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公平とは何か
女性議員割当制度 弱者救済制度 世襲議員への批判論と世襲議員の被選挙権を根拠とした擁護論 市場原理 行政の中立性 以上を議論するときに共通して、でてくるのが「公平」の概念だと思います。 「公平」を同じように接することと解釈すれば、女性議員割当制度等は悪平等と言えます。 逆に、「公平」を競争できるようにスタートラインまで支援することと解釈すれば、女性議員割当制度等は機会の平等を実現していると言えます。 「公平」とは何でしょうか?
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「公平」とは、哲学上の概念で、観念の中だけに存在し、現実にはありえないものです。 法制度として可能なのは、「法の下での平等」(≠「平等」です。) どんなに異なった人間であっても、一個の人間に対するものとして、法の適用は、等しく同じに行うというものです。 社会として現実に実行努力が可能なのは、「公平」「平等」ではなく、「公正」の実現です。 「公正」は、おおやけ(公)にされた規則を、きちんとそのまま実行することで達成されます。 人間は生まれながらに違いがありますから、それぞれ個別の状況に対して、有利・不利が必ず存在します。 その有利不利を小さくするために作った規則も、どこかに線を引くことになりますから、線を引くことによって有利になる側と、有利になるチャンスを失う側とに分かれます。 どんなに細かく線引きしようと、有利・不利は必ず残りますから、最終的に「公平」になることはありません。 現実は、多くの人が、これぐらいでいいのではないかと納得する「合理的」な規則が存在するだけで、それを「公正」に適用する努力を行っています。
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- ryuken_dec
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一義に定義できない。 モノや時によって公平の意味は変わる。 (例)消費税は公平か? 意見A:一律5%なのだから全員に対して公平 意見B:低所得者ほど実質負担率は高くなるから不公平 (例)所得税は公平か? 意見A:所得に応じて累進課税になっているので余裕に応じた課税になっているので公平 意見B:所得の多い人は納税率が高いので不公平 このように公平か公平でないかはその人の見方によって異なる。 また、複数の制度が絡み合って公平の判断も変わる。 税金も所得税単体では公平(不公平)かもしれないが、他の税制と総合して判断すると不公平(公平)な措置という評価になるかもしれない。 No3の方の言っているYの観点やZの観点と同じ。No3の方がせっかく良いことを書いているのに、そこを無視するのはもったいない。
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回答ありがとうございます。
- 2011年 2月変更(@wwbc)
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公平とは、AというものにもBというものにも、Zの観点から見て同等の地位・存在を認めると言う事ですよ。 ですからYの価値観から見れば公平性を欠くのではないのか?と思えるような場合もあります。 例えば質問者さんは時々質問をされていますが、その中の質問が時々管理者によって「この投稿はサポートによって検討中です」とされて、準没になっている事がありますよね。質問者さんの一つ前の投稿も12時間くらい没になってました。 これは質問者さんが時々変な質問をしたり変な回答をする為、公平性を保つ為に質問者さんに特別に目を掛けているのではないのかな?と思われるのですが、これは質問者さんから見て公正性を欠くのではないのか?と思われる事はあっても、質問者さんもその他の質問者も閲覧者も共に公平性の観点から管理者に扱われていますので、広くこの掲示板社会の公平性を確保する為に実施されている管理ノウハウだと思います。 かく言う私もたまには回答が消されたり編集されたりする事も、稀にはあるのですが、私が見ても実に公平な扱い方をされていまして、私本人も全く公平な扱い方であると考えざるを得ない処理をしてくれてます。(ちなみに私は今まで質問をしたことがありません) この掲示板の管理は、私が知る限りにおいては日本で最も公平性の確保された日本最大の優良質問掲示板です。 女性議員の特別扱いについては、Zという観点から見ての公平性確保であり、Yの観点から見た公平性ではありません。議員の活動・存在にYの観点よりZの観点を重視するほうが社会的に意義があり、社会的公平性に寄与するのであれば、社会的に良好な制度となります。
補足
>これは質問者さんが時々変な質問をしたり変な回答をする為、 本文にURLを複数貼り付けたからだと思っていたんですがね・・・ まあ、誰かさんみたいに確認もせずに憶測で他人を評価するのも妄想がひどいのでテストしてみると・・・ 全く同じ内容をURLを外して新規投稿したら普通に投稿できましたよ。 思い込みから論を進めても無駄な結論に過ぎません。 時間は有効に使いましょう。
- tadagenji
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公平は哲学的な概念ですので、似た言葉の平等として述べます。 平等には、機会の平等と結果の平等があり日本はこれまで結果の平等を追い続けてきましたが、バブル後、外圧もあり機会の平等にシフトしてきています。 結果の平等は、社会主義的な発想から生まれてきます。 一方、機会均等は、チャンスは平等だが、競争社会の容認の結果、格差は当然の帰着です。 現在の日本では、この両方が存在し、結果の平等のほうが口当たりがよく巾を利かせていますが、世界的には、自由主義、資本主義的発想から機会の平等が主流で、日本もそうならざるを得ない状態です。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
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