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大腸がんから肺転移に対する化学療法

はじめまして。 早速ですが、 私の父61才が2007年11月に大腸(直腸下部)がんと診断を受けました。 2007年12月より、"化学療法(UFT+ユーゼル)+放射線治療"をはじめ、がん細胞を小さくすることができ、 2008年3月に手術にて切除することができました。 手術後の病理組織検査でリンパ節転移からステージIIIとわかりました。 2008年5月より手術後に再発防止目的の化学療法"UFT+ユーゼル 5コース"を行いました。 その後、順調に回復しまして、仕事もへの復帰もできましたが、 2009年8月に PET CTで左右肺転移7ヶが見つかりました。 複数の転移であるために手術はできないということで、化学療法により、進行を遅くする 治療を進められています。 治療方法としては、 A.5FU(点滴) A'.カペシタビン(内服) B.オキサリプラチン C.イリノテカン D.アバスチン を組み合わせて治療を行うとお聞きしました。 "A'"の薬は、最近承認された薬のようでして、Aと似たような効果が期待できると聞いています。 組み合わせの方法は、 "A+B+C"もしくは、"A+C+D" と聞きました。 (A'を使用した場合、上記のAがA'に変わるようです。) "5FU"は従来からの治療薬として実績が認められていると聞きまして、 こちらを検討していましたが、ポートと呼ばれるカテーテルを体の中に埋め込むと聞きまして、 このような状態ですが、埋め込むことが正直に怖いと言っています。 私としてもA'による治療が良いかと考えていますが、あまり日本での実績がなく 正直戸惑っています。 病院の先生も最終は患者さんで決めて下さいという形式のようでして、 是非ともアドバイスなどをお聞きしたく投稿させて頂きました。 上記のような治療をされている方、また、上記の知識が豊かな方など どのような些細なことでも結構ですので、アドバイスなどお願い致します。 今までは、テレビドラマなど他人ごとのように考えていましたが、 このような問題を身近に感じまして、似たような苦しみを抱えている方が 他にいると親身に考えなければならないということがわかりました。 父とはもっと一緒にいたいと考えています。 是非、宜しくお願い致します。

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  • tkeh2009
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.2

治療方法についてですが、 "A+B+C"は、"A+B+D"ではないでしょうか。 通常、オキサリプラチンとイリノテカンは併用はしないかと思います。 ポートの必要性があることから、 5-FU+オキサリプラチン併用は、FOLFOX(フォルフォックス) 5-FU+イリノテカン併用は、FOLFIRI(フォルフィリ)だと思われます。 どちらも、大腸がんの標準的な治療方法になり、効果も同等です。 アバスチンというお薬は、上記の治療法に+αされることで、上記の治療効果を高めます。なので、アバスチンというお薬は、単独では使用しません。 カペシタビンは、単剤では、以前より大腸がんや乳がん等でも使用されている薬剤です。 ただ、カペシタビン+オキサリプラチン併用は、XELOX(ゼロックス)といいますが、お察しの通り最近併用の承認がされました。 XELOXについて 海外の大規模な試験で FOLFOXとXELOXは、同等の効果が得られるという結果がでて、日本でも承認となりました。海外では標準的に使われています。ただし、まだ一つ目の試験結果、日本での大規模試験がないこともあるため、FOLFOXに比べエビデンスに負ける部分があります。 もちろん良い点もあります。 簡単に要約すると FOLFOXとXELOXを比べると 投与については、 FOLFOXはポートの設置が必要。点滴は数時間で終わるが、携帯のポンプを使い46時間5-FUを持続的に投与しなければならない。2週間に1度の外来治療になる。 XELOXはポートが不要、点滴は数時間、46時間の携帯ポンプは必要ない、その代りカペシタビンを錠剤で服用する。3週間に1度の外来治療でよい。 XELOXの方が、投与負担はすくないように思われます。 エビデンスは FOLFOXの方がある、XELOXもないわけでない、今後良い結果がでてくると思われている。 副作用は、 FOLOXの方が、骨髄抑制が強く、 XELOXの方は、手足症候群がある。 どちらも一長一短あります。 参考になれば幸いです。

kht11
質問者

お礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。 また、丁寧なご回答ありがとうございました。 携帯のポンプによる長時間の点滴がやはりネックと考えまして、 "A'+B+C"という治療方法で検討することに致しました。 tkeh2009様のおっしゃるとおり、化学療法には一長一短が あることがわかりました。 おそらく、現時点ではこの治療方法が最先端治療のように 見受けられます。 副作用ができるかぎり発症しないように祈るばかりです。

その他の回答 (1)

  • hana-hana3
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回答No.1

>このような状態ですが、埋め込むことが正直に怖いと言っています。 ポートの埋め込みは40~60分くらいあれば終わると思います。 鎖骨から心臓近くまでチューブが入るので怖いかも知れませんが、埋め込み部分への麻酔注射の痛みさえ我慢出来れば大丈夫だと思います。 ポートの埋め込みは一時の我慢ですが、抗がん剤の治療の方が辛くなる可能性もあります。 これはやってみないと解らないので、お父様の覚悟が一番大切な事でしょう。 ネットにいろんなデータがあると思うので、お父様と一緒に検討してみてはいかがでしょうか?

kht11
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、抗がん剤の治療の方がつらいと聞いています。 また、抗がん剤による副作用は人それぞれということも お聞きしました。 ネットを駆使しまして、確認したいと思います。 ご回答頂きまして、ありがとうございました。

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