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日本の反米≒韓国の反日 ?

日本の反米≒韓国の反日≒思春期の親への反抗 に見えます ・それを唱えてればなんとなくいっぱしの主張をしている気になれる ・が、非常に情緒的で非論理的 ・客観的には大恩人なのに、 ・やたら相手に求めるレベル(例えば道徳的な)が高く相手がそれを満たさないことに怒っている。「要するに甘えてるだけ?」と言いたくなる。 等々、非常によく似ている気がしますがこの評価は不当でしょうか。特に反米主義者の方のご意見をお聞きしてみたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.1

「非常によく似ている」というより、むしろ似てない点があります。 (1) 日本は米軍基地がたくさんあって、安全保障については米国に握られている。日本の外交政策は、外務省や首相官邸よりも、米国の国務省やホワイトハウスに左右されているようだ(日本は下請け)。 これは日韓の関係と異なる。韓国は北朝鮮と最前線で対峙し続けている。日本が韓国を守っているのではなく、韓国が(間接的に)日本をも守ってやっているじゃないか。と、韓国の男たちは考えているらしい(つらい徴兵制がある)。彼らは心底、日本の男を軽蔑しているかもしれない。「ドイツは敗戦の罰のようにして分断された(東西ドイツは冷戦の最前線となり、徴兵制が布かれた)。しかし日本は分断を免れ、身代わりにされたのは我が民族である」と恨んでいるかもしれない。 大まかに言って自衛隊の装備(軍備)は韓国軍を上回っているが、その戦力は韓国と対決するためのものでないことは言うまでもない。日米安保条約、米韓相互防衛条約があるから、けっきょく日米韓は友軍だろう。というわけで、安全保障・外交に関して、日本は米国を恐れつつ反発しているが、韓国は日本を軽侮しつつ反発しているようだ。 (2) 日本という国は、敗戦後、米国によって作り直された。その体制は変遷しつつも今なお続いている。しかし韓国は、併合時代に日本によって作られた体制を、戦後大幅に米国を範として作り直した。 というわけで、制度・経済・科学技術など多くの分野に関して、日本は米国を師と意識しつつも反発しているが、韓国は日本を兄弟弟子ぐらいに見なして反発しているらしい(日本も韓国も米国の弟子)。 (3) 戦後日本の歴代政権にあからさまな反米政権は一つもなかった。しかし、韓国は李承晩(在任1948-60年)など強烈な反日政権が存在した。朴正煕などの親日政権の方が多かったけれども。 また、たとえばフランスは戦後、ヴィシー政権時代の対独協力者を厳しく処罰してケジメをつけた。しかし、韓国は対日協力者の処分があいまいなまま何十年も経過してしまった(併合時代の対日協力者は、独立後も有力者であり続けたりした。李承晩時代でも)。最近になって、「やはり、さかのぼって処罰しよう」なんて法律を制定しているありさまだ。 というわけで、戦後日本の反米運動は反体制運動であったが、韓国の反日運動は政府の顔色をうかがうものだったり、反体制だったりと、屈折した運動になった。 (4) 戦後日本は立ち直るまでの最も苦しい時期、餓死に瀕した時代に、米国から莫大な援助を受けた。日本は自分のことで精一杯で、まだ韓国を援助するどころではなかった。韓国はこれまた塗炭の苦しみの時期だったのだが。当時韓国を助けたのは米国だった。したがって、日本が骨身にしみて米国に感謝しても、韓国は日本に対してそれほどでもない。 日韓国交正常化は1965年だった。韓国に対する日本の援助が始まったのは、それ以降である(賠償は無しと条約で決まったので、援助の一部が実質的な賠償代わりとも言われた)。つまり、戦後20年間も日韓には正式な国交がなかったのだ。 そして、韓国は1960年代あたりから(日本の援助も役立って)高度経済成長を遂げる。速やかに発展途上国を脱したので、90年には援助が終わってしまった(「技術協力」の形の援助はその後も若干あったようだ。援助には有償・無償・技術協力がある)。あとは有償の分を日本に返済することとなった。 韓国は、「もっと続けてくれ。終了するなら、まとめてたくさんくれ」と要求したらしいが、日本は断った。私はその当時の新聞記事を見たような記憶があるが、韓国は「われわれは物乞いして断られる」と自らを嘆き、日本を恨んでいた。「日本に物乞いをする」という屈辱、「それを断られる」という二重の屈辱である。 「韓国は日本から援助を受けつつ、反日的な態度をとる」と思い込んでいる人もいるが、莫大な援助を受け取っていた朴正煕政権(在任1963-79年)の頃などは、けっこう親日的だった。90年の援助終了あたりから、日本に対する態度がきつくなったのである。金の切れ目は縁の切れ目で、韓国は日本に遠慮しなくなった。金で人を押さえつけたりしていると、金にしっぺ返しを受ける。 【まとまってないけど、ここでまとめ】 ご質問者が4点お挙げになっているので、私も(1)から(4)まで書いてみた(対応関係はないけれども)。韓国の反日は「非常に情緒的」というより、したたかに計算高いようでもある。「やたら相手に求めるレベル(例えば道徳的な)が高」いというより、日本をずいぶん見くびった上で、怒っているふしもある。 私は、ときどき韓国の人の自信過剰に辟易するが(「その自信はどっからわいてくるんだ?」と)、日本を親に、韓国を思春期にたとえる驕慢な見方にも、鼻白む思いがする。

hortensia
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • yuggc
  • ベストアンサー率9% (5/52)
回答No.5

私もよく似ていると思います。 だいぶ前の安保闘争≒ちょっと前の反日デモ、な感じ? 思想的には隔たりがあっても、感情的には似てると思います NO.4の方が言っている第三の宗主国は、日米にとってはイギリスですね。

hortensia
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • nishikasai
  • ベストアンサー率24% (1545/6342)
回答No.4

その通りだと思います。 一つだけ違うのはコリアにとって中国は宗主国でコリアが中国の第一の家来で日本は第二の家来と馬鹿にしていた時代があるということです。

hortensia
質問者

お礼

ありがとうございます。

回答No.3

政治問題に詳しくない…ってことがアリアリと見えるご質問ですねw 回答するにしても、どう回答するか迷う…とかの系統かと。 同じく政治問題に詳しくない公明党の一部馬鹿議員さんたちを想起させます。正に公明党の外交観・安全保障観ですわ。 というわけで、回答するにしても「暇つぶし」でダラダラ回答するか、「馬鹿回答」をして恥をかくか…どっちかの系統の回答になる訳ですが、今朝は暇なので、以下に回答。 どの国にも沢山の人が居て、それぞれに思想や主義や考え方が異なり、それらの人々がそれぞれ個別に政治的価値観や文化観を持っています。 そしてそれらの人々がそれらの主張・主義を実現する為に、それぞれの活動・弁論・投票活動を行い、それらの総合的な釣り合いでその国家の大勢が決まっていきます。 政治面で言えば、政治闘争とか権力闘争とか、大げさに言えばそんな事をしながら国の方向が決まったり、覆されたり、騒乱になったり、クーデーターになったり、政権交代になったりしているわけであります。 なのであの国はこうだ、この国はああだ、と一律的に決められるものではないです。 例えば日本は米国追従一辺倒の国だ…と世界中から見られていましたが、その日本の方向性は確定的なものではなく、政権交代によりいとも簡単に覆されます。 米国にも、日本を従属させて上手い汁を吸おうという勢力や、親日的価値観を持ち命がけで日本を守り抜こうとする勢力や、日本を崩壊させて中国を成長させ米中同盟を作り日本を挟み撃ちにしようとする勢力や、日本をユダヤの国にしようと目論む勢力や、日本に原爆を落とそうとする勢力や、日本に行って忍者になろうと思っている人達とか… とにかく米国にも色んな日本観をもつ人達が居ます。 という事なので、質問者さんへの回答も一律的には出来ないのですが、とりあえずはまともな回答としては、質問者さんのその数式…ちと間違っているかと。 20世紀からの米国政界の基本的考え方は以下の通りです。 1.日本を大国にさせない 2.日本人は劣等民族である 3.アジアの主要国は中国である(米国人には中国への浪漫的憧れがあります) 2でありますから、日本を大国にすれば米国の平和と世界の安定が乱される為、1の状態は維持しなければならない。 その為、日本の国際的発言力を削がねばならず、自主独立させては成らない。周辺諸国と融和させずに敵対関係を持たせ、常に米国を頼るように仕向ける。 日本の国力が上昇してきたら、米国国益を助長させつつ日本国益を削ぐ。日本に米国益誘導型の国家体制を形成させ、米国追従国家体制を維持する。 日本は米国によって崩壊させられているのですよ。 日本の昔の「反米」と今の「反米」は異なる。 昔の反米は国を滅ぼしかねない反米。今の反米は国を滅ぼさない為の反米。 私は自称「リベラル右翼」ですが、そもそも右翼は現代では反米的に成らざるを得ない。国民を守る為です。 右翼ってのは、天皇を崇拝して国体を維持し国益増進を目的として軍事国家を作る…とかの勢力だと思われがちだが、真の右翼は「国民」第一主義なんです。 「保守」と「右翼」は違う。 保守勢力が国民or一部国民を蔑ろにする政治を止めないのならば、右翼勢力はその保守勢力を切らねばならない。場合によっては日本の社会主義化・共産化も、「場合によっては」選択肢の一つとなる。保守が馬鹿だからです。 保守勢力が政権を維持するには、国民福祉が良好になされていなければならない。貧困層にも手厚い施策を講じなければ右翼勢力の政権は崩壊します。貧困層が増えれば左翼政権待望論が出てくる。 右翼ってのは、国民一人一人を大切にするんです。 右翼が時によっては武器を持って戦う…命を捨てる…ってのは、国民一人一人を守る為…なんです。自分も国民だし。 軍事的・武力的にも国民を守るが、同じ国民を守るという点で、政治的にも国民を守る。これが今の右翼の意識でなければならない。 国民を守る為には、今、反自民の意識を持つべきであり(同様、反民主意識も)、反米的観点から政治問題を見るべきです。 とま、暇だと言いながら寝不足なんで、アタマがすっきりしない状態で暇つぶし文をダラダラと書きましたが、お分かりに成られましたかね? 書いていても自分も訳分からん感じだから、質問者さんも判らんと思うが。

hortensia
質問者

お礼

ありがとうございます。

noname#118718
noname#118718
回答No.2

>それを唱えてればなんとなくいっぱしの主張をしている気になれる 親米にも反米にも非常に情緒的で非論理的な方は含まれるでしょう。 親米反米とは無関係な単に性格の傾向にしか過ぎません。 >客観的には大恩人なのに、 歴史を鑑みれば国家には友情すら存在しないのは明らかです。 米国の支援により冷戦下での日本の共産化を防ぐことが米国自身の戦略にも合致していた訳です。むしろ「大恩人」という表現の方が情緒的に思えてなりません。

hortensia
質問者

お礼

ありがとうございます。

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