No.2のUSB99さんが詳しくお答えになっているので私から補足ということはほとんどありませんが、まずは保健所や衛生管理責任者にきちんとしたがってください。ネット上での相談には情報の少なさもあり、正確な回答は不可能なのです。大まかな方向性を示すことは出来ても、具体的な細かい方策となると情報不足ゆえになかなか判断がつかないことも少なくありません。
常在菌という言葉自体は、決して悪いものではないのです。大腸菌やある種の乳酸菌などは、常在菌の代表格です。これはいわば「共生」の関係で、菌だからといって必ずしも害があるというものではありません。ですから、常在菌という言葉に過敏に反応するのは良くありません。
サルモネラ菌の場合、結核菌やコレラ菌のような隔離にはなりません。感染症の重症度が結核菌やコレラ菌などのような菌種ほどではないからです。いわゆる食中毒菌の一つなので、食品を扱うところでは気をつけたい感染症の一つ、と考えましょう。
感染経路ですが、飛沫感染ではなく汚染された手や食品によって伝染しますので、以前お伝えした手洗い励行が重要になります。
いずれにしても、あまり過敏になりすぎないでください。そして、職場の衛生管理責任者の指示に淡々と従ってください。過敏になると余計な不安が募るばかりです。誤解しかねない書き方だったかもしれませんが、私は菌そのものが凶悪であることを深刻だと書いたのではなく、食品を扱うところだから深刻に考えないとね、という意図を書いたつもりですから、くれぐれも誤解のなきようお願い致します。
お礼
先生度々ご回答してくださり本当にありがとうございました! このご恩忘れません。