クイック検索機能は、その名の通り素早く検索する機能のことです。
以前のバージョンの Outlook で文字列を検索した場合、検索する際にメッセージの全文をスキャンし、指定された文字列があるかどうかを検索していました。
そのため、仮にすべてのメッセージの本文の合計が 1G 程度だったとすると、検索のたびに 1G のデータをスキャンするということになっていました。
一方、Outlook 2007 のクイック検索では Windows Search を使って検索を行います。
Windows Search はあらかじめメッセージなどのデータをスキャンしてインデックスというものを作成しておき、文字列の検索の際にはインデックスを使って高速に検索できるというものです。
たとえば、「テスト」という文字列を含むページをマニュアルから検索するという場合、1ページずつ「テスト」を探すというのが Outlook 2003 までの検索の手法です。
一方、マニュアルの最後にある「索引」を使って、「テスト」という文字列を含むページを探すというのが Outlook 2007 のクイック検索 (Windows Search) の手法になります。
クイック検索は高速に検索できる反面、あらかじめインデックスを作っておかないと検索ができなかったり、文字列によってはうまく検索できないというようなこともありますが、通常の検索には非常に便利だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます 検索画面の出し方ではなく、検索することによって、どんな利点があるのかを知りたいです ちなみに、Outlook は今、手元にないので、確認できない状態です