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日本で剣が普及しなかった理由

タイトルの通りです。 古墳時代においては、剣がよく使われていたのになぜその後は 日本刀にとってかわられたのでしょうか?。ちなみに僕は両刃の剣派(笑)で、こっちの方が戦いがスムーズにいってたと思うのですが。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.2

 剣が廃れた理由に関しては、私には判りませんが、剣は主に刺突のための武器で、腕を伸ばした片手で持ち、先端を回すようにして扱うもので、扱うためには技術を要します。  【参考URL】剣 - Wikipedia   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%A3  それに対して、刀は断ち切るための武器で、剣と比べると、扱うために技術を要しません。  【参考URL】刀 - Wikipedia   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%80#.E9.80.86.E6.AD.AF  又、剣は直刃であるのに対し、刀の刃には反りがあります。  反りがある刃は、切断対象に接触した際に、刃が斜めに当るため、切れ味が良くなります。  又、刃物で切る場合には、切断対象に刃を押し付けただけでは殆ど切れません。  切るためには、刃と平行な方向に、押すか又は引くかする必要があります。  反りのある刃は、手元で引く距離が短くとも、先端に近い部分では、刃が引かれる距離が長くなり、切れ味が良くなります。  それから、反りのある刀を振り回した時、刃の部分は柄の向いている方向(柄の中心軸を延長した直線)よりも後ろになるため、切断時の抵抗力により、刃が後方に引っ張られる事で、刃の向きが自然に切断方向に対して平行になります。  これが直刃の剣では、刃が柄の中心軸を延長した直線よりも前にあるため、切断時の抵抗力が、刃の向を切断方向に対して平行から外れるように働くため、斬激の際に刃の向きが正確でないと切れませんし、刃が折れ易くなります。  又、鞘から抜き出す際には、真っ直ぐな刃よりも、反りのある刃の方が抜き易く、緊急時に素早く抜く事が出来ます。  【参考URL】反り   http://serious-rabbit.sakura.ne.jp/html/nh_sori.html  憶測ですが、このような違いにより、刀の方が好まれたのではないかと思います。

noname#110669
質問者

お礼

使い勝手の問題だったんですね。回答してくださって有難うございました。

その他の回答 (2)

  • Sasakik
  • ベストアンサー率34% (1695/4882)
回答No.3

ずいぶん昔に聞いた話で、根拠といえるかどうかも怪しいけど・・・ 刃物にも「東洋と西洋に文化の違いがある」という説を聞いたことがあります。 東洋(特に日本)の刃物は「引いて使う」・・・刀だけでなく、大工道具の鋸も鉋も、日本は引いて切る・削るのに対し西洋のモノは押して切る・削るようになっている。 数百年の長い歴史で、それぞれに民族の文化として根付いて、刷り込まれてしまった・・・らしい。 刃物じゃないけど、車のハンドル操作も、”送りハンドル”が日本では禁じ手になっているけど、欧米では普通に使われてるそうな。

noname#110669
質問者

お礼

回答ありがとうございます。文化的な違いによる原因もあるんですね。

  • hs001120
  • ベストアンサー率60% (473/788)
回答No.1

幾つか説がある様ですが、よく聞くのは >承平天慶の乱などが発生した平安時代中期以降(10世紀ころ)従来の直刀に代わって騎乗時に扱い易い刀身に反りのある蕨手刀(彎曲刀)が使用されるようになった。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%80 つまり、 それより昔は両刃の剣を使っていたが、実際に戦場で使って比べてみて、両刃の剣より彎曲刀の方が戦いがスムーズにいったから、両刃の剣は使われなくなっていった。 ですね、

noname#110669
質問者

お礼

回答して頂き、ありがとうございます。 実用性からして、刀が勝っていたんですね。

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