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6Ωと8Ωの組み合わせは?
本来6Ωの3ウエーシステムに、8Ωのウーハーを組み込んだ場合、何か弊害はありますか?
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>> 定格出力8Ω130W、6Ω150W、4Ω170Wなどが書かれています。 // 「最大出力」ではなく「定格出力」として書かれているのであれば、4オームまで対応していると思われます。なお、アンプのスピーカー端子の付近にも適合範囲が記載されているはずなので、念のため、併せて確認しておかれると良いでしょう。 >> 更に出力電圧/出力インピーダンスでは、REC OUT150mV/330Ω PRE OUT 1V/2.5kΩ以下等が書かれています。 // これは、今回の質問・回答の内容とは直接関係しませんので、気にしなくて構いません。具体的な意味については、以下のQ&Aを参照して下さい(やや技術的な説明なので、分からなくても特に問題はありません)。 http://okwave.jp/qa5472492.html >> ウーハーと称しているSPは、実はフルレンジですので単独でOKですね。それに、ツイーター、スコーカーをたまには繫いで見ようかと思いまして // 抽象論ではありますが、フルレンジにミッドレンジを足しても、あまり良い結果は得られないと思います。ツイーターに関しては、特に大口径のフルレンジで高音が弱いとか、指向性が狭いとかの問題を改善するのに有効ですが、フルレンジはもともと中音域まで十分な音圧が得られるので、ミッドレンジを足す必要性がありません。 逆に、フルレンジの低音はそれほど低いところまでは出ず、音圧も高くはないのが普通なので、ウーファーとしては力不足です。また、フルレンジの音色の特徴は、どちらかというと中高音にあるので、そこをカットしてしまうと、旨味は出ないわウーファーとしては中途半端だわ、という結果になる可能性が高いと思われます。 音質面でのデメリットとしては、このような点が考えられます。したがって、フルレンジはフルレンジとして(低音寄りならツイーターを足す、中高音を生かすならサブウーファーを足す)使った方が、けっきょく妥当な結果になると思われます。 アンプへの負荷という点では、前述のようにほぼ問題ないと思われますが、メーカー製のスピーカーをそのまま使うのではない以上、ある程度のリスクは含んでおく必要があります。 なお、6オームのフルレンジに8オームのツイーターを足すだけなら、通常、公称6オームで通ります。ミッドレンジを足した場合に帯域分割が適正でないと、公称インピーダンスが4オームを割り込むケースも考えられます(実測値での話なので、現実に組み立ててみないと分かりませんが)。 ところで、もし当初の質問である「本来6Ωの3ウエーシステムに、8Ωのウーハーを組み込」むというのが、「公称6オームの3Wayスピーカーのウーファーを、8オームのフルレンジに取り替える(改造する)」という意味であれば、話の前提が変わってきます。 この場合、ネットワークの設計をやり直さないとメチャクチャな周波数特性になってしまうので、(アンプへの負荷はともかくとして、)上述のデメリットとは別の意味で、音質面からお薦めしかねます。
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- Yorkminster
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6オームと並列に8オームを繋ぐと約3.43オームになるので、アンプに過負荷がかかって故障の原因となる可能性があります。アンプの適合インピーダンスが4オーム(あるいはそれ以下)まで対応していれば、まず問題はないと思われますが、8オームあるいは6オームまでしか対応していない場合、壊れてもメーカーに文句はいえません。 真空管アンプで4オームの端子がない場合、6オームや8オームの端子に繋ぐと周波数特性が乱れる可能性があります。 また、音質面では、カットオフ、クロスオーバー、音量、位相などの調整が良くないと、低音がボワ付いたり、薄っぺらくなったり、うねったりして、かえって音質が悪くなる可能性があります。 「組み込んだ場合」というのが、たとえば同じエンクロージャーにウーファーを追加するという意味であれば、ドライバー同士の相互干渉によって音質が悪化する可能性もあります。
補足
早速のご回答有難うございます。 スペックでは、定格出力8Ω130W、6Ω150W、4Ω170Wなどが書かれています。更に出力電圧/出力インピーダンスでは、REC OUT150mV/330Ω PRE OUT 1V/2.5kΩ以下等が書かれています。 ウーハーと称しているSPは、実はフルレンジですので単独でOKですね。それに、ツイーター、スコーカーをたまには繫いで見ようかと思いましてお聞きした次第です。
お礼
大変親切丁寧なご回答下さいまして有難うございます。 ご指摘の内容は良く判りました。 最終的にはフルレンジ1本で鳴らす方に移行しました。 (JBL LE8T) その結果、当初多少のシャリシャリ感がありましたので、吸音材を少し多めに入れてテストしましたところ、かなり締まった音質となりまして、低域も歯切れよく鳴っています。 中高域は別に持っている本来のSPボックス(サンスイ)に入った物よりもいい音を出している感がします。(小音量の時に最適。音量をかなり上げた時は、やはり指定ボックスに入った方のSPが勝るようです)