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タイムアライメント
スピーカーによっては耳まで届く音に時差が生じないように、ツイーター、スコーカー、ウーハーの各音源を揃えるべく設計したことを長所としている製品があります。しかし、ホーンを使ったスピーカーではタイムアライメントがズレると思うのですが、これはタイムアライメントを揃える意味は無いという意味なのでしょうか。
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ホーン型のダイアフラムは、ホーンの奥のドライバーユニットに 付いています。 アバャンギャルドを見れば、よくわかると 思いますが、ホーン型のほうが 時間軸、位相とも はるかに有利に なります。 JBLの ブックシエルフ型に しても、ウーフアーのボイスコイルは、あの振動板の すり鉢の底に ありますから、ホーン型のトウイーターなら わりと揃えやすいのが わかると思います。 一般のマルチウエイでは、LCネットワークで 無理やり これらを 合わせいるので、あれだけ 音がわるくなるわけです。 もし、モスキードモードが聞こえるなら、一度フルレンジ一発の音を 聞いてみて下さい。 それで、時間軸が ずれると どうなるか。? ネットワークでは、完全にはカットできないので、3ウエイなら 6っつの ユニットが 同時に鳴るので、シンバルならチーンが ジーンと 鳴る事になります。 更に、位相の問題も あります。 でんじろう先生の 空気砲を、TVなどで 見た事は ありませんか。? あの スモークリングが、マシンガンの様に 打ち出されるのが スピーカーです。 ある、周波数の音を出そうとすれば、3ウェイなら 各ユニットは、他の5つのユニットと 部屋の反射に 同調しなければなりません。 もし、少しでもずれていれば、イコライザーなどで いくらブーストしても 打ち消しあいが 大きくなるだけで、決して その音は 実体化しないのが わかると 思います。 ホーン型を自作し、愛用するマニアが ミリ単位でユニットの位置に こだわるのも、わずかな位置や 向きの違いで 音色が 万華鏡の様に 変化するからです。 最高ですよ。 トーンコントロールや イコライザーの様な 劣化は 無し。 まあ…、クロストーク歪からは、逃げられませんが。 オマケで、松下のリニアフェーズと 最初に命名されたモデルは、ネットワーク分 更にボイスコイル位置が、下げられていました。
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- 007itochan
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嘘かまことか http://kanaimaru.x0.com/da5500es/0f.htm 画期的位相マッチング技術 A.P.M.
お礼
TA-DA5500ESには興味がありますので、機会があったら位相マッチングをする前と、あとの音を聞き比べてみたいと思います。 有り難うございました。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 厳密に考えますとボイスコイル等の位置を揃えるのが良いでしょう。 しかじ、現実問題としてネットワークにおいて位相がすでにズレている場合が大半なので、距離だけでは対処出来ない場合が多いのも事実です。 スピーカーの自作も趣味の一つなのですが、ネットワークで位相が崩れないのは6dB/octの時だけで、この場合、クロスオーバー周波数の2~4オクターブ位は綺麗な音が出るユニットを利用しないとグジャグジャな音に成りやすいのです。 このため、大抵は12dB/oct以上の急峻なフィルター回路を採用するのですが、クロス周波数の前後1オクターブで大きく位相がずれてしまうのでそれぞれのユニット位置を合わせるにしても周波数ごとに位相位置が違うので理論的どうにも成らないんですよ。 それでも 視聴を繰り返してより良いポジションにこだわっているメーカー等もあり、おおむね好評のようですね。 昔のアルテック製品でA7とか、ウーファーが引っ込んだ位置に取り付けられていたのはタイムアライメントのため、と言う理由かも知れません。(おおむねウーファーと高域ドライバー位置が一致) しかし、上部のホーン位置を厳密に指定しては居なかったので、この考え方には異論も有るようです。 昔の製品ですが、松下電器のテクニクスブランドでホーンシステムにおいても前後位置が調整出来る機種が販売されています。当時はネットワークの位相差まで考慮されていたか不明ですが、メーカーが固定しないでユーザーに調整範囲を与えていたというのはやはり完全なベストポジションが見つからなかったからかな?と想像します。 ホーンだから、と言う意味ではなくて、多分ホーンだからネットワークの遮断回路が複雑になってしまったからではないかと、これも憶測ですが、私はそんな風に考えますよ。
お礼
いつもありがとうございます。 なるほど、ネットワークの位相差まで考えていませんでした。 結局、タイムアライメントはネットワークの位相差でいくらでも補正できるのですね。 そうしないとJBLがヒットするわけ無いですものね。
お礼
>ウーフアーのボイスコイルは、あの振動板の すり鉢の底に >ありますから、 なるほど!振動板ばかりに目がいってました。 >一度フルレンジ一発の音を 聞いてみて下さい。 以前、フジツーテンの卵の形をしたものを聴いたことがありますが、確かにサラウンドセットなど必要の無いような空気感を感じました。重低音、高域は厳しいものがありましたが、、、、 その他、目から鱗の知恵を頂き、有り難うございました。