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繰延税金資産

 最近りそな関係のニュースを見ていてよく繰延税金資産という勘定を聞きますがどのような内容の勘定で、会計経理的にはどのような処理をするのでしょうか??稚拙かつ抽象的で申し訳ありませんが、知識のある方教えてください。ちなみに4年前に簿記の2級を取得したときには聞かなかったような気がするのですが・・・。

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noname#24736
noname#24736
回答No.2

繰延税金資産とは、企業会計では本来ならば次期以降に負担する税額が、税法上の規定でその期に計上されたために、企業の税引後利益が少なくなってしまいます。 そのために、本来は翌期以降に負担すべき税額を、企業の繰延資産として計上して、本来の企業会計上の利益に合わせる手法です。 つまり、税金の前払分を資産に計上することです。 最近話題になっているのは、銀行の不良債権処理で、不良債権を貸倒処理しても、税務上の貸倒として認定されないものがあります。 その場合に、有税償却をして企業会計では損金にしても、税務申告で調整をして、会社決算よりも課税所得に加算して税金を納付します。 次期以降に、税務上の貸倒として認定されると、前に納付した税金が還付されることになりますから、その還付が見込まれる額を、前の期で資産として計上する方法を取ります。 この、還付見込額を計上したものが繰延税金資産と云います。 参考url、中段以降をご覧ください。

参考URL:
http://www.h5.dion.ne.jp/~katsu_m/yakudati.htm

その他の回答 (1)

  • ma_
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回答No.1

税効果会計という新会計制度で、簿記1級の範囲です。 繰延税金資産とは、会計上は来年度以降に負担させるべき税額が、税法上は当期の支払となるものがあります。資産として繰延べることにより、将来の会計上の税額認識に備える勘定項目のことです。簡単に言えば、将来の税金の支払を減額する効果を有すると認められる部分を資産として計上するものです。 りそなで問題となったのは、繰延税金資産の計上基準の厳格化が検討されており、自己資本比率を計算するときに、かつては中核的自己資本に算入している繰延税金資産を、今後一部しか認めないようにする方向で見直しが進められているから問題となっているのです。そうなれば、自己資本比率が下がる要因となるからです。 下記ページに会計処理についての解説があります。

参考URL:
http://www.chuoaoyama.or.jp/webcan/zei/0201.html

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