エレキベースのネックを自分で付け替え時の注意点は？

質問

プレベのボディにジャズベのネックを付けようと思うのですが、注意する点や調整の方法などを教えてください。サイズがほぼ合っているのを調達できたとしてお願いします。リペアショップに頼む経費を節約したいので・・（＾＾；
よろしくお願いします。

回答No.1

kenta58e2 · ベストアンサー

やったことありますけど、結構ムズイですよ(^^ゞ
複数台持ってるサブ機以下のベースなら、遊び感覚含みでやってみるのもいいですけど、本当にきっちりやろうとしたら治具も作らにゃならんので、メイン機だったらリペアショップに任せた方が良いですけどね。

サイズは、「ほぼ合っている」ではダメです。
もちろん「完全に合っている」が理想だけどそうもいかない…ってのはあるんですが、
・ボディのポケットに入るジョイント部が、自分の加工技術できっちり摺り合わせができる（…程度に、微妙に大きいのがベスト。ユルユルだと話にならない。）
・今のネックと、フレット間、ネックエンド～ナット間の寸法が等しいモノ。これも完全にとは言わないが、取り付け時の調整とブリッジの微調整で解決可能な範囲でないと、一生オクターブピッチが合わない。
の、上の２つが「最低必要条件」です。

あとは、文字にしたら簡単です。
・ネックの正中線とボディの正中線を完全に一直線に取り付ける。
・ネック指板面を完全にフラットにして、ボディ面と完全平行に取り付ける。
・１２フレット位置が、ナット～サドル間の完全に半分の位置に取り付ける（サドル側で微調整可とはいえ、あくまで微調整である事に留意）
・上記の取り付けに際して、ネック基部のボディ面～指板間の高さが、弦を張った際に最適弦高になるよう調整（ここの計測と調整が、一番手間がかかる。ネック基部を削ったり、ポケットを削ったり、逆に薄板等を挟んで嵩上げしたり）
です。

少なくとも、
ボディとネックを一直線に固定（微調整も可な）台。
ボディとネックの正中線を一直線に合わせて仮固定できる治具。
弦高さやネック角度を正確に計測できる計測治具。
を、さきに作らないと完璧には調整できないです。

あと、治具は調整した状態でネジ穴を切れるくらいにきっちり固定できる仕組みが必要。ネジは、新ネックはネジ穴無し、ボディ側はあらかじめ古いネジ穴を埋め木で対応は可能ですが…埋め木失敗したら、下手したらネックが数ヶ月～数年後にガクっとずれたりします。

で、結果的には…リペアショップに頼んだ方が安上がりだったというオチになる事がほとんどですね(^^ゞ
リペアショップは、そういう治具は専門的かつ正確なものを持ってますからね。

お礼

わかりやすい回答をありがとうございました。お礼が遅くなりましたが参考にさせていただきます。