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ピアノの練習は複数曲同時にした方がいいか
のだめの影響でピアノをはじめました。 子供の頃に5-6年やっていて、10年以上ブランクがあります。 それで気に入っている曲を弾いて、ある程度弾けるようにはなったのですが、そこからは上達速度が遅くなり、少しづつしか上達しなくなりました。とりあえず全部暗譜はして叩けますが、必ず、叩き間違えを何箇所かします(具体的にいうと、左右ともに2オクターブにわたるアルペジオの繰り返しの箇所とか、4重和音の繰り返しとか)。 こういうとき、その曲を何度も何度も繰り返し、納得のいくレベルまで練習した方がいいと思いますか。 それとも、他の曲を弾いて、指の動きとかいろんなパターンを憶えさせてまた、もとの曲を弾いた方がいいと思うでしょうか。 他の曲と言ってもいろいろありますよね。運指の似たような曲、大分異なる曲、運指のための練習曲。 いろいろあると思います。 短期間で上達するためにはどうしたらいいのでしょう。 急がば回れで他の曲や練習曲をした方がいいと思われますか。 行きずまったとき、工夫されている点とか、教えてください。
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曲が本当に手の内にはいってくると、鍵盤に指が正確に吸い付いていくような感覚がでてきます。それまでは、「弾けているつもり」かもしれません。 自分の経験では、問題箇所をさらうとき、16分音譜のパッセージが2小節ぐらいある、とかいうとき、どの音のあたりで、ミスするか、というのがだいたい決まっているようです。指くぐりや指超えの前後とか、変な運指のところとか、少し跳躍のあるところとか。そのミスしやすい音のところで止めるという練習が効果的です。その音をはずさなったところで、音をひとつずつ次へ、と加えていくと、きれいに流れるようになります。オクターブの場合も同様ですが、手が固くなっていることが多いので、いかにリラックスさせながら確実につかんでいけるかが、ポイントです。ミスしやしい「この音」を発見するのがスタートです。 あと、その日けっこう良くなったと感じても、次の日になるとまたふりだしに戻ったような感覚でミスする、というのはよくあります。こういうのは、身体と脳が一部を残して一旦忘れるという作用なので、また地道に同じ練習をします。何日かすると、いきなり楽に正確にできる、という感覚がでてきます。それまで自分を信じて辛抱。 完璧に仕上がったはずなのに、本番でミスする・・・というのは、やはり練習不足であるか、または精神的な問題です。プレッシャーとか、不安とかあるとミスを誘発するのは、スポーツ選手と同じですよね。うまくいくときはエンドルフィンが出て高揚した気持ちのところでストンと気持ちが安定しています。自信に満ちて集中してしかも気持ちいい、という特殊な感覚になります。 蛇足ですが、ピアノを「叩く」「叩き間違える」と表現されています。ピアノの鍵盤は叩くのではなく、「弾く」「奏でる」というイメージに変えてみると、タッチそのものがきれいになるかもしれません。言葉の選び方だけの問題かもしれませんが、日本で「叩く」という言葉で指導されていた人はかなり多いようで、子どものときから刷り込まれたイメージのタッチになっているかもしれません。ちなみに、「のだめ」のピアノ演奏者たちのタッチは役者編もアニメ編もなかなかまともなタッチで、「叩いていない」演奏が多かったです。ピアノわかっている人が監修しているな、と感心しました。
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- pu-chindaitoryo
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短期間に上達ならば、私も部分練習が一番だと思います。 私の先生はよく「1万回さらえば絶対間違わない」とおっしゃっています。 問題のある1フレーズを10分繰り返しやれば、フレーズの長さにもよるでしょうが、100回くらいできますよね。それを一日三回毎日やれば約一ヶ月で1万回です。 あと部分練習のときは、リズムを替えたり(付点など)すごーくゆっくり弾くことだそうです。 部分練習って、10回くらいやるとなんとなく弾けた気になってやめちゃうんですが、その程度じゃ結局確率があがらないんですよね(笑)先生のおっしゃるとおりにコツコツしつこくやっていると確率も高くなってほぼ一発できまります。某有名オケのコンマスさんも「プロとアマの違いは確率の高さ」とおっしゃっていました。やはり確率を上げる練習方法が大事なんですね。 それと、最近よくフィギュアスケートのインタビューやなんかでも耳にしますが日頃の練習の成果をどれだけ出せるかが実力だと。精神状態なども影響すると思うのでそのへんもトレーニングが必要ですね。(これは私もかなり重要な課題です)しかし、これも日頃の訓練・努力で乗り越えられるんじゃないかなあと思っています。 1に練習2に練習でお互いがんばりましょうね♪
お礼
お返事ありがとうございます。 書き込みがちょっと少ないので、少しさびしく思っていました。 やはり、同じ箇所を繰りかえし繰り返し練習するのが一番なのでしょうかね。 部分練習をするとき、リズムを替えるという指摘、非常によくわかります。やっぱり、みなさんこういうことをされるのですね。久しぶりにピアノを弾くのでなんか忘れていたことばかり。久しぶりに指摘されて、ちょっとどきっとしたやら嬉しいやら。そういえば昔、そうしてたかなあ、、、なんて。そういえば、薬指と小指が動かないときとか、ゆっくり動かしたり速く動かしたりしていた気がします。 1万回の繰り返し。。。 さすがですねえ。 わたしはどれだけできるかわかりませんが、なんか力をもらった気分です。みなさんの頑張りに感服しています。 お互いに是非、頑張りましょう^^
- marori
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練習曲を使うのも手ですが、それは、別箇で練習曲だけやってても意味がありません。同時進行で練習してください。 見たところ趣味で弾いていらっしゃると思われますので、 その曲の弾けない部分は1小節、2小節と細かくくぎって、そこだけ弾けるようになるまでくりかえします。出来たら次の小節、というかんじで。 ゆっくり、右手だけ。左手だけ、両手。と順をおって練習します。ただ最初から流して弾いても上達は難しいと思います。 弾くのができるのと同時に、曲想がつくといいですね。きれいな音が出てるかな?とか。 がんばってください!!!
お礼
お返事ありがとうございます。 やっぱり、間違える箇所を繰り返し練習した方がいいのでしょうかね。 10小節くらいの箇所を、ここが出来たと思ったら別のところ、今度はそこが出来たと思ったら今度は別のところと、間違えます。 基本的に久しぶりにピアノを弾いているので、手が出来ていないのだと思っています。 やはり基本に戻って、左手だけ、右手だけで練習した方がいいのかな。
お礼
お返事ありがとうございました。 そのミスしやすい音のところで止める、できるようになったら1音ずつ次へ、というのは中々興味深いですね。こういう練習法がはじめてです。早速やってみましょう。 最近わたしは同じところをなんどもなんども弾いてもなかなか暗譜しなくなってきました。楽譜を見ながら、手元をみなくても弾けるのです。 ですが、楽譜を見ずに弾くと出来たと思っても5分くらいすると、あれって忘れていたり。暗譜してなんども弾けていたのに、ちょっと離れて他のところを練習していたら、また忘れてしまったとか。これって、おっしゃっている、”身体と脳が一部を残して一旦忘れるという作用”とも関係するのでしょうかねえ。。。 手の動きの勢いで憶えていて、ちゃんと憶えていないということかな。 時間をかけてやっていかないと暗譜もむずかしいなと最近特に感じますよ。 叩く、という表現。確かによくないですね。ご指摘ありがとうございました。なんか乱暴なイメージもあるし、感情をこめて演奏するというイメージとはほど遠いですよね、ハイ。