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アメリカンフットボールについて質問
今度高校生になる息子が、アメリカンフットボール部に入部します。(初心者) そこで、親である私もアイシールド21などを読みながら、ルールを少しずつ覚えているところなのですが、先日ある高校の試合ビデオを見ていて、よくわからない動きがありましたので、教えてください。 プレイが始まるとき、オフェンスとディフェンスのラインが手をついて、平行線に並んで向き合いますよね。(←これを何というのですか?) で、ディフェンス側のK学園のライン4~5人のうち、自分のほうのQB?の掛け声?にあわせて、2人がクルン!と横に回転したんです。 1人だけがクルン!と横に回転することもありましたし、クルンと回ったためにできた小さなスペースに後ろに立ってた他の選手がささっと入り込んでくることもありました。 このような動きは、相手側のN高校では終始見られませんでした。 クルンと回転することに何か意味はあるんですか? それから、回転の合図はディフェンス側(自分側)のQBの掛け声のように思うんですけど(ビデオだから分かりにくい)、オフェンス側のSET・HUTの掛け声の前に、そんな動きをしてもいいんですか? 初心者なもので、聞きたいことがうまく書けなくて、伝わりにくかったかもしれません。 どなたかよろしくお願いいたします。
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アメフト観戦暦10年以上です。 >プレイが始まるとき、オフェンスとディフェンスのラインが手をつ >いて、平行線に並んで向き合いますよね。 >(←これを何というのですか?) スクリメージと呼びます。 >クルンと回転することに何か意味はあるんですか? 攻撃側のブロックをよけるためと思います。 相手のブロックを正面から受けて攻撃側のプレーヤーの動きを止める ケースもありますが、ロスタックルを狙う場合、積極的にブロックを かわすことをします。おそらく、この動きでしょう。 後の選手が入ってきたのは、ライン上の穴をつぶすためと思います。 >オフェンス側のSET・HUTの掛け声の前に、そんな動きを >してもいいんですか? かまいません。守備側の選手は攻撃側ほど動きに制約はありません。 スナップ時にボールのゾーン(ニュートラルゾーンといいます)に 侵入しなければ、スナップ前に動いてもいいです。
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- nidonen
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スクリミッジ( スクリメージ )ラインに沿って手を付いて並ぶ行為は、 一般的には「 ラインにセットする 」と言います。 この際、地面に手を付くことは義務ではありません。片手だけを付くのは 3ポイントスタンス、両手を付けば4ポイントスタンスです。短距離走の スタートと一緒で、手を付けて姿勢を低く保つことで突進力を高めます。 > 1人だけがクルン!と横に回転 その場で回転だとしたら、面白い動きですね。実際には回転とともに 若干、ポジションを変えていると思います。こういった動きをディスガイズ と呼びます。「 ~~のふりをする 」という意味で、ディフェンス側が 自分たちの動きをオフェンス側に読まれないようにするための戦術です。 K学園だけに見られたとの事ですが、N高校側も回転こそしないものの、 ディフェンスの選手が前後左右に動いているはずです。ディスガイズの やり方はたくさんあり、たまたまK学園が回転を取り入れているのでしょう。 スナップ前の動きですが、ディフェンス側は完全に自由に動けます。 唯一の制限は#1さんのご説明どおり、スクリミッジラインに侵入しては いけないということだけです。ちなみにポジションの制限も一切なく、 極端な話、ひとりもラインにセットせず、後方でパスに対処していても 構いません。オフェンスにはけっこう制限があるのと好対照ですね。 > 自分の位置を少しずらして直撃を避けるということでしょうか? 直撃を避けると言うか、ラインマンとラインマンのあいだのギャップに 自分を合わせるよう、ディフェンスの選手が横に動くことはよくあります。 ただ実際にはギャップのど真ん中に合わせることは少なく、微妙にラインの 選手とかぶるようにセットすることが多いです。実はそのほうが相手の ブロックをかわしやすいのです。
お礼
nidonenさん、ご回答ありがとうございます! ラインにセットするとき、地面に手を付くことは義務ではなく、 突進力を高めるもの・・・なるほど~そうだったんですね! >ディスガイズのやり方はたくさんあり、たまたまK学園が回転を取り入れているのでしょう。 このチームのスタイルということなんですかね。 N高校のほうはディフェンスのときは一番前のラインの選手達は、ほとんど動かず、どんと構えてました。後ろの立ってる人たちが前後してました。これもN高校のやり方ということなんでしょうね。 >極端な話、ひとりもラインにセットせず、後方でパスに対処していても 構いません。オフェンスにはけっこう制限があるのと好対照ですね。 そうなんですか!ラインについてなくてもいいんですか!ビックリしました。 今回、ご回答をいただいて、改めてビデオを見てみると、なるほどーと思う場面がありました。 かけ引きみたいなのが、まだ私にはよく分かりませんが、知れば知るほどはまりそうなスポーツですね。 ありがとうございました!
- kiwa67
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#1 です。 私の回答は、守備側のラインの選手が攻撃側のブロックをさけるために 回転するということが趣旨なので、 >スクリメージのとき、攻撃側のラインは、いったんセット位置を >決めたら動いてはいけないから(アイシールドでは後ろの1人だけは >自由に動いてよいと書いてありました)、守備側はその相手のセット >位置を見て、自分の位置を少しずらして直撃を避けるということ >でしょうか? は、違います。引用部の話は、マンカバーにおいて、カバー対象選手に あわせて移動しているのであり、ブロックを避けるためではないです。 >ずらすかどうかの判断は、掛け声をかけていたQBが瞬時に >するのですか? >それともハドルのときに、想定して決めておくものなのでしょうか? 個別に判断するケースがありますが、後者になります。 QB は、攻撃側の選手なので、守備側のブロックを交わす判断には、 関係ないです。
お礼
kiwa67様、度重なる質問にお答えいただき、ありがとうございます。 今まではアメフトってパワー重視の、危険なスポーツなんだろうと思ってましたが、 意外にも戦術が重要なスポーツだと知って、今は興味津々です。 (でもNFLの試合をTVで見ると、やっぱりあの強烈なパワーのタックルとかは怖くなりますね。) 息子にkiwa67さんからの回答を教えたら、へぇ~そうなんだ!と とっても感心してました。(もちろん私もです) ありがとうございました!
お礼
早速、ご回答いただきましてありがとうございます! >攻撃側のブロックをよけるためと思います。 >守備側の選手は攻撃側ほど動きに制約はありません。 ということは、確認なんですが・・・ スクリメージのとき、攻撃側のラインは、いったんセット位置を 決めたら動いてはいけないから(アイシールドでは後ろの1人だけは 自由に動いてよいと書いてありました)、守備側はその相手のセット位置 を見て、自分の位置を少しずらして直撃を避けるということでしょうか? ずらすかどうかの判断は、掛け声をかけていたQBが瞬時にするのですか? それともハドルのときに、想定して決めておくものなのでしょうか? クルンと回る動きがあまりに瞬間的で、華麗に思えて(笑)、不思議なものですから。。。