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親知らずの抜歯でアウターケアに失敗し入院しました
- 親知らずの抜歯でアウターケアに失敗し、急激な体調悪化と高熱により入院することになりました。
- 医療ミスによりウィルスが侵入し、腸炎を起こしたため、1週間の入院が必要となりました。
- 入院による休業で8万円の費用がかかりましたが、訴えることは可能でしょうか?
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医療事故はかなり儲かるので、弁護士に相談すればかなりの確率で訴訟を起こすことは可能でしょう。 でも、抜歯と腸炎の直接の因果関係はほとんどありません。 病原菌の特定や経路の特定ができなければ、勝つ見込みは薄いでしょうね。 医師の言う事が正しいとは限りません。結構いい加減な説明をする事も多いです。だから「じゃぁ歯医者を訴えます」と言った途端に尻ゴミするかもしれません。 当然、腸炎が抜歯を原因に起きたのかどうかを証明する事が第一になるはずです。 病院で「ウイルス」と特定している以上、病院はそれがウィルスだと検査したはずです。もし、検査もせずに言ったとすれば、今度は病院が歯医者から訴えられてしまいます。 ウィルスが抜歯したところから入り込む状況はかなり難しいです。 インフルエンザのように粘膜からでも入ってしまいます。粘膜は口だけではなく、食道、胃、腸の全てから入り込めます。これでは抜歯が原因とは言えません。 更に元々腸炎を引き起こす細菌だとすれば、抜歯との因果関係は更に証明できなくなります。 抜歯も手術ですから身体の抵抗力が落ちます。なので当然抗生物質や胃の薬なども処方する事がありますし、場合によっては栄養剤も必要になります。 しかし医療費削減の大号令以降、抜歯後の処方にも大きな制限がかかっており、歯医者が必要と判断した薬も出しにくくなっているのが現状です。つまりやりたくても出来ない規則なのです。 栄養剤はもちろん、場合によっては胃薬や抗生物質も「予防的処置」として認めてくれない事もあります。 よって抜歯は歯医者、胃炎や腸炎は別の病気として医科を受けるのが基本だと考えた方がいいでしょう。 地裁はかなり無責任でいい加減(誤審しても責任を問われない)なので、歯医者が負ける可能性は大きいでしょう。すると当然歯医者は控訴します。 この間、調査費を含めて多額の弁護士費用が必要となります。 勝てばその分を歯医者に請求する事も可能ですが、それまでは持ち出しです。 まずは病院で、高い確率で抜歯が原因なのかどうか、原因となるウイルスは何か。などを聞いておく事をお勧めします。その上で抜歯の可能性が高いということになった時点で弁護士に聞きに行きましょう。 判りにくければ地元の消費者センターに相談してみては如何でしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。 消費者センターや弁護士に相談したいと思います。