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少女漫画家さんで・・・
少女漫画家さんで、この人は知識が豊富だなーとか、取材や研究を綿密にされてるなー、と感じるのはどなたのどんな作品ですか? その作品の簡単な内容(本当に簡単で結構ですので)も教えていただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いします。
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ベテラン、大家の作家さんの作品はどれもそれなりの高水準なのですが、私が「これは!」と思った作品を挙げてみます。 里中満智子「アトンの娘」 講談社 古代エジプトのツタンカーメン王妃の話 青池保子「修道士ファルコ」 白泉社 元騎士のコミカルな中世修道院生活 三原順「X-DAY」 白泉社 80年代アメリカを舞台にした話(緻密な構成が凄い) この他、池田理代子さん、山岸涼子さんもレベルが高いと思います。 でも今一番ハイレベルの作品を描いている作家は岡野玲子さんでしょう。 「ファンシィダンス」や「妖魅変成夜話」も凄いけど 「陰陽師」は完璧な時代考証、習俗は勿論内容の宇宙論の 難解さ緻密さ深遠さは快感を覚えるほどです。 あと諏訪緑さんの「西王母」を初めとする一連の中国物等の作品は かなりハイレベルの知識が無ければ書けないものでしょう。
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- himurokorosuke
- ベストアンサー率38% (24/62)
おはようございます。 ギャグマンガですけど、 魔夜峰央の「パタリロ」 は「へ~~」と言うことが多いですね。 哲学や生物学、経済学、オカルトなど、多方面からの知識があちらこちらに出てきます。 ・・・ずっと疑問なのは、「これ、少女漫画なのかな・・・」と・・・ (;^_^A アセアセ…
お礼
魔夜さんはみょ~ですよね。 そのみょ~さがたまらないんですが、薀蓄、雑学のまさに宝庫!って感じですよね。 連載が長いだけに当時の時代も感じられて、読み返すとまた別の楽しみがありますね。 >「これ、少女漫画なのかな・・・」と・・・ ご本人が「少女漫画」と思っていらっしゃるようなので、少女漫画なのでしょう・・・多分・・・きっと・・・???^^; ご回答、どうもありがとうございました!
補足
この場をお借りして、ご回答を寄せてくださった皆様にあらためてお礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 いろいろなご意見を寄せていただき、どれも納得!のご意見でしたが、今回は読んでみたいと思う漫画家さんを上げてくださった方にポイントを発行させていただく事に致しました。 また何か質問することもあるかと思います。 その時はまたよろしくお願いします!
- unma
- ベストアンサー率19% (63/320)
佐々木倫子さん。『動物のお医者さん』『おたんこナース』などのほか、現在は『Heaven?』という、フレンチレストランを舞台にした漫画をかいていらっしゃいます。 河惣益巳さん。 『サラディナーサ』・・・・・・16世紀のスペインが舞台。スペイン海軍・フロンテーラ一族の女首領が主人公。 ジェニーシリーズ・・・・・・元米軍グリーンベレーの、傭兵である女性が主人公。 『火輪』・・・・・・中国の神話のようなお話。 この3作品しか読んだことがないのですが。 でも一番は、ほかのかたも回答していらっしゃる、川原泉さんです。ワイナリー、宇宙、野球など、実にいろいろな漫画があり、しかも内容が濃いです。 参考になれば幸いです。
お礼
「動物のお医者さん」・・・はまりました~! 動物がリアルなのに可愛いですよねー。^^ 「Heaven?」はこれから読もうと注文中なんですよ。楽しみです。^^ 河惣さんも好きな漫画家さんなんですよ。 「火輪」以外は読んでいます。 「サラディナーサ」はドン・ファン・デ・アウストリアが元々好きだったんで嬉しかったです。 海軍や船に関することが上手く描かれていましたよね。 「花巡礼」(12世紀の十字軍の時代のお話)、「黒椿」(現在連載中の京都祇園の花街のお話)も良いですよ。 川原さんの「美貌の果実」でワインの赤と白の違いを知りました。^^; まるで辞書を引っ張って来たかのように説明が書かれてますけど、あれが違和感が無いのが不思議ですよね。 さばさばと描かれているのに最後にほろりと来てしまうのも、不思議です。 ご回答、どうもありがとうございました!
ある程度知名度のある、ベテランの漫画家さんをあげればいいような気もしてきますが…。 川原泉さんも、取り上げるジャンルの広さを考えると、毎回調べるのが大変だろうなーと思わずに入られません。 まだお名前が挙がってなかったので、書き込んでみました。
お礼
そうですね。ベテランと言われ、今でも一線で活躍されている漫画家さんはみなさん、豊富な知識ときちっとした下調べをなさっていらっしゃるのは間違いないですよね。 川原さんは「教授」と言われるだけに、薀蓄も凄いですよね。 それが、独特のさらりとした、それでいてほんわかとした作風にちょっと不思議な味わいを添えているような気がします。 ご回答、どうもありがとうございました!
- katori
- ベストアンサー率26% (215/810)
すでに#1の方が挙げられていますが、 私も萩尾望都さんに1票入れます。 「ポーの一族」を書く前に、 エヴァンズ家と、その周辺の人々の年表を作ってから入ったそうで、 それでこそ矛盾のない、長い物語が描けたのだなと思います。
お礼
萩尾さんご自身がおっしゃっておられましたね。 長い年月をある時は遡って描かれる物語は、年を取らない、時間というものを超越した彼らの存在の理不尽さ、悲しさをよく表していたと思います。 やはり綿密に計画されて描かれてこそのあの物語だったんですよね。 ご回答、どうもありがとうございました!
- ue_ue
- ベストアンサー率27% (20/74)
成田美名子さんです。 知識が豊富、というより、ご自身の得意分野を複数持って いるのだと思いますが、いつも私の興味の幅を広げて くれるようなジャンルを舞台にしています。 取材は、本当にきちんとされているようですね。 一番新しいコミック「NATURAL」は、ご自身の出身である 青森県が登場しますが、青森に住んでいる友人にすすめて みても、驚かれたほどきちんと取材されていたようです。
お礼
生憎「NATURAL」は未読なんですが、「サイファ」や「アレクサンドライト」は大好きで何度も読み返しています。 舞台となったニューヨークがとても生き生きと描かれていますよね。(・・・って、行ったこと無いですが、言った気分にさせてくれます。) 大学生の生活もよく描かれていて、ストーリー展開とは別に、これだけでも充分に読む価値があると思いました。 「NATURAL」も是非読んでみたいと思っています! ご回答、どうもありがとうございました!
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
一条ゆかりさん さすがベテランだけあって、たいした知識と研究だと思います。
お礼
私が子供の頃から、ずっと第一線で活躍されている方という印象がありますが、何故か読む機会が無くて。 でも、ベテランと言われる方はやはり蓄積された知識や深い研究を感じますよね。 これを機会に読んでみようかな~、と思いました。 ご回答、ありがとうございました!
井出智香恵さんです。最近は嫁と姑系などがおおくて少女漫画家では無いかもしれませんが、漫画の台詞やエッセイを読むと心理学や歴史などを勉強なさってるとおもいます。女性の見方って感じでスマートな方です
お礼
井出智香恵さん、存じ上げなかったのでHPを見てみました。 こういうジャンルがあるとは知らなかったです。 ち、ちょっと怖そうですねー。^^; 嫁姑関係は読まれる方も何かしらの実体験を持っていらっしゃる方が多そうですね。 だからリアリティーのある内容にされるためには、きっと色々と取材をされるんでしょうね。 古典に関する作品も描かれているんですね。 古典を漫画にされるには衣装・調度なども細かくわからないといけないですよね。 その点は小説などの文章だけで表現するものよりも大変だと思います。 ご回答、どうもありがとうございました!
- KINGBIRD
- ベストアンサー率53% (597/1108)
詳しくないので、一人しかわかりませんが・・・。「萩尾望都」さんです。 たくさんの作品が有名な方のようですね。セリフのはしばしに、驚くほど多方面への深い造詣を感じます。 私が読んだのは「残酷な神が支配する」ともう一つですが、セリフにはぜんぜん出てこなくても背景となっている挿絵をふっと見るとびっくりするような絵を描かれているときがありました。 漫画喫茶でほとんど読んだので、もう一つのほうの漫画は覚えていません。 あと「マスターキートン」という漫画。ブレインが複数痛そうですね。 残念ながら、ほかの漫画は知りませんので(「MONSTER」の作者ですか?)、この書いている漫画家さんご自身かどうかはわかりませんが・・・。 あ、少女漫画家限定だったんですね。nyantannさんごめんなさい。
お礼
ごめんなさいなんてとんでもないです! 男性漫画は読んだことがないですが、「マスターキートン」も聞いた事はありますし、「MONSTER」は凄いと聞いたので気になっていた作品なんですよー。 読んでみようかなーという気が再び湧いてきましたよ! 萩尾さんは凄いです! もう、知識とか言う時限ではなくて完全に独自の世界を築かれていますよね! 生半可なものではなく、全てがご自身の中でこなれていて、それが作品に深みを出しているという感じですね。 ご回答、どうもありがとうございました!
お礼
「アトンの娘」って、古代エジプトの話だったんですね! これは是非読まなくては! 「天上の虹」は読んでますが、膨大な資料を読みこなされているなーといつも感心させられてしまいます。 青池さん、大好きです! 「ファルコ」や「アルカサル」の14世紀のドイツ・スペインは漫画にしろ小説、映画にしろ、日本ではあまり描かれていない時代ですよね。 だから資料集めも大変なんじゃないかな~と拝察しています。 でも、現地取材ばっちりな方ですからねー。 説得力ありますよね。 「エロイカ」の美術や兵器、国際情勢に関する薀蓄も大好きです! 三原順さんはお名前しか知りませんでした。 >(緻密な構成が凄い) 気になりますねー。^^ 他の漫画家さんでもそうですが、歴史的なものを描かれる方の研究は凄いですよね。 理解されるだけではなく、それをご自分の物にされているから、あのような高度な作品が描けるのでしょうね。 池田さんと山岸さんは奇しくも同じ聖徳太子を描かれていらっしゃいますが、それが見事に両極端な太子であるのが面白いですね。 興味は物凄くあったんですが、「陰陽師」はtote81jpさんがおっしゃる理由で敬遠していたんですよー。 難しくて理解出来ないんじゃないかなー?と・・・^^; でも、逆にチャレンジしたくなって来ました! 諏訪緑さんは存じ上げませんでした。 中国物は小説は読んだことがあるんですが、漫画ではないんですよ。 読んでみますね。 ご回答、どうもありがとうございました!