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クラシックピアノを長く継続されている方に質問です。
(1) 練習時間はどのくらいですか? (2) どんな練習メニューをされていますか? (3) レパートリーを忘れない様、保持するために、どんな練習を されていますか? (4) 所見演奏が早い方へ どんな訓練をされていますか? (5) 1曲を習得するまで、どんな方法・順序で練習されていますか? その他、効果的な練習のために、気をつけていること、工夫している ことがあったら教えてください。
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(1) 練習時間はどのくらいですか? (2) どんな練習メニューをされていますか? (3) レパートリーを忘れない様、保持するために、どんな練習を されていますか? (4) 所見演奏が早い方へ どんな訓練をされていますか? (5) 1曲を習得するまで、どんな方法・順序で練習されていますか? その他、効果的な練習のために、気をつけていること、工夫している ことがあったら教えてください。
補足
貴重なご意見をありがとうございます。 幼少期から、ママになるまで5時間も練習時間をとられていた、ということは、おそらく上級レベルの楽曲にも、取り組んでいらっしゃったのではないでしょうか? 私は、姉が先にピアノレッスンに通っていたので、2歳頃からレッスンに付き添って(?*^__^*)いたため、Czernyさんと同じ境遇で、幼少期からピアノを始めました。 ピアノは継続し続けなければ、それまでの努力が水の泡になってしまうので、今となっては、増え続けるレパートリーを忘れると、再度音とりがストレスになる長さのため、練習時間が6,7時間くらいになってしまいました。(笑) なんとか要領の良い練習時間短縮方法を模索しているところです。 もし、お時間が許されるなら、そこから少し先の部分に関して、もう少しおつきあい、アドバイスを頂けますと幸いです。 (a) どんなレパートリーをお持ちですか? (b) メンタルケアはどのように行っていらっしゃいましたか? (c) テンポの早い曲のレパートリー保持はどうされてますか? (d) 言葉で説明しにくい、不思議な現象(常識的な考え方から離れた現象)に出会ったご経験は、ありませんか? 私は、おそらくメンタル的・感覚的な影響と調子による現象ですが、驚くくらい弾けたりすることがあると思えば、まったくダメダメで初心者のように弾けなくなったりすることもあります。 (常に努力怠らず弾き込んでいると、作曲家のジャイアンツの霊が降りて来て、パワーを与えてくれ、しばらくさぼって弾かない曲だと、フンッ!と、そっぽ向かれちゃうのかなぁ? 等と思う様になりました。) 具体的には、Czernyさんは、ショパンの幻想即興曲やエチュード、シューベルトの即興曲、リストの超絶技巧 等の練習経験はございますか? はじめ、ゆっくり正確に音をひとつずつ拾う作業から、暗譜まで、何度も弾き込み、感覚に叩き込んでレパートリーにするためかなりの時間と努力を裂いて練習した上、この独特の早いテンポを遅らせることなく、こなせる様に、さらに徹底練習し、それが出来た時点で、ゆっくり弾いている内には聴こえない、幻想的な美しいメロディー部が内声の上に浮かびあがってくるという特徴の曲、また、早く明確な運指の継続に特徴的な練習曲で、指定されたテンポに重要な意味を持つ曲群になります。 ゆっくり弾けるようになって、手が慣れたところで、早いテンポにしてからの練習をさらにまた徹底的にしてこなしますよね。 ですが、そうした段階練習を積んでゆく内、人間というものは不思議な物で、今度、早くは弾けるのですが、ゆっくりで弾けていたフレーズが弾けなくなってしまったりするんです。 個人差もあるので、私だけかも知れませんが、一度暗譜してしまうところにくると、譜面を見ながら練習していた、ゆっくりテンポの弾き方や、両手では弾けるけれど、右手だけで弾いて・左手だけ弾いて、という分けたパート練習も、最初の頃、出来ていたはずのものが、達成とともに、今度はできなくなっちゃうという現象が起こってしまいます。 よって、常識的に考えれば、ゆっくり弾けないものが、早く弾けるわけがないという当然の解釈がありますが、時に、練習過程においては、それが逆になります。 また、いつもミスタッチするところでなく、まったく弾けていた箇所が突然つっかえて弾けなくなる現象、突然抜けたり、または逆に、いつもミスしているところが、ピアノが変わることによって、あの苦労は何だったのだろう? というくらい軽く弾けてしまう、などということもあります。 暗譜しているレパ曲等で、弾けていたところが急に飛んだり、つっかえたりするようになって思い出せなくなった時には、正確な楽譜を見れるまでは執着せず、その場はほったらかしにすることの大切さを感じました。 幼少期感覚弾きの癖から、音感を便りに、いろいろ鍵盤を探り当てる、という癖があるので、それをすると、時に、どわすれ的軽くわからなくなった箇所が、致命傷になります。 正確に思い出せなくなってしまったり、神経質になってそこにばかり執着し、注意を与えすぎると暗示になることから、その箇所がミス連発誘発の心理的な癖付けになってしまう様です。また勝手に自分で作ってしまっていたりするので、私の場合は、なるべく執着しないで、時間経過で弾いてみると記憶の引き出しから正確に再度呼び戻すことができる、という点があります。 フィギュアスケートの選手と大きな共通点を感じるのですが、人前の緊張によるもの、心理的な影響、精神力にも強く関係する部分で、自身の心の弱さに負けて弾けるものができなくなることから、メンタルケアの大切さを感じはじめました。 このあたりの点について、何かCzernyさんの長年のご経験から、ご意見を聞かせていただけたら嬉しい限りです。