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骨髄移植のドナーにはどうしてもなれないのでしょうか?(適格性判断)

骨髄移植関係にお詳しい方、どうか教えてください。 兄が数ヶ月前から急性骨髄性白血病で闘病中です。 年齢が比較的若い(38歳)ことや、化学療法のみでは5年後の生存率が実績として低いことなどから、医師と相談して現在は骨髄移植を選択しています。 弟である私の血液を調べた結果、HLAが一致し移植が可能であることが分かったのですが、健康診断で心電図に異常が見つかり、その後、洞不全症候群と診断されてしまいました。(自覚症状などがないことなどから特に治療はなく経過観察となっています…。) その結果、私からの移植は不可能と判断され、骨髄バンクからドナーの方を探すことになったのですが、残念ながら兄と合致する登録者はこれまでになく本当に悩んでいます。 医師からは「提供者に少しでもリスクがあればできない。」と言われており、そのことは私だけの問題でなく、私に万が一のことがあった場合にその後のドナー登録などに影響があるからだろうと理解しています。 しかし、いちばん身近な兄弟間でHLAが合致しているのに、移植ができず兄が不幸な結果になるようなことがあったらと思い悩んでいます。 このような場合、私がいくらリスクを覚悟で移植を望んでも提供者にはなれないのでしょうか?もちろん、ドナー適格性判断基準の中で洞不全症候群は不適格となっていることや、移植をしても兄が完治するまでには相当の困難があることも知っているつもりです。 これを見て「自分の家族さえよければ、あとのことはどうでもいいのか」と思われるかも知れません。しかし、何とかして兄には元気になってもらいたいのです。骨髄バンクに登録していない(できない)私がリスクを承知で自ら望む場合でも提供者になることはできないのでしょうか?

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  • SANSUI77
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回答No.1

心中お察し申し上げます。 私の叔父も同じ病気で闘病生活を送っていました。幸い化学療法で寛解し、現在は大変元気に暮らしています。 他にも小児性の白血病のお子さんを持つ友人が何名かいます。 > これを見て「自分の家族さえよければ、あとのことはどうでもいいのか」と思われるかも知れません。 そんなことは決して思いませんよ。私の家族や知人が同じ状況になったら同じ想いをすることは間違いありませんから。残念ながら私も持病があるためにドナーになれないのです。 医師、病院、国の立場からすると、リスクが1%以下でもあれば行うことはできません。骨髄液の採取は健常人ですらリスクがあるのです。もしあなたに何かがあった場合、あなたの家族だけ出なく、それを選択した医師、病院も大きな責任を感じて苦しむことになります。医師は人生が変わってしまうかもしれません。訴訟は起こさないとしても、医師の受けたココロの傷は癒えるには時間がかかります。 本件はドナー登録者が減るという危惧だけではすまないのです。 早くお兄様のHLA適合者が見つかることをお祈りしております。

take0830
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 また、励ましのお言葉までいただき感謝しています。 そうなんですね…。ドナー登録者が減るということだけでは済まされないのですね。 考えてみれば、医師あっての治療です。 医師がこのような理由で医療の現場から去るようなことがあっては、社会復帰を目指す患者さんにとって大きな損失ですよね。 貴重なご意見ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • nnkenichi
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回答No.3

こんにちは、35歳男性です。 急性骨髄性白血病M2になり骨髄移植をして今、移植後2年を過ぎたものです。 HLAがフルマッチしたのにそれは、残念ですね…。 ご存知と思いますが 骨髄の採取は、無数の針を幾度も刺し込んで行うんですよ。 骨髄検査の跡でさえ、現実には1ヶ月は気になるんですから 移植用の骨髄採取は相当、大変と思いますから 主治医がムリと言うなら納得するしかないですよね…。 悔しいでしょうけど…。 私の場合は、兄弟に一致する者がいませんでしたし急を要したので さい帯血で移植しましたが…。 ちなみに私の場合、さい帯血移植をしても5年生存率8%を宣告されています。今、丸2年経過しましたけどね…。 フルマッチでなくても移植したり私のようにさい帯血を移植したりする方法もあるので最善の方法を主治医を信頼して見つけてください。 お兄さんの体力との時間勝負でしょうがくじけず、見守ってあげてください…。

take0830
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり、私がダメでもさい帯血や完全一致ではない方からの移植という方法もあると聞いていますので、今はこちらの方向でうまくいくよう祈るばかりです。 私は、私からの移植がダメと言われましたが、主治医の先生を憎んだりはしていません。 今もこれからも頼ることができるのは先生だけですから…。先生と協力して兄を支えてやりたいと思っています。 それより、貴方様が今後もお元気でいられることを心からお祈り申し上げます。 貴重なご意見本当にありがとうございました。

  • hiroki0527
  • ベストアンサー率22% (1101/4910)
回答No.2

>リスクを覚悟で移植を望んでも提供者にはなれないのでしょうか? 健常者でも数%とはいえ後遺症と言える方がいます。 それをもって「危険だ危険だ」吹聴して回る人間が沢山います。 貴方がリスク覚悟で提供して不幸にして何らかの後遺症が出た場合、やっぱり結果として公表せざるを得ないでしょう。 その「後遺症が出た場合」事実だけを持って病院や移植団体を攻撃する輩は大変多いのです。 その際に「質問者がリスクを覚悟して志願した」等の事実は綺麗にどっかへ消えてしまい「最初からそんな事無かった」化されるでしょう。 また、そのような軽薄な輩が騒ぐ方が世間の記憶にも残りますし、将来的にも残ってしまうでしょう。 貴方だけでなく沢山の善意の人間を不幸にする結果を招いてもそれでも強行しますか?

take0830
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 一番辛い目にあっている患者さんを救うためにドナー登録をされている方々の気持ちを無駄にし、双方を不幸にさせてしまうのですね。 以前ならば理解できなかったかもしれませんが、今となっては貴方様がおっしゃっていることが非常によく分かります。 あとは兄に合ったドナーの方が見つかることを祈るばかりです。