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整体やカイロプラクティックって効果あるのでしょうか。整体は保険対象にな
整体やカイロプラクティックって効果あるのでしょうか。整体は保険対象になる場合もあるとのことですが、カイロは全額自己負担で非常に高いですよね。確実に治る保証はないし。通っても治るまで金が続かないですよね。実際のところどうなのでしょうか?
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>整体は保険対象になる場合もあるとのことですが、カイロは全額自己負 担で非常に高いですよね。 普通はありません。整骨院で整体やカイロをした場合は、保険が適用され る場合があります。しかしこれは “ケガ” の治療のみです。腰痛や肩 こりでは、(鍼は除き)どんなことをしても絶対に保険は使えません。 整体・カイロプラクティックなどの 「骨盤矯正・骨格矯正」 これは全 て真っ赤な嘘です。骨の矯正とは、脱臼や骨折などでは瞬時に出来ます が、それ以外は出来ません。歯列矯正など思い出してください。あれも 一種の骨の矯正ですが、固定具で長期間矯正しますよね?他の部位でも 同じです。見るからにゴツイ、コルセットで固めます。 そもそも彼らは公的資格が一切ありません。早い話、無資格の素人で す。誰でも明日からすぐに営業できます。素人さんですから、勿論健康 保険は使えませんし、自賠責だって保険屋からは相手にされません。 背骨と背骨の間に椎間板というクッションがありますが、整体やカイロ で薄くなるということが確認されています。一回ぐらいでは大丈夫だと 思いますが、一年も通えば驚異的なスピードで椎間板は劣化します。長 期的に見れば確実に悪化します。 私は実際にある患者さんを例に、一年前と一年後のレントゲン画像を調 べました。私も最初見た時はビックリしました。明らかに普通の生活で劣 化するレベルの域を超えています。非常に恐ろしいですから、整体やカイ ロをはじめとする、無資格治療院にはお気をつけ下さい。 また厚生労働省は以下のような通達で整体・カイロを警告しています。 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html その中でこんな文章があります。 カイロプラクティック療法については、従来よりその有効性や危険性が 明らかでなかったため、当省に「脊椎原性疾患の施術に関する医学的研 究」のための研究会を設けて検討を行ってきたところである。今般、同 研究会より別添のとおり報告書がとりまとめられたが、同報告において は、カイロプラクティック療法の医学的効果についての科学的評価は未 だ定まっておらず、今後とも検討が必要であるとの認識を示す一方で、 同療法による事故を未然に防止するために必要な事項を指摘している。 要するに「整体カイロが体に良い根拠は今のところ無く、良いか悪いか は分からないがとにかく危険性はある」ということです。 「藁を掴む」 お気持ちはわかりますが、所詮藁は藁です。事故に遭え ば苦痛が増えるだけで、何の解決にもなりません。 個人的にお勧めの治療は ・お薬 ・電気や牽引などのリハビリ(週三回以上) ・病院の治療と並行して鍼治療 です。意外かもしれませんが、病院以外の代替医療では “鍼” が一番 体に優しい治療方法になります。病院の治療をベースに、何かするなら 鍼治療がベストな選択です。 しかし鍼治療も施術者によって十人十色です。一回や一箇所で決めるの は正直もったいないです。鍼が根本的に怖くないのなら、数箇所受けてみ てお気に入りを見つけてみてください。 ~その他国家資格治療院について~ 接骨院・・・柔道整復師という国家資格者で、整骨院、骨接ぎとも呼 ばれています。肩コリや腰痛など治療する所だと勘違いされている 方もいますが、ここは捻挫、挫傷、打撲、(脱臼、骨折)などのい わゆるケガを治療する施設です。 一番下の Q:接骨院や整骨院はどのような時にかかったら良いんで すか? をご覧下さい http://www.shadan-nissei.or.jp/judo/faq.html 腰痛や肩コリの治療は一切出来ません。 「歯医者で眼の治療」 をするようなものです。しかし、全国の整骨院はこれを平気で犯 し、慢性腰痛を「腰のねんざ」など嘘の受傷理由を添付して、健康 保険を偽装請求し荒稼ぎしています。不正は業界ぐるみで行われて おり、全国に約三万件と整骨院はあります。政府管掌系の社会保険 から約400億円、老人保険系から約800億円、保険はさらに数種類あ り、2007年度で約3000億円かかっています。言うまでもなく、保険 料は我々の毎月のお給料から払われているものです。しかしそのほ とんどが、不正請求ですから、医療費、消費税が上がるのも妙に納 得です。ちなみに病院から患者を追い出し、自宅で介護する制度に して浮いたお金が3000億円です。 鍼灸整骨院・・・鍼灸師と柔道整復師の免許をもている方、もしくは それぞれの施術者いる施設です。ここも整骨の保険を悪用している 可能性があります。鍼灸は保険が使えますが必ず医師の診察の上、 同意書が必要です。保険証を窓口に提示して即保険で鍼治療の場合 は、整骨の保険(ケガの保険)で鍼をしているケースが多いです。 これは例えていうなら、出産時自然分娩にもかかわらず、帝王切開 として保険請求するようなことです。これが普通の病院なら大問題 です。マスコミに大きく報道され、二度と再起できない状態に追い 込まれるでしょう。しかし鍼灸整骨院に関してはお咎めなしです。 鍼灸・マッサージ・・・国家資格者ですから、代替医療にかかるのな らこれしかないでしょうね。マッサージは肩凝りでは保険が使えま せんが、鍼であれば使えます。しかし医師の診断が必要です。 以上のことから、鍼灸、あんまマッサージ指圧、接骨(整骨)以外は “全て無資格者” です。今では整体、カイロ以外にも操体法など怪しげ なものもありますので、無資格治療院にはお気をつけ下さい。 痛い所があれば患部にシップを貼って下さい。自己流のマッサージやス トレッチは筋肉や神経を傷め、アルコール、お風呂は炎症を悪化させる 恐れがあるので控えましょう。 レントゲンは病院でしか取れませんので、整体、接骨院、整骨院ではなく 必ず整形外科を受診してください。 長文失礼しました。ご参考になれば幸いです。
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- o120441222
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医師の治療で良くならないと言うのは沢山あるでしょうが、医師の治療 で悪くなったというのは、カイロ術で悪化したというものより、はるかに 少ないはずです。 また治療というのは必ずリスクを伴いますが、6年間勉強し、国家試験 、研修医を通ってきた医師と、何の制約もないカイロ師自体、比べるに 値しません。 まあ私から言わせれば、日本でカイロをしている以上全て危険です。 なぜなら、レントゲンが撮れないからです。 背骨を治療の対称にしているのに、 写真を目で見て確認しないなんて信じられません!! 悪性腫瘍、側弯、骨粗しょう症などなどなどなどなど、 カイロを施せば悪化する事例はゴマンとあります。 これらは外からでは確定できません。 例えば、分離症という腰の骨が壊れる疾患がありますが、整体、カイロ、 指圧で悪化することが分かっています。背骨は円柱状の形で、その間に は椎間板と言うクッションがあります。それらがダルマ落しのように重 なっているのですが、上下の骨は関節でつながれています。何かの原因 でこの関節が壊れるものを分離症と言います。 これは気づかないでもっている人が意外と多いです。腰痛が出てレン トゲンで初めて分かるならいいほうで、レントゲンを撮っても見落とす 医師はいます(レントゲンであれば4方向から撮る必要があります)。 この分離症で整体、カイロ、指圧を受ければ、一部つながっていた関節が 完全に壊れたり、関節が壊れれば骨がどんどん、どんどん前にずれて いってしまいます。 しかし不幸なことに、関節が完全に壊れた直後は楽になるそうです。 「あ~楽になった、またくるわ」 と言って通い続ければ・・・ 骨はどんどん前にずれて行きます。当然、骨格構造上の異状ですから、 日常生活などの衝撃には弱くなり、結果腰痛が出やすくなるという事が 起きます。 日本でやる以上、どんなに権威のある資格を持っているカイロ師でも、 病院外でのカイロ術は危険といわざる得ません。 (法律により病院以外の、レントゲンは認められていないので)
- michael-m
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カイロプラクティックは大正時代には既にアメリカで認められた米国生れの医療行為です。 昭和60年代には再び米国医師会などが弾圧を始めましたが、これも裁判によって医師会らが完全敗訴しています。 つまり、日本のカイロプラクティックは二つの時代分遅れている大後進国なのです。 施術法においても未だにパーマーが開発した当初の方法が主流で、研究もあまり進んでいませんし、資格もありません。 つまり、カイロプテクティックは確実に効果のある治療法ですが、日本のカイロは街角の占い師と大差のない代物だという事です。 従って、きちんと勉強をして、効果のある人も居れば、まやかしも大勢居るということです。 これらの見分けは非常に難しいです。 私はカイロプラクターではありませんが、以前に2年間勉強をしました。 それでも、テレビで出てくる何人ものカイロプラクターの中には、仲間内で下手で有名な人も居ます。 絶対に身体を壊してしまうに違いないメチャクチャな人もマスコミなどに出ています。 でも、整形外科医でもそれは全く同じ。私のかかりつけの治療院には病院からやってきた人も山ほど居ます。 一時期引退を告げられたスポーツ選手で私の恩師(故人)やかかりつけの治療院で復帰、再び日本一に輝いた人も居ます。 かかるときには充分に見極めないとなりませんが、話をしてみて、現在進行形でどれだけ研鑽を積んでいるかを確かめるのがいいでしょう。 世界的な研究会や講習会に出たこともない人は、第一段階で避けたほうがいいです。 更に研修会に出ても、実際に活用できる人は1%くらいですから、何回か施術を受けてみて効果を確かめるしかないですね。 慢性的なものは非常に長くかかります(一説には発症までの時間と同じだけかかる…恩師談)が、急性的なもの、例えばぎっくり腰は初めてなら多くの人は、受診して帰りは歩いて帰ります。(あくまでも私の目撃談) 整体はカイロの他、柔道整復や中国医学の医療などを日本で再構成したもので、カイロとは別物です。
整体やカイロプラクティックとは言っても、色々と種類があります。 また、症状の内容によってはお勧めできない場合もあると思います。 さらに、施術については、技術にバラつきもあると思います。 自分にあったしっかりとした施術を施してくれる方に出会えるか どうかにもポイントはあると思います。 金額については、高いとか安いとかを考えるよりも、今の状態が 少しでも良くなり、そういったことに煩わされながら生活する事が 無くなる方が肉体的にも精神的にも得だと思います。 先ずは、症状を開示していただき、適正な処置をされることが一番 かと思います。 ※首筋、肩、背中のこり、痛みなどは、循環器機能や内蔵疾患などから 影響される場合もあります。本来であれば、根本原因を速く見極め、 施術もしくは治療されることが良いと思います。
>確実に治る保証はないし 医者に行っても同じじゃないですか? 確実に治る保証は無いですよ。 カイロも整体も、身体の歪みを矯正して、自己治癒力でもって治しましょう。と言うのが基本です。 西洋医学のような切った貼ったや、弱めた毒で強制的にやりましょうというのとは違います。 治るか治らないかは、西洋医学の医師と同じで、医者の技術と、自分自身の治癒力の問題です。