山内閣が歴史に名を残したかった。そんな虚栄心か らデノミを模索していたのかもしれない。 まあ、鳩山政権の経済政策の無能ぶりには驚くばかり、 様々な政治課題を抱えているものの、経済の浮揚策を 講じないと、政権維持できなくなる。
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- gungnir7
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これはデノミ推進議員連盟に関連する話だと思われます。 昔からある組織で鳩山総理も加わって勉強会を開いたことがあるようです。 http://www.imai718.jp/katudou/2004/06/post-10.html 趣旨は円をユーロなどと並んで世界的な決済通貨にしようという目論見です。 現状、円の単位はユーロやドルに対して2桁ほど高く、レート換算で不利なのです。 1円=1ドル=1ユーロというような関係になれば通貨換算が 格段に容易となります。 円の国際化のためには、このような分かり易い換算のできる通貨単位が必要でしょう。 こんな趣旨で昔からデノミを主張している人達です。 ただ、現状は混乱が大きいので荒唐無稽だと言う経済学者の方が多いのですが・・・
- at9_am
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> これは何がしたかったのですか? 特に意味はありません。やってみたかっただけ、というのが本当のところでしょう。 デノミは世界中で過去何回か行われていますが、その目的は ・インフレを抑える ・地下経済対策 の二つが主なものです。 前者の例としては、日本においては戦後すぐの新円切り替えの際や、2005年ころにトルコで行われました。後者の例としては、近年ではロシアが1998年に行っています。 インフレ誘導策としてのデノミはかつて行われたことがありませんし、混乱という社会的コストが大きい割にあまり効果が期待できないものです。 実際にロシアの例でいえば、大混乱の末に、現在でもルーブルよりもドルやユーロが使われる傾向にあります。北朝鮮の例はまだ確定的なものが聞こえてきていませんが、やはり大混乱です。 日本の場合は戦争直後の大混乱期に行われたので何ともいいにくいです。 やや事情が違うのはトルコです。インフレ対策用にデノミをしましたが、混乱らしい混乱はありませんでした。しかし、インフレ抑制には事実上失敗しています。
お礼
皆様ありがとうございました。 アンダーグラウンドの・・・とか なるほどですね。 おおよそ想像が付きました。