こんにちは。
肝臓に限らずですが、カリウムは血液(正しくは血漿と呼ばれる液体部分)と細胞内では、20倍程度の濃度の差があります。
血漿の方が少いのです。この状態で身体は普通に仕事できるわけです。
カリウムの血漿での濃度が高くなると、筋肉が動けない状態になり、酷くなると心臓まで停止してしまう状態になります。
「高カリウム血症」といって大変恐い状態です。
カリウムが高くなるのは、カリウムを沢山食べた時だけではなく細胞が破壊されても細胞内のカリウムが沢山流れ出しますね。
沢山の細胞が一気に破壊される病気で有名なのは肝炎です。
肝炎の極期(つまり細胞が沢山壊れる時期)にはこのために血漿のカリウム濃度が上がります。そこへカリウムを食べると大変やばいですね。
逆に細胞破壊が止まってこれから直る時期には、細胞内に入れるカリウムが必要になりますね。
つまり病気の時期によるんです。
お礼
病気の時期によるのですか。。。わかりました。ありがとうございました。