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モーツアルトらしい演奏
4-14歳までピアノを習っていて、 このたび20年ぶりにレッスンを再開し、3ヵ月ほどになる者です。 ハノン、バッハインベンション、小品 を平行しながらレッスンをすすめています。 小品は現在モーツアルトの「きらきら星変奏曲」をやっています。 先生に「ちゃんとモーツアルトらしい弾き方になっている」 と褒めていただいたのですが、イマイチ自分では感覚がつかめません。 モーツアルトらしい弾き方、というのはどういうのをいうのでしょう。 褒められて嬉しいのは嬉しいのですが、 まだまだ弾き方を意識できるほど感覚を取り戻していないのが正直なところです。 昔のトラウマからあまりモーツアルトは得意ではありません。 これからのピアノレッスンのヒントになれば、と思いこちらに 質問させていただきました。
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>モーツアルトらしい弾き方、というのはどういうのをいうのでしょう。 要は、先生のお持ちの「モーツアルト観」に近いということだったのだと思います。 指導者としては、自分の教えたとおりに弾いてくれているという満足感を持たれたのだと思います。 私の感覚で恐縮ですが、 「モーツアルトらしさ」と言えば、まず「端正」というイメージがいたします。 バッハなどは荘厳で硬い感じで、ベートーベン以後は、自由奔放になっていくと思うのですが、モーツアルトは「古典の最高峰」として、演奏においても、整った形式・様式感が尊重されるべきだと思います。また、若き天才ですから、瑞々しさも必要です。 そうしますと、リズム的にはわがままに崩さない演奏、強弱の幅は大げさでない演奏。 表現過多におちいらない演奏、というあたりが「モーツアルトらしい演奏」ということになるのだと思います。
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- kameyan00
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モーツァルトというと、簡単そうに見えるけれど、その実、聴かせるのはとても難しいそう、という印象があります。 前の回答者の方も書かれていますが、恣意的でない端正な演奏というのがモーツァルトらしいのかとも思います。割れんばかりのfffだけでなく、どちらかと言えば、心に染み入るようなpppを大切にするような感じで、自然に弾いているように聴こえるけれど確かにコントロールされている。。。人生経験を積んで何かを乗り越えてはじめて形になるのがモーツァルトであるような気がします。
お礼
なるほど、恣意的でない端正な演奏ですね。 確かに子供のころのようにただ楽譜どおりに のっぺり弾くだけではいけませんね。 今までモーツアルトの人気のあるところが なんとなく気に食わないと、ひねくれた聞き方をしていました。 好き嫌い、得意苦手はありますが、食わず嫌いせずに いろいろチャレンジしてみたいと思います。 ご回答ありがとうございました。
お礼
そうですね、先生のモーツアルト感ですね。 まだ始めて3ヶ月なので、先生のもたれているモーツアルト感 というのがわからなかったです。 嫌い、苦手といわず、 わがままに崩しすぎず、強弱も大げさすぎない幅で、 という表現過多にならない演奏を目指します。 どこまでも深いですね。 ご丁寧な回答ありがとうございました。