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トマトについてふたつの疑問
トマトを種から育てる場合、直まきのまま間引いて一本立ちにする、と説く本はありませんでしたが、なぜ移植しなければならないのか、解説している本もありませんでした。 また、今回買った桃太郎ゴールドは、18粒しか入っておらず、これを本の通り、間引きを想定して播種するのはもったいないように思えました。 要点を以下にまとめています。 1.トマトを直まきのまま定植させるのでなく、移植しなければならない理由をお教えください。 2.粒数の少ないトマトも、密植させて間引かなければならないのでしょうか。育苗ポッドに1粒ずつまいても大丈夫でしょうか。 以上、初歩的な質問で申し訳ないのですが、どちらか一方だけでも構いませんので、ご存知の方おられましたら、よろしくお願いします。
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直播きでも大丈夫ですよ ただ、ポットに種まきしたほうが温度管理などが しやすいですね トマトなどの夏野菜は20度以上に気温が安定しないと発芽しません これは関東地方で言うと五月中旬のころです このころになれば畑に直播きをしても遅霜の心配もなくなり発芽後の 成長も心配のない気温になります が、5月に入ってから種をまくと収穫時期がそれだけ遅くなりますから やっと実を付け出す頃には夏の盛りを過ぎてすぐに秋風が…という事に なってしまいます なので少し早目の3月末~4月中旬頃にポットに種をまいて保温しながら 発芽させ、或る程度の大きさの苗になるまでにしてから 畑に移植した方が長く収穫が楽しめるのです 次に間引きについてですが 密集して発芽した場合に間引きをしたほうがいいという事で どんな状態のときでも間引きが必要という訳ではありません ポットに1粒づつ播いて大切に育てて、もちろんOKです それに、トマトの場合、脇芽を挿せば簡単に根付きますから 株数を増やす事は容易に出来ます
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- epsz30
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基本的に育苗ポットで発芽させて植え替えるという方法は 発芽率の問題と、発芽したばかりの苗(芽)を管理しやすくする為に 直播きではなく育苗ポットを推薦しているだけです。 発芽という物は100%では無いので もし畑に1粒づつ直播きをして発芽させると 発芽した所と発芽しなかった所が出来てしまい 「櫛の歯が欠けた状態」になって醜い畑になってしまいますよね。 そういう歯抜け状態を防ぐ為に、2~3粒づつ植えて その中の元気な苗を残す方法を推薦し 移植に関しても温度管理や水やりなどの管理がしやすい点と 確実な成長を見届けてから植え替えるた方が確実という意味で 植え替えを推薦している訳です。 もし種が少なく選別するのが勿体無いとか 直播きして発芽しない種があって歯抜け状態で育っても良い というのであれば直播きにして1粒づつ植えて育てても構いません。 確実性としっかりとした管理をメインにした方法なので 絶対にそうしないといけないとか そうしないとうまく育たないとかの理由ではないので 1粒づつ撒いて育てたければその様にしても良いですよ。
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丁寧なご回答、痛み入ります。 発芽率と温度管理を考えて、ポッド植えなのですね。おっしゃるとおりで、スッキリ理解できました。 今、育苗箱で育てています。双葉くらいになったら、10cmずつくらいに直に植え替えてビニールで覆いをしようと思います。 おかげさまで育苗のやり方の問題点が解決しました。ありがとうございました。
お礼
心強いご回答、ありがとうございます。 以前、大根で畝があまったからと種を一粒ずつまいたら、ほとんど出芽しなかったことがあり、それもあって播種のやり方には神経質になっていました。 確かにポッドや密植で移植したほうが、苗の管理がしやすいですね。単純なところに気づいておりませんでした。 脇芽で株を増やすというのは、存じませんでした。貴重な情報ありがとうございます。ぜひ参考にさせていただきます。