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法学部進学までにした方が良いこと
東京在住の高校3年生です。 2010年度の一橋大学の前期日程を受け終わり 後期は出願していないので受験は一応終えました。 一橋大学はまだ合否がわからないのですが 慶応大学法学部法律学科、早稲田大学法学部、 中央大学法学部法律学科に合格することができたので 一橋大学の結果次第ですが上記の4大学のどれかには 進学する予定です。 高校の卒業式が3月初頭にあり、大学入学までの約1ヶ月を 有意義に過ごしたいので何か法学初心者でも読めるような 法学の入門書や新書の類を探しています。 法学部在学の方や法律関係職の方にお答え頂けるとうれしいです。 一般的に大学に進学するまでにしておいた方がいいことなども アドバイスして頂けると幸いです。
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大手資格スクールで講師をしていた経験から一言。 学部の講義と司法試験の勉強は全く別物です。 講義などで大学の先生方は分厚い専門書を推奨されますが、 これら分厚いだけの専門書はあくまで法律解釈を学ぶには良いのですが、 初心者にはわかりにくい本が結構ありますよ。 入りにくいどころか、中には法律が嫌いになる人さえ出てきます。 法律をわかりだしてくれば、こういった専門書も短時間でよみこなせるようになりますが、 いかんせん初心者には荷が重過ぎます。 何よりも憲法や民法を好きになることが大切です。 そこで初心者にとっては「自由国民社のシリーズ本」が向いているかなと思います。 これらの本は民法や憲法や刑法などの全体像を短時間で把握するにはうってつけの本だと思います。 (1)「よくわかるシリーズ」・・・・「よくわかる民法」や「よくわかる会社法」とか。 なにせ気楽な気持ちで読むことができます。 高校卒業したばかりの人が、大学へ入学するまでの間に読むのにはうってつけの本だと思いますよ。 (2)あとは同じく自由国民社の「図解シリーズ」。 要点を図でまとめていて初心者には非常にわかり易い内容です。 さらに、あなたは司法試験突破(前提としての法科大学院入学)という明確な目的がありますので、 司法試験受験指導者として有名な方々の入門書などから入ってみてはいかがでしょうか。 司法試験受験生には有名な伊藤真さんやS式司法試験受験指導の柴田孝之さんの著書などが良いでしょう。 「伊藤真の試験対策講座」シリーズ・・・出版社は弘文館だったかな? (すいません、出版社名は自信はありませんが受験生にはよく読まれています) でも、対策講座シリーズなどはちょっと早いかもしれませんので、最初は柴田孝之さんの入門編 ・・・・・「入門憲法」や「「入門民法」(自由国民社)など、こういった入門本が非常に読みやすいです。 彼らは司法試験受験対策のプロであり 、全くのビギナーから合格レベルの実力の持ち主に至るまで、 さまざまな人たちに法律科目を教えている現役の講師たちです。 ですから法律の要点を簡略にまとめるのが上手く、当然にムダがありません。 何よりも法律に対するアプローチ、法律に関する考え方を学ぶことができます。 法律への思考回路を学ぶ、私はこれが大きいと思いますよ。 東大や京大の著名教授の方々(いわゆる司法試験受験生の間では有名な)の書かれた分厚い専門書では、こういった考え方を教えてくれることはありません。 判例や学説は詳細に記述されていますが、初心者には荷が重過ぎます。 ローから司法試験と進まれるなら、学部講義や大学の定期試験とは 取り組み方が全く違うということを念頭に置くのが良いでしょう。 そのためにも入学までの1ヶ月間は上述しました「入門シリーズ」や「図解シリーズ」などの本を薦めます。 これらの本は紀伊国屋書店などの大手の書店で立ち読みしたとしても読みこなせる内容です。 私はいちいち購入するのももったいなかったので、こうした入門書は通学途中などで立ち読みで読みこなすことにしました。 当時は大学生なのだから許してくれるだろうという甘えの中で、 心の中で大手書店様に謝りつつ、将来、必ず社会には貢献しますから という厚かましい考え方をしていましたが(笑)。
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- botankou
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NO3ですが、念のため立ち読みはいけないことなので付け加えておきます。 やはり書店とのトラブルが生じる恐れがありますし、何より公序良俗に違反しますので。 (捕まる、捕まらないかを考察してみるのは面白いかと思いますが。) ちゃんと代金は支払いましょう。 ネットでも今回のような無責任な回答はいけません。 猛省します。
- giorno95
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法学部生です。 もともと理系であり、法律科目にまったく興味のなかった者の観点から。 大学に入ってまず読まされた入門書が 『法学入門〔第3版〕』五十嵐清,悠々社,2005。 1年次はほとんど教養科目だったので法律科目は民法だけでした。 とはいえ民法は法律の基本ですので 『民法I(総則・物権)(第4版)』内田貴,東京大学出版会,2008 を読んでみるといいかもしれません。 僕はこの時点で法律科目はやっぱ好きになれないなと思いました。 法律科目は好き嫌いあるので早めに自分がどっちなのか把握しておくといいと思います。 でも法律の勉強はやってて損はないと思います。 僕はどちらかというと政治学に興味があるのでそちらの入門書をよく読んでいましたね。 あとは新聞をよく読むこと、自分の通う大学についてよく知ること、 将来何をやりたいのかよく考えること、などなど。 大学4年間って意外と人生左右すると思います。 実際的なことでいうと、学生時代はどうすごすべきか、とか本の読み方、とか レポートの書き方、とかに関する本を読んでみるといいかな。 でも大学って色んな人と出会って色んな考え方に触れて、そして色んな人生の選択肢が あるんだってことを学ぶところだと思いますので、 いまは実際的な本を読むよりはインセンティブを高めてくれる本を探してみたらいいと思います。 この一冊がおれの人生を(価値観を)変えた!みたいなね。そんな本はなかなかないけど。 いずれにせよ大学に入ればいやというほど本を読まされますので、今は 自分の読みたい本を読めばいいでしょう。自分は倫理を勉強したせいか ルソーを読んでたな。 大学合格おめでとうございます。4月からがんばってね。
お礼
回答ありがとうございます。 自分もセンター試験は倫理選択で一度は ルソーとか読んでみようと思ってました。 ジャンルを問わず色々視野を広げるのことも必要ですね ありがとうございます
- wkbqp833
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1ヶ月という短期間で法律の専門書となると、初心者向けの本ぐらいしかないかも むしろ、裁判の傍聴でも行ってみれば?タダだし、結構勉強にもなる。ただし、書類を交換して閉廷ってのもあるので、何を傍聴するのかをよく考えてから決めるといいよ
お礼
回答ありがとうございます。 裁判の傍聴とは全く思いつきませんでした。 調べてみます。
お礼
とても詳しく回答していただきありがとうございます。 恥ずかしながら著名な大学教授の本などが 良いものだとばかり思ってました。 とても参考になりました。 回答していただいた本を近場の本屋で探してみます。