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タクシードライバー
映画、タクシードライバーを見たんですが 内容がいまいち、理解できません、、、、、、、 結局、選挙事務所にいた人とはどうなってしまったの???? デニーロは時期大統領を暗殺しようとしてたんじゃないの????? と、2つの疑問が残ってしまいました(・_・、) いつのまにか、ジョディーフォスター助けに行って終わってしまって ちんぷんかんぷんのまま終わってしまったので だれか解説してください。(・_・、) m(._.)mぺコ
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解釈は人各々です。 あの女性はトラビス(デ・ニーロ)が段々と分からなくなり、 距離を置くようになった。普通の恋愛ならここで自然消滅ってとこかな。 彼はとても病んでるニューヨークを何とかしたい、しかしそれは正義感とかでなく、ベトナム帰りの鬱屈した心。 ジャンキー、ポン引き、暴力等街を一掃してしまいたい。 大統領候補暗殺は彼を殺したいのではなく、その事の象徴としての行動だと私は考えます。 そして失敗したので、もっと小さな事、つまりアイリスをぽん引き(ハーベイ・カイテル)から救う事でその気持ちを成就しようとした。 最後の方でアイリス(フォスター)の両親がお礼の手紙をよこしますが、 命をかけた恩人である彼に逢おうとはしません。 それもたいした理由でもないのに。 両親は彼の”異常さ”に気付いたのではないでしょうか。 選挙事務所の女性は彼の本心を理解したんじゃないかな。 でももうトラビスはアイリスを救った事で少し心が晴れた。 そして自分は彼女とは違う世界の人間だと思い、 彼女から去ったのです。 私はこのように解釈しています。 まぁスコセッシしか本当の意味なんて解らんですよ。 因にTAXI DRIVERは私の大好きな映画の一で、 なおかつ三大好きな映画音楽の一つです。 (残りはブレードランナーと炎のランナー)
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- sansun
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下記のおふたりのご回答で十分だと思いますが、蛇足としてお読み下さい。 私も公開当時からこの作品の解釈に苦しみましたが、その後スコセッシ監督作品の追っかけをやっているうち、なんとなく自分なりにわかったような気がします。 とくに「最後の誘惑」(キリストさまの伝記?映画。宗教界で物議をかもした)、最新作の「救命士」(ニコラス・ケイジです)と「クンドゥン」(チベットのダライ・ラマ)の地点から「タクシー・ドライバー」を観ると、一本の糸が見えてきます。 キーワードは「ブルックリンのキリスト」、でどうでしょうか。 「タクシー・ドライバー」はまだそれが未消化というか時代が早すぎたので混乱しているんだと思います。 で、四半世紀後の今「救命士」でその解決をみたんだなー、というのが現在の私の気持です。 sugapiさん「救命士」ですよ!(もうご覧になりましたか?)
御質問に対する回答は、cliomaxi様の御回答で全てクリア、とゆぅ感じなので(すばらしく整理されていて理解し易いですね)、ちょっと補足、と申しますか拡大解釈です。 あの映画は、更に価値観を操作されている現代社会もヒニクっている様に感じました。 ジャンキーであるデニーロが、ホントは大統領候補の暗殺者として新聞に載るかもしれなかったところが、少女を売春宿から救出した為、一躍英雄になってしまいますね。 ウワサや報道には真理がナニも無い、とゆぅ点を突いた結末だったと思います。 ところでsugapi様、こんなところですみません、cliomaxi様に伝言です。 ビックリです。好きな映画音楽、ワタシとピッタリ同じです。(音楽は勿論映画としてもブレードランナーを挙げるヒトって以外と少なく、当時シド・ミードの美術デザインとルトガー・ハウアーの演技にビックリしたワタシは、非常に寂しい思いをしてました)。 ホントは、スキな映画音楽は「3大・・・・」などでは収まりきりませんが、タクシードライバーとブレードランナーと炎のランナーは当然入っています。どれも捨てがたい印象的な音楽でしたね~。