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福祉ブームについて

以前より高校や大学で福祉系の学科の開設などが多くなっているように感じますし、私の周りでも30才あたりから福祉や介護、看護などの資格取得や学校入学などに挑戦している人が増えています。 高齢化社会の世相的なものはよくわかりますが、福祉ビジネスってこの先本当に成長するんでしょうか? 職能的な人よりも実際にはボランティア的な人材が最も必要とされているのではないか?という気がします。(このあたり参考になる統計なりあればよかったのですが) 皆様の回答をお願いいたします。

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  • laing
  • ベストアンサー率47% (309/649)
回答No.5

日本では福祉の分野がとても遅れてる国です。 今までの経緯からして、日本人が福祉のサービスを受ける 為に対価を支払いたいという感じがありません。 福祉関係が持て囃されている背景には日本政府の責任 逃れが歴然としています。 今まで、当方はボランティア(無償)をやって来ましたが、 景気のいい頃は障害者の人達は、ボランティアは 有償を好んでいました。やはり雇っているということだと 真剣にボランティアが仕事をするという意見がダントツ だったんです。ましてや、お金を払うことで、障害者が 面倒を診て貰っているという罪悪感も持たずに済むのが いい。そういう見解を多く聞いてきました。 それが、今は逆の意見が多いのです。 あからさまに報酬目的で、福祉の道に進んでる人達が多い 為に障害者の人達の足を引っ張るようになっています。 学はあるけれど、実践が伴っていないということをよく 耳にします。それから福祉職の人のハートのなさも指摘 されています。当方はそういう発言には障害者(老人も 含む)から色々教えてあげるように言っています。 少しづつでも歩みよりが出来ればいいですからね。 因みに福祉国家ではボランティアは無償も有償もサービス は同様なんです。障害者は堂々と福祉を利用出来る強さ も持っています。 日本という国の福祉のレベルが分かりますよね。 景気のいい時代だったらともかく、今は不況ですから、 この先も良くなる見こみはないですし、福祉関係の資格を 取ったからと言ってビジネスとしては難しいと思います。 福祉の前に流行った臨床心理士といった資格も、持ってる 人達の殆どが仕事がないんです。心の時代だ! カウンセリングが必要だと言っても、ライバルが多ければ稼げる人は僅かになります。 福祉の分野も飽和状態になると思われます。

jakarta
質問者

お礼

興味深い内容で関心を強く持ちました。 サービスを利用される側の意識も非常に重要ですね。近々役所にいく用事がありますので現状でどのようになっているのか調べてみたいと思います。

その他の回答 (6)

  • fuchikoma
  • ベストアンサー率17% (82/466)
回答No.7

 少子高齢化が進むことを考えると、将来的に有望なパイであるかと思います。  ただし、生活に密着する直接援助などは広い意味でも社会保障的な意味も強く、そのため持続的で安定した供給が望まれるわけで、その意味では民間企業への規制は残ってしまうかと思います。  マンパワーとしてボランティアを望む現場もあるでしょうし、利用者の交流相手としてのボランティアもあるでしょう。その一方で、専門的に利用者が抱える問題に近づける人も必要でしょう。

jakarta
質問者

お礼

回答有り難うございます。 最近ではたん処理の問題についていろいろと新聞にのっていましたが「利用者が抱える問題」というのは私が思っている以上に多そうです。特に疾患を抱えてるいるようなケースの介護でしたら病状の変化に対応することも必要ですから専門的に習熟していることも必要のようですね。

  • tosembow
  • ベストアンサー率27% (200/718)
回答No.6

 老人福祉に限って言えば、間違いなく「福祉ビジネス」はこれからの成長分野です。高齢化社会を迎えていることや介護保険のシステムが本格的に稼動し始めたことなどが追い風になっています。仕事を持つ女性が増えてきて、これまで「年寄りの面倒を見るのは一家の主婦」だったのが通用しなくなり、この部分を行政や民間企業が担わなければならなくなってきているのだと私は解釈しています。  現在のところ、一部経営者がひどいことをやっているところもあるようですが(「タオル一枚の洗濯代が数百円」などというのは、身内の企業に発注して暴利を得ているのではないでしょうか)、市場が成熟していけば、こういうところはある程度淘汰されていくと思われます。  ただし人気の「介護福祉士」などは一生の仕事とは思いません。若いうちはともかく40代50代になっても続けられるか体力的にむずかしいのでは? また、老人医療に詳しい医師の知人からも、働き手が増えすぎて労働市場が飽和しつつあるという話を聞きます。ですから今後は「奉仕精神はあるが専門的技術や能力の低い人」と「高い専門的技術や能力を持つ人」とに分化していき、給与などの待遇面もそれなりに、となっていくのかもしれません。

jakarta
質問者

お礼

回答有り難うございます。 >「タオル一枚の洗濯代が数百円」 現時点で高すぎるのではないかとクレームがついているようです。気になったことはその現場で働いている介護の方の年令が20~30才に集中していること。つまり社会的経験の少なさとか、きちんとコスト計算して数字をだせず感覚的に価格設定したのではないか。要は現場も手探りの状態でスタートしたのではないかと感じます。 私の在学している大学も福祉課程があるのですが40~50代の女性の方も多くいらっしゃいます。実際に活躍している方もいますがうちの親にいわせるととてもじゃないがマネできないといってますね。 「労働市場が飽和しつつある」このことについては関心があります。就職率とかどうなっているのでしょうか。

noname#3632
noname#3632
回答No.4

高齢化に際して、そういった仕事が増えているのは時世の流れだと思いますが、福祉そのものに対する個々の考えが一致してるかと言えば必ずしもそうではないと言えると思います。 以前に福祉と医療関係者にインタビューしたことがあります。みなさんほぼ一様におっしゃっていたことを書いておきます。 『私達は目の前の対象者(老人、障害者など)に接するのが精一杯です。とても深くまた辛い仕事ですが、こういった仕事をしたいと思う人がボランティアの方含めて増えて下さる事を願っています、自分もまた年老い、病んでいくのですから…』

jakarta
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 たくさんの方から回答を寄せていただきタメになりました。現状を知るべく努力したいと思うところです。

回答No.3

>職能的な人よりも実際にはボランティア的な人材が最も必要とされているのではないか?という気がします。 それはどうでしょうか? 私自身は、ボランティアなどよりも「当事者は金銭的なやり取りがあったほうが真剣に仕事をする」ことを実感しています。 私は35歳で医療系学校に入学しましたが、クラスの誰一人として「職業として」以外この道を選んだものはいません。

jakarta
質問者

お礼

回答有り難うございます。 >私自身は、ボランティアなどよりも「当事者は金銭的なやり取りがあったほうが真剣に仕事をする」ことを実感しています。 この点については理解しています。 ボランティア的な人材と書いたのは職業としてなりたつ(需要や個人的資質も含めて)のは一定数であり、人道的な奉仕というのが基本的に一番大切ではないかと思ったからです。 ある一定のバランスをもってプロとボランティアの住みわけができるのではないかと思っています。 35才で転職を決意されるのもなかなか苦労されたのではないかと思いますが志の高い方と感じましたので逆にその発心について私は質問したく思いました。ここでディスカッションはできませんので残念に思います。

  • TT250SP
  • ベストアンサー率41% (2393/5813)
回答No.2

「商売」としては難しいかもしれません。 「福祉」は日本ではまだまだ「措置」のイメージが強く、「福祉」に代価を払う事が浸透していませんから…。 #1氏の意見には賛同します。 「ボランティア」はあくまで「奉仕」であって、責任感が薄いんですね。 「福祉」を生業とするものは「奉仕」の気分は捨てた方がいいと思うんですよ。 「お金」をもらう以上は「仕事」ですから、プロとしての対応が望まれますし、プロならその道を極めていなくてはいけません。 「ボランティア」といえば聞こえはいいですが、所詮は生活に余裕のある人の「自己満足」に過ぎません(かなり乱暴な物言いですが、許してください) 「ボランティア」の意気込みを持ったプロフェッショナルはこれからは必要でしょうね。 「やってあげている」ではなく 「一緒にやっていこう」という心構えを持ちたいものです。

jakarta
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「福祉」と「措置」と使い分けられていますが、個人的には福祉と聞くと在宅介護や老人ホームのイメージですが、在宅医療というものもありますよね。老人性痴呆とハンディキャップでは対応が当然違ってくると思われますし実際の現場というのは非常にケースが複雑ではないのでしょうか。 私も専門性の高いプロが求められていくというのは理解できます。

回答No.1

福祉ビジネスは成り立ちます。ただ、今まで役所が措置としてやってきたものを、ビジネスとした新しい分野のものですので、大きな儲けにはならないようになってます。 しかし、現場の者としては、福祉は只の商品ではなく、生きた心がないと無意味な商品になってしまうということを知っていただきたいです。そして、福祉に携わる者は、ボランティアではなくて、ボランティア精神をもっている専門職としてのキャリアであるということを自覚していただきたいと思います。

jakarta
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >今まで役所が措置としてやってきたものを、ビジネスとした新しい分野のものですので、大きな儲けにはならないようになってます。 真偽はともかくとして私が聞いた例ではタオル一枚の洗濯代が数百円など妙な料金システムになっているようです。 >ボランティアではなくて、ボランティア精神をもっている専門職としてのキャリア つっかえものがとれたというか、私が漠然としつつも表現できないことをすごくうまく言い表わしてくださったと感じました。

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