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私立大学の特待生制度の現状について
- 私立大学の特待生制度について、日本には本当の意味での特待生制度は存在しないようです。
- 一部のレベルの低い大学では特待生制度が採用されていますが、早稲田や慶應・私立の医学部などでは制度が見当たりません。
- 貧乏な苦学生が優秀な大学に入学したいと思っているにも関わらず、入学金や授業料を免除する制度がないため、問題点として指摘されています。
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私立大学は、その大学なりの経営方針や教育理念に基づいて、特待生の制度を作っています。 成績優秀者なり、スポーツ特待なり、かなり多くの大学があります。 これをさらに増やす、2割もの枠を取るとなると、その分の学費が一般学生に上乗せされますので、それもどうでしょうか?不公平と思う人も当然出てくるでしょう。 その分を国か見ろといわれても、、、すでに私学助成でかなりの金額を出しています。 今はほとんどの大学が経営も公開してますので、予算を見ればわかるでしょう。 例として明治をあげておきますが、学生の納付金(授業料等)と補助金(国庫と自治体から)を見比べてください。かなりの金額を国が出していることがわかると思います。 医学部のある大学はもっともらってます。 http://www.meiji.ac.jp/zaimu/2011yosan.pdf それでも、私学は高いというのなら、国立がたくさんあります。 国立の場合、貧困家庭の子弟は授業料の減免がありますので、授業料を1銭も払わないで卒業する人もいます。また、学寮もありますので、奨学金を借りて、親からの仕送りゼロの学生もいます。 実際に生活保護家庭の子弟でも、学費全学免除にしてもらって卒業して行ってます。 ろくに勉強していなくて、私立しか進学できない、学費が高い、そういう人のことまで考えなくてもいいでしょう。
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- kgu-2
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2)日本の学生は、親に頼っている。アメリカでは、奨学金とアルバイトで学生生活をしている。 日本の奨学金は、月に10万円は借りることができるので、特待生の制度なんぞは、不要。 1)なにより、特待生は、ペーパーテストで決まるが(スポーツは別)、卒業時の席次がトップクラスとは限らない。すなわち、期待する効果は無い。 優秀というのが、ペーパーテストの成績を意味しているのであれば、成果の上がらない机上の空論。
お礼
ご回答ありがとうございます。ご存じかどうかわかりかねますが、下記の方にももうしましたように日本の私立の医学部の授業料は年数百万です。とても奨学金で何とかできる金額ではありません。機会の平等は明らかに損なわれています。アメリカで、ハーバード大学・コロンビア大学・カリフォルニア大学・スタンフォード大学これらの大学の医学部は貧乏人では授業料は払えません。だからといって学生がみんな金持ちばかりではないです。「日本の制度はおかしくないでしょうか」という内容の趣旨でした。私が貧乏人のためのやっかみでしょうか。
- akeshigsb
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あなたのお考えのように東大・京大などの国立大学優秀な人材を集めたいと文科省が考えるのは当然です。日本はもとは江戸幕府・明治政府の官営主導主義でした。戦後もその体制は変わっていません。 政府は本当の意味での資本原理を利用していません。大企業が倒産しても解体せず再建するのは結構ですがそのため自分の会社が倒産しても雇用が維持されると考える従業員が多く非効率です。 また財閥系や国に近い存在ではその傾向はさらに強くなります。 育英会などが奨学金として有名ですがあれは一種の基金のようなもので先輩が返しているお金を大学生が使いそれを将来返すという循環型であり給付されるものではないですしね。 ただ、東大も学費が借りられたはずですし、私が卒業した慶応大学は在学中の4年間の授業料は払わなくてよく卒業後に反していく制度はだれでも使えます。(大学が保証人になり銀行などから借りる制度です、金利は大学負担でした)この制度があれば意志さえあれば特待生と同じ効果があると思います。 日本は万民平民主義なので2割を学費タダにするのは難しいと思います。 私は正直今の大学の数は多すぎと思います。大学を半分、学生を4割削減してもいいと思います。ろくに大学で勉強せず国のお金が消えていくのはもったいないからです。(私立大学も国から相当な補助金が出ており、学生が払う授業料と同額もらう大学もあります)そうしたういたお金を経済的に貧しいが優秀な人に使う方がよっぽどいいはずですが、大学に行けない人と奨学金をもらう人の金銭的な差が大きくなりクレームになるからです。 これだけコメント書いといていうのもなんですが、あなたの質問は「自分の考えは○○ですがこの意見についてどう思いますか?」という趣旨ですがその○○が2か所以上あり答えもここにしました。今後はもう少し的を絞った質問にしていただけますようお願いします。 ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。非常に素晴らしい回答だと思います。 私は正直今の大学の数は多すぎと思います。大学を半分、学生を4割削減してもいいと思います。ろくに大学で勉強せず国のお金が消えていくのはもったいないからです。→全く同感です。大学をお金儲けの道具に使うことは望ましくないと思います。 やはり私立の方は、東大・京大などの国立大学優秀な人材を集めたいという雰囲気を感じるんですね。 私は国公立大学で働いていたこともありますが、自分たちに都合よいひとばかり集めて言葉が悪いですが個性的な人を頭から押さえつけ、やる気のある人間をspoilしている印象を強く受けます。もっと純粋に学問や研究を追及することの重要性を考えます。私が問題だと思うのは主に私立の医学部です。私立の医学部の授業料は年数百万です。とても借りる気にはなりません。私も私立の医学部は早々に断念しました。早慶は伝統があって1-2%ぐらいの特待生でよいのではないのでしょうか。
- tekcycle
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逆に、国公立大学があるのに、それでも私立大学に行きたい、というケースは殆ど無いはずです。 どういうケースでしょうか? まさか、数学や国語を勉強しなくて済むから、なんてケースではないですよね。 xx先生に師事したい、というようなケースは、おそらく文系でも理系でも、大学院でというのが基本でしょう。 xx先生がいくら素晴らしくても、学生を詰め込みすぎてブロイラー状態の私大で、どこまで効果的なことができるのか疑問です。 不要な制度は不要です。 よくは知りませんが、寄付文化で健康保健の徴収すら嫌がるアメリカの制度がどうであろうと、あまり参考にならないでしょう。 第一、アメリカの私大は「結果を出しています」。
お礼
ご意見ありがとうございます。国公立大学があるのに、それでも私立大学に行きたい、というケースは殆ど無いはずです。→医学部の場合、国立は年50万、私立は年500万とか(桁が1つ違う)です。私立は都市部に集中し国立は地方に集中しています。私立の方は都市部に就職して開業志向が強い方が多いです。いわゆる機会の不平等がすでに存在するという旨ですが。平たく言えば金持ちはチャンスが2回。貧乏人は1回という意味です。しかも、裕福な家庭の方はこの恵まれた状況を真摯に受け止めているのでしょうか。すこし疑問をもちませんか? 数学や国語を勉強しなくて済むから→そんなレベルの低い話しではないと思います。第一医学部の試験は私立でもきちんと数学はありますし、小論文は国語力も問われる難問が出ます。 アメリカの私大は「結果を出しています」。→大賛成です。日本でも結果を出すことが必要と考えます。
- seabus12
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>今の日本に本当の意味での私立の特待生制度はないのではないでしょうか ご認識はその通りでしょうね. たとえば,お考えを延長して極端に考えると,私立大学も入学金や授業料をすべて無料にして,希望学生を全員入学させて卒業させることになります.確かに,私立大学といえども国から補助金が出ていますから,国民の税金が寄与しているので,そうした考えもあるかもしれませんが,現実にはあり得ません. 実際には,一握りの,いわゆる人気私大を除けば,どこの私大も台所は火の車です.定員未達の大学が多いのです.そんな余裕はありません.そういう大学では特待生制度は,入学者を一人でも獲得する手段に使うのです.その場合に,優秀な高校生よりも,困窮家庭で進学を諦めそうな高校生がむしろ対象になります.決して素質のある学生をより優秀に育てるという,本来の目的とは離れて来てしまうのです. 残念ながら,本来の形にはなっていないのが現実ですね. 国公立ならまだその可能性があるのですが,逆に税金の意識が強まりますから,選抜など,公平な制度の維持が困難になります.授業料も高くなってきていますしね.
お礼
ご意見ありがとうございます。私が上げた大学は定員未達ではないとおもいますが。おっしゃられるような困窮家庭で進学をあきらめそうな人を救うのは奨学金制度でしょうね。 税金をこうした特待生制度につかうのははたして公平制度でないと考えるでしょうか?
- tanuki4u
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全額免除して入学させるということをなぜやらないのか不思議でなりません ↓ 金がないから。 国家なり地方自治体が国民から徴収した税金を、低所得者の教育に使う事に関しては否定しない。 これが、教育の平等の具体的な行政の税金の執行。 東大だ早稲田だとか言っているのは、教育の平等ではなく、教育機関の平等であり、国民の教育権の考えとは筋違い。
お礼
ご意見ありがとうございます。お金がなくてできないということなら今の日本で道路や橋はできないし第一景気回復のための公的資金注入なんて景気も回復していないしやった人はA級戦犯者ですね。 国家なり地方自治体が国民から徴収した税金を、低所得者の教育に使う事に関しては否定しない。→これはあなたのご意見ですか。少し違和感を覚えますが。 東大だ早稲田だとか言っているのは、教育の平等ではなく、教育機関の平等であり、国民の教育権の考えとは筋違い。→これは表現の意味がわからない。教育機関の平等とは何?
早稲田大学には特待生制度があり、各学部の入学時の成績上位10名程度に対して授業料全額免除措置を実施しています。
お礼
ご意見ありがとうございます。確かに希望が持てる話しではありますが、最初から人数もあいまいだし授業料のみであり、しかも4年間保障してくれる制度かどうかなんとも不明ですね。参考のURLも奨学金となっていますが。
お礼
ご返答ありがとうございました。早慶で2割は確かに多いと思います。しかし、私立の医学部は1-2割が妥当だとおもいます。国立大学には貧乏な家庭の子は授業料の減免・免除があります。わたしも大学の時に申請しましたがかなり厳しいです。平均80点以上でかなり優秀でないと無理だと思います。私立の医学部にはたぶんそうした制度はないのではないでしょうか。入学時にすでに寄付制度がありお金もちが入学するのが前提なので。問題は機会が均等でないということです。私立の医学部は授業料は年500万円(卒業まで最低6年)とかでとても奨学金などで対応できる範囲内にありません。もうすでに貧乏人は機会は大きく制限されてしまっています。不公平だとは考えませんか。 国立大学の医学部なども助成金をもらっていますが、職員の給料や実験器具・校舎の建設などお金は確かにかかりそうですね。私の卒業大学は校舎もぼろぼろで人数分しか机がなく冷暖房もろくに入らず1階(2部屋)しかなかったですが、みんな将来の希望をもち勉強に燃え楽しかったです。そんなにお金をかけなくてもよいものは作れそうにおもいますが。