- ベストアンサー
IPSecのaggressiveモードとmainモード
IPSecにはaggressiveモードとmainモードとがあるかと思いますが、なぜ固定IPならmainモード、動的IPならaggressiveモードとなっているのでしょうか? ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 正確には、「認証方法をPre-Shared Keyとしたときに」は動的IPの場合にはAggressiveモードを使わざるを得ないのです。よって固定IP==Mainモード、動的IP==Aggressiveモードというわけではありません。 Pre-Shared Key認証では、VPN装置毎にPre-Shared Keyを持つ必要があります。その時の装置とKeyの対応はIPで判断します。 MainモードはID情報(IPアドレス)を暗号化して交換します。その暗号化の為にはPre-Shared Keyが必要です。しかしPre-Shared Keyは相手のIPが判らないと特定できず、相手のIPは暗号化が可能になってからでないと入手できない....というループ問題になってしまいます。 よってMainモードでのPre-Shared Key認証ではあらかじめIPが判っている必要があるのです。 AggressiveモードではID情報は暗号化しません。Mainモードより情報交換が簡易化されているので、いきなり(暗号化無しで)ID情報(IP)を交換してしまいます。 よって動的IPでもかまわないのです。 当然にMainモードよりセキュリティレベルは少し下がります。
お礼
bshipさん、有難うございます。 以前もご回答いただきまして、本当に助かります。 センチュリーシステムズ社のXR350とSSH社のSSH Sentinelの接続ででトラぶっていまして・・・・・。。 お詳しいですね。メーカーの開発の方ですか? 今後もご教授いただくことがあるかと思いますが、その際は宜しくお願いいたします。