プラグがガソリンで濡れたり、カーボンが過度に付着して火花が飛ばない状態です。
プラグを取り外して清掃し、電極のギャップを確認してから元に戻せば直る場合が多いですが、交換しないと駄目な場合もあります。
取り外す場合は、プラグ周辺のゴミをエアーで吹き飛ばしてからにしないとプラグホールから異物が入り込みシリンダーに傷がつくことがあります。
取り付ける場合は、最初は手で締め付けます。
最初からプラグレンチを使うと、ねじ山を傷めることがあります。
手で締め付けて抵抗があるようなら、ねじ山や取り付け角度がずれて締め付けているか、ねじ山に異物が噛んでいる可能性があります。
プラグレンチは最後の本締めに使いましょう。
初心者の方がプラグをかぶらせてしまう原因としては、
１．エンジン始動時に、チョークの使いすぎ、あるいはスロットルの開けすぎ。
２．低速・低回転での走行が多い
が考えられます。
プラグの熱価が合っていない場合もありますが、プラグを取り外した時に品番を確認するのも必要かもしれません。
エンジンにトラブルが無く、キャブのセッティングやプラグの熱価が標準の状態であれば、始動方法に問題がある場合が多いです。
ベストな始動方法は、同じ車種でもエンジンのコンディションや季節で変わってきますので、ネットで検索して色々試してみると良いと思います。
