- ベストアンサー
懲役と禁固の違いは?
その名のとおり懲役があるか、そうでないかはわかりそうですが、具体的にはどう違うのでしょう?またどのような時に懲役刑でどのような時に禁固刑なのでしょう? また同じ年数ならどちらが重い罪なんですか? もし私ならじっとしている禁固よりも少しでも働いたりして時間が費やされる懲役の方がいいような気がしますが・・・。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
内容は、kawakawaさんの通り、懲役刑と同じく禁錮刑も、身体の自由を束縛する自由刑ですが、禁錮刑には、定役がありません.刑法の罪には、内容的に、強姦とか、窃盗のように、動機において、利己的なものと、内乱罪のように、そうでないものがあります.前者のような犯罪を「破廉恥罪」とよんでいます.「非破廉恥罪」に対して、「破廉恥罪」と別の処遇にせよと言う要請に基き、禁錮刑を採用しています.この意味で「禁錮刑」のことを「名誉拘禁」の名前があります。近年では、この区別に問題があるとか、定役を教育とする必要性から、この制度に批判があり、だんだん少なくする傾向にあります.以前は、過失罪は選択性ではなく、禁固刑一本でした。 どちらが重罪であるかについては、刑法10条に規定があります.それによると「主刑の軽重は、前条に規定する順序(懲役、禁錮の順)による。ただし、無期の禁錮と有期の懲役とでは禁錮を重い刑とし、有期の禁錮の長期が有期の懲役の長期の二倍を超えるときも、禁錮を重い刑とする」となっています.
その他の回答 (3)
補足します。 本人の希望に基づいて行う作業を「請願作業」といいます。そして報酬もあります。それを「作業賞与金」と呼びます。額は作業内容によりますがはっきり言って雀の涙です。mo-さんのいうとおりほぼ100パーセントの受刑者が請願作業を希望します。 ちなみに、「労役」というのもありますが、これは罰金刑の代替措置のようなもので、「払えないので刑務所で働いて払います」というようなものです(蛇足)。
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
懲役の方が禁固よりは上位にランクされます。 どちらも拘置されますが、懲役の場合は定役という社会復帰に向けての技術習得作業を課せられます。普通は木工、裁縫、旋盤などの技術で、時折、拘置所などで受刑者の作品が売られているのなんかは、その作業で作られたものです。 禁固刑では受刑者は拘置されるだけであり、刑期が満了するまで、或いは、仮出所となるまで、規則さえ守っていれば作業などはしなくてもいいことになっていますが、deagleさんがかかれているように、禁固刑の受刑者も自発的に作業を希望することが出来ます。
えーとですね。 懲役よりは禁固の方が優しい刑です。 なぜなら、懲役は、仕事をする義務が付くからです。 禁固の方は一日中ぼーっとしててもいいんですよ。もっとも、ほとんどの囚人は仕事したいと言い出すそうですがね。 仕事をするかどうか選べるわけだから、やっぱ禁固の方がいいのではないでしょうか。