髪フェチな私向けの本

質問

二十歳男性です。

女性の髪の毛が大好きで、髪フェチです。女性の髪の毛をサラサラにするのが私の使命だと思っています（勝手にそう思っています）。

市場に出回っている有名なメーカーのシャンプーにはラウレス硫酸Naというコスト削減のための成分が多く入っているため、髪に悪影響を及ぼすらしいですね（サラサラになると感じるのはシリコンが入っているため）。そこで私も抜け毛のリスクを恐れてシャンプーには気を使うようになりました。

こんな感じで髪の毛に関する知識や情報を集めるために髪の毛の本を読みたいのですが何か面白い本はありますか？

どんなジャンルでも髪の毛に関してなら読んでみようと思います、知っている方がいらっしゃいましたらどうか教えてくださいm(_ _)m

回答No.1

zephyrus · ベストアンサー

一冊しか思いつけません。

◇荒俣宏『髪の文化史』
博物誌的観点からのアプローチと思ってください。博覧強記の荒俣氏らしい一冊です。
http://astore.amazon.co.jp/karakusa_kami-22

この本、巻末に参考文献掲げてあったかどうか。
もしあればしめたもの。そこから世界は一挙に広がるのですが、まあ、なにせ200ページの薄い本。
しかし手はじめにでも。髪フェチの方なら「読んで損した」はないと思います♪

ところで、ルミ・ド・グールモンという感性はなはだ鋭かったフランスの詩人に『毛』という詩があり、
堀口大学という人がそれをすばらしい日本語にしてくれています。すべて写すには少し長いので、はじめのほうだけ。

　シモーン、お前の毛の林のうちに
　大きな不思議がある。
　お前は、乾草（ほしくさ）の匂ひがする、
　お前は、獣が寝たあとの、石の匂ひがする。
　お前は、鞣皮（なめしがわ）の匂ひがする、
　お前は、篩（ふる）ひ立ての小麦の匂ひがする。
　お前は、薪の匂ひがする、
　お前は、朝毎に来るパンの匂ひがする。
　お前は、くづれた土塀に沿うて
　咲いた花の匂ひがする。

堀口大學訳詩集『月下の一群』所収・新潮文庫にあります。お気が向けばどうぞ。

お礼

ありがとうございます、私の人生にまた楽しみが一つ増えました。そしてこんなマニアックな要求に応えてくれたあなたとは個人的に杯を交わしたいくらいです。本当にありがとう。