私は、3年前からうつ病闘病中ですが、昨年2月にやはり禁煙外来で薬を処方してもらい、卒煙しました。私の場合はニコチンパッチではなく、ファイザー製薬の「チャンピックス」という経口摂取薬でした。禁煙そのものは非常にうまくいったと思います。キャリア30年のヘビースモーカー(50本/日)でしたが、禁煙自体の苦しさはほとんど感じることなく、2ヶ月目にはチャンピックスの服用もやめました。
この薬の公表されている副作用としては、・吐き気 ・頭痛 ・上腹部痛 ・便秘 ・お腹のはり ・不眠 ・普段と違う夢をみる(?) というのが挙げられていますが、それ以外に焦燥感・抑うつ感・自殺などの神経精神医学的副作用が指摘されており、件のウェブにおける断り書きはこの報告を受けてのものだと思われます。
FDA(アメリカ食品医薬品局)は製造元のファイザー社に対して、ラベル等に表示する警告をさらに目立つものにするよう求めると同時に、患者用の「服薬ガイド」を同社と共同で作成中とのことです。(※2008年時点の情報ですので既に作成されていると思われます)
私は約2ヶ月間、この薬を飲み続けましたが、幸いにも上に挙げたような重篤な副作用は経験せずに無事禁煙できました。かと言って上述のような症例が実際に報告されている以上、同病の皆さんにお勧めする気にはなれません。また私自身もこれらの情報をあらかじめ知っていれば別の方法をとったと思います。
残念ながら、私が禁煙外来でかかった内科医はこの副作用に関する情報を知らなかったようで、私がうつ病治療中であることを告知してあったにも関わらず、なんの注意も警告も受けませんでした。
ファイザーのウェブ(すぐ禁煙.jp)では、上述のような精神医学的副作用は「禁煙」そのものの症状として発現することが報告されているが、チャンピックスの服用によってそれらがより強く出ることがあるという注意書きがあります。
ということで、私は今、無事卒煙できたことを心から喜んでいますが、私の心療内科の主治医は「うつ病中の禁煙はうつを悪化させることもある」と言っていました。(※チャンピックスという薬に関しては全く知らなかったようですが、、、)
更にチャンピックスにはリスキーな副作用があることを考えると、何事もなかった私の例はかなりラッキーだったのかも知れません。
いずれにしても、主治医(精神科、心療内科)の先生とはよく相談した方がいいですね。
お礼
親切なご回答有り難う御座います。 精神科の主治医に禁煙について相談した所確かに ニコチンガム・ニコチンパッチ・チャンピックス等の禁煙補助剤を使用すると 鬱が悪化する可能性があるとのことでした。 現在は自力で卒煙しようとしています。 今は三日目です。