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クラッチを切る状態≒ギアNの状態?
HORNETに乗っています。 クラッチを切った時、ギアをNに入れた時、双方ともアクセルを いれてもバイクは進みませんが、これは、内部的には同じような 状態と考えて良いのでしょうか? 今日乗っていて、ギアをローでクラッチを切って信号待ちして いた時と、ギアをNにして待っていた時では、前者のほうが音が 静かだったんです。Nの状態では、エンジン音以外に何か他の 音がしていました。 この状態は正常なのでしょうか? 異常であれば、1ヶ月点検が近々ありますので、きちんと見て もらうつもりです。
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英語の発音に近いのはバックラッシュですが、工業用語なのでバックラッシも正しいのです。 http://www.kuroda-precision.co.jp/products/Fa/bal/bal0204.htm http://www.misumi.co.jp/assy/tech/book_165.htm 主に鳴るのはトランスミッションではなく一次減速です。 クランクシャフト-クラッチハウジング間のギアです。 CB400SFなどはここに二枚のギアをずらして組みスプリングでテンションをかけてバックラッシをなくしたギア(正式名忘れた)を使っているので非常に鳴りが小さいですし、 鳴りの大きなバイクでも回転を上げると鳴りが止まるので、一次減速ギアのバックラッシによる音という判断です。 質問に戻ると、 >今日乗っていて、ギアをローでクラッチを切って信号待ちしていた時と、ギアをNにして待っていた時では、前者のほうが音が静かだったんです。 これは普通。 二輪整備士資格を持ち実務経験もありますので、まったく見当違いのことは書いていないと思います。
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- oo14
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別の見方で、 クラッチはエンジン周りで一番トルクの少ないクランクシャフトの 動力を、油の中で回転しているエンジン側の円盤とギア側の円盤で動力をつないだりきったりするものです。 然るにギア側は全てのギアはタイヤと連動して動きます。(もちろんチェーンを介して) ニュートラルとギアが入っているときとどこが違うかといえば、 ドグクラッチが入っているかいないかの違いです。 どういうことかといいますと。どの変速比のギアともお付き合いしていない状態がニュートラルです。 ローにはいっておれば、ギアは言ってみればタイヤで拘束されますので、音を出したり、ふらふらするなど、勝手なことはできなくなります。 坂で止まるときはエンジンを切ってローに入れるのはそういう理屈でもあります。 バイクは車のオートマチックみたいなもので、各ギアにクラッチ(て、いっても車のようにシンクロしません、がちがちで、はまります)が ついているので、この構造を知っているかいないかで、耳も、手も、頭も、やることが変ってきます。(たとえば聞こえていることを気にするか、聞こえていても無視するとかです) ちょっとこの関係の本を本屋さんででも立ち読みすると。 バイクが楽しくなります。(本を買ってまで、することはないです。あなたの疑問を解消するような事はほとんどかいてませんから、買ってももったいないです)
お礼
回答ありがとうございます。 バイクの内部構造はまったく知らないのですが、最近、メンテを 自分でやりたくなり、興味が出てきたので、本をぺらぺらと めくってみたいと思います。
- blueoval
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他の回答者の方は混乱したり明らかに間違ったりしている方もいらっしゃるようですので、私の知る範囲で正確に書きます。 力の伝わる順序で書くと、エンジン-クラッチ-ミッション-タイヤです。 クラッチを切るとミッションに力が伝わらないから、アクセルを吹かしても走らないし、逆にタイヤとエンジンが切り離されているから、停止してもエンストしないわけです。 しかしクラッチをつなぐと今度はミッションまで力が伝わります、つまりミッション内部は回転します。 ここでミッションがN、ニュートラルだと力、回転はここで途切れ、タイヤまで伝わりません。 N、ニュートラルでクラッチをつなぐと、ミッション内部が空回りしますから、ここで音が発生するわけです。 バックラッシュ(backlash)はこれとは直接関係なく、回転するかしないかということにかかります。バックラッシ、ではないです。
お礼
回答ありがとうございます。 力の伝わり方については深く考えていなかったので、 大変参考になりました。
ギアには、歯と歯の間に隙間があります。「バックラッシ」といいます。 完全に接触していると、擦れあって回らないからです。 エンジンの回転にはムラがあります。 四気筒なら常にどれかの気筒が燃焼していますが、回転変動がまったく無い訳ではありません。 無負荷運転であるアイドリングではこれが顕著に出ます。 バックラッシがあり、回転にムラがあると、その変動でギアが鳴ります。 ようはガタが出ます。 ということは音が出ます。 とは言っても、アイドリング時にコトコト言う程度の外力は、最大出力に耐えられるように設計されたギアにしてみれば屁でもありません。 湿式多板クラッチは、完全には離れません。 数枚の重なり合ったクラッチ板が数ミリ離れるだけ、それも一番外側から押している力が除かれるだけで、他の板同士は気クラッチを切った状態でも擦れあっています。 力の伝達が無視できるくらいに小さくなるだけ、ゼロになる訳ではありません。 その証拠にセンタースタンドをかけてギアを入れ、クラッチを切っても後輪は回ります。 オイルがトルコンのように力を伝えてしまいます。 わずかながら力を伝えれば、ギアには常に力がかかります。 走り出すほどではないですが、バックラッシによるギアの振れを制限するくらいの働きはあります。 そのためギア鳴りの音が無くなります。 ギアを入れクラッチを切った状態で長く停止していると、クラッチハウジングが磨耗します。 磨耗するとクラッチの切れが悪くなります。 また、不意に手を離してしまったときにバイクが前進し、エンストするだけならいいですが、ブレーキをかけていない限り立ちゴケします。
お礼
回答ありがとうございます。 長い信号待ちの時は、N待ちにしているのですが、クラッチのほうが 静かなので、クラッチ切ってたほうが良いのかなぁと悩んでました。 やはりNにして待つようにします。
- GAG666
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内部的にも違う状態です。 ニュートラルの場合、ミッションケース内部で ギアが動力を伝えていない状態です。 クラッチを切っている状態は、ギアは動力を伝えているが ギアボックスとチェーンの間で動力をカットしている状態です。 「何か他の音」がどういう音なのかわからないと何とも言えませんが、 「クラッチ切った状態」と「ニュートラルでクラッチ繋いだ状態」で 発する音が違うこと自体は異常ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 音が違うのは正常なのですね。 安心しました。
- newbranch
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クラッチは、ギアと動力を切断する働きを持っています。一方ニュートラルは、ギアが中立ですが動力は繋がっている状態です従って、クラッチで動力を切断するほうがギアとの接触がなくなった分だけ静かになります。只、クラッチばねを利用していますので、クラッチを切る状態は、ばねが縮んだ状態ですから、ストレスがかかる状態ですので、常にクラッチ操作では、ばねに負担がかかるのではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 クラッチのほうが静かなのは普通なのですね。 音がでるから、Nよりクラッチ切って待ってたほうが いいのかと思ってましたが、ばねに負担があるのなら 今まで通りNで待つようにしたいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 整備資格をお持ちの方より回答いただき、大変参考になりました。 Nのほうがうるさくて正常だったのですね。 安心しました。