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日航の企業年金について

 今、日航が騒ぎになっていますが、争点のひとつに彼らの企業年金の値切りの話がありますねぇ。  ところで、基本的な知識がないもんですから、外野席から是非の評価ができないのですが、月25万円ともいわれる企業年金を受給しているOB達は、退職時に、いわゆる「退職金」というものをドカ~ンともらっているのでしょうか。  私なんかは「退職金」というと、例の事務次官などが退職時に手にする何千万円(1億円近い)もの大金のことしか思い浮かばないのですが、日航のパイロット殿なぞは、退職時に何千万円もの大金を手にし、尚且つ退職後も毎月、25万円とやらを頂いているんでしょうか。まさかとは思いますが・・・。  私なんかの想像では、パイロット殿の退職金は片手は下らないでしょうなぁ。ただし、月25万円の年金なぞは「無い!」としてですぞ。  どうか、基礎知識を教えてください。

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  • coco1701
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回答No.1

・JALの企業年金は、原資は月々の掛け金(会社と社員が負担)と社員の退職金です ・退職時に、掛け金と退職金を一時金として全額受け取る事も可能・・年金はない(100%受取り退職)  もしくは、75%、50%、25%だけ一時金として受け取る事も可能・・残りは年金として支給される(一部受取り残りは年金として受取る)  何割を年金として運用するかに依り、受取る年金額も違ってくる ・年金の内容    第一年金・・会社と社員の月々の掛け金から・・10年保証終身年金    第二年金・・退職金が原資:退職引当金の積立・・10年保証終身年金    第三年金・・退職金が原資:退職引当金の積立・・10年保証確定年金   確定利回りは4.5%の複利運用で年金が支払われる事になっている ・実態   企業年金基金になければいけない資金は8010億円だが   実際の資金は4084億円で3926億円の欠損になっている   確定利回り4.5%で運用する予定だが、近年(最近10年位)の運用では1.24%でしか運用出来ていない   (企業年金の欠損については、母体の企業:JALが負担しなければならない    、利回りの不足額は年間240億相当でこれはJALが負担をしている、     また積立金も不足しているのでこの金額も最終的にはJALが負担する事になる)

noname#128540
質問者

お礼

 詳細な解説ありがとうございます。  もう少し教えてください。 (1)企業年金の掛け金の規模ですが、厚生年金の掛け金を1とすると、企業年金の掛け金は、ザクっと言って、どれくらいでしょうか。1.5くらいでしょうか。また掛け金は会社と折半でしょうか。 (2)利回りの不足額は会社負担だそうですが、逆に世の中の利回りがよくなったとしたら、当初約束されていた4.5%は見直される(6%とか7%にUPされる)ルールになっているのでしょうか。 (3)それと、余計なことかもしれませんが、原資を構成している「退職金」(会社と社員が負担してきた年金部分を除く)は、大卒で定年退職した人の場合、日航のことだから、平均的には、やはり片手くらい(一時金として全額受け取るとして)はあるんでしょうねぇ。

その他の回答 (2)

noname#101770
noname#101770
回答No.3

時事通信によると モデルケース(平均もしくは中央値でしょうか)で 退職一時金3650万か 退職一時金1700万+企業年金月25万 のようですね >(蛇足)なんの前提条件も言わず「年金月額25万円」とだけ報じるマスコミは、まさに「凶器」、「犯罪」ですなぁ。まぁ、本件に限ったことではありません。彼らこそ、無責任集団の極みです。まぁ、本質は、無知・怠慢な集団なんでしょう。 知っている人は当然知っていることですし、マスコミがセンセーショナルに編集するのも当然です。 数字は根拠を確認するのが当然でしょう(確認しない人々も民度が低いといえます)

noname#128540
質問者

お礼

 ども、です(な~んて、民度の低い応対でしたぁ) >退職一時金3650万か退職一時金1700万+企業年金月25万のようですね 貴重な情報ありがとうございます。 もし、4.5%なら、私だと迷わず後者を選択しますなぁ。 >知っている人は当然知っていることですし 仰せですが、庶民は「退職一時金1700万+企業年金月25万のよう」だ、な~んてことは、ほとんど知らない、と私は推定します。単に、一般サラリーマンに比べて、「年金月額が25万円そっくり多い」と印象付ける報道は、まったく怪しからん、と思います。ともかく、「退職一時金1700万+企業年金月25万のよう」というのは羨ましい限りです。立派な待遇です。でも、職種からして当然かもしれません。嫉妬すべきではないことを認識しました。

  • coco1701
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回答No.2

#1です、関係者ではないので、わかる所だけですが >(1)企業年金の掛け金の規模ですが、厚生年金の掛け金を1とすると、企業年金の掛け金は、ザクっと言って、どれくらいでしょうか。1.5くらいでしょうか。また掛け金は会社と折半でしょうか  ・掛け金についてはわかりません  ・掛け金の比率は、会社3:社員1、です・・・後の第一年金に充当 >(2)利回りの不足額は会社負担だそうですが、逆に世の中の利回りがよくなったとしたら、当初約束されていた4.5%は見直される(6%とか7%にUPされる)ルールになっているのでしょうか  ・詳細な規定がわからないので回答不能です >(3)それと、余計なことかもしれませんが、原資を構成している「退職金」(会社と社員が負担してきた年金部分を除く)は、大卒で定年退職した人の場合、日航のことだから、平均的には、やはり片手くらい(一時金として全額受け取るとして)はあるんでしょうねぇ  ・職種により金額が違いますが、機長で最大3650万のようです   副操縦士、キャビンアテンダント、地上職、整備関係は当然それ以下   副操縦士以外は収入から普通の会社と変らないでしょう  ・参考(平成20年度のデータ)    機長平均年収:2200万、副操縦士平均年収:1200万、キャビンアテンダント(正社員)平均年収:611万(ボリュームゾーンは500万~600万:正社員後勤続10年位)    JAL全体の平均年収は673万・・職種で相当の違いがありますね

noname#128540
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。  お教えいただいた情報に関する感想を以下に記述します。 (1)大卒の「いわゆる退職金」が、「最大3650万」とは意外です。かの"日航"にしては少なすぎますねぇ。(まぁ、他の優遇措置がいろいろあるでしょうから、"さもありなん"、かも) (2)機長平均年収:2200万・・・さすがです。浮世離れです。でも、常に「死」と隣り合わせですから、まぁ、いいでしょう。また、職種で相当の開きがあるのは、当然でしょうね。 (3)掛け金の比率は、会社3:社員1、しかも4.5%・・・これが限りなくうらやますぃ~い。 と、感想は以上のとおりですが、先日来、マスコミから伝わっている「年金月額25万円」といふのは、お教えいただいた情報から推定すると、おそらく、退職一時金を全く受け取らなかったケースなんでしょうねぇ。 ということで、以上までの前提が概ね「そうだ」とすれば、OBの主張も、一定程度は理解できますねぇ。それにつけても3:1の企業年金、うらやますぃ~い!。 (蛇足)なんの前提条件も言わず「年金月額25万円」とだけ報じるマスコミは、まさに「凶器」、「犯罪」ですなぁ。まぁ、本件に限ったことではありません。彼らこそ、無責任集団の極みです。まぁ、本質は、無知・怠慢な集団なんでしょう。