水槽の水が減る原因としては、他の方が言われる蒸発が考えられます。
冬場にはヒーターを入れますが、水温が上昇すると水分は蒸発します。
水槽の四隅を見るとガラスがゴムパッキンで貼り合わされていますが、
このゴムパッキンが常に水中で浸かっているため、どうしても悪くなっ
てしまいます。このゴムパッキンの隙間から、徐々に水が浸み出してい
ると水槽の水は減ってしまいます。その場所を確認するのは難しく肉眼
では漏水箇所は見つけられません。また交換も出来ませんから、あまり
も漏水が激しいようなら、水槽の寿命と判断して買い替えるしか方法は
ありません。
どの程度の水槽か分かりませんが、小さい目な水槽なら魚や全ての物を
外に出してから、水槽の底の部分を点検して下さい。この部分のガラス
やプラスチックに、小さな亀裂が生じている事があります。
水槽の底は水や砂の重みで亀裂が入りやすいので、それを防ぐためには
厚めの板などを置いてから水槽を置くと亀裂は入りにくくなります。
水槽にエアーストーンが入れてある時に、ここから出る泡が水面に出た
時に、水飛沫で水槽外にでてしまいます。投げ込み式濾過器の使用をや
めて、泡が細かく出るエアーストーンにすれば水飛沫が外に出る事は少なくなります。