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ベトナム クチトンネル 枯葉剤の被害
先日ベトナム旅行へ行き、ホーチミン近郊のクチトンネルへ行って来ました。 帰国後地球の歩き方などガイドブックを見ると、クチ付近も枯葉剤を 撒かれたと書いてあります。 トンネルの中に潜ったりと、かなり地面と触れ合ったのですが、残留枯葉剤、 すなわちダイオキシンの影響などはありますでしょうか? 広島や長崎の原爆による放射能などと違い、ダイオキシンは半永久的に 残り続けると聞いたので、自分の体に影響がないか少し不安になりました。 どなたか詳しい方いらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。
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- nidonen
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回答No.1
影響は事実上ゼロです。まずダイオキシンが半永久的に残り続ける という話ですが、科学的に正しくありません。ダイオキシンは紫外線を 受けると分解します。その分解がいくら緩やかでも、ベトナム戦争から 30 年以上経っていますから、残留物があると考えるのは難しいです。 しかも亜熱帯のベトナムでは植物や土壌内のダイオキシンが雨で 洗い流されます。そのためクチトンネル付近に残っている可能性は ゼロと言っても過言ではありません。 なお、ダイオキシン被害のほとんどは経口摂取です。日本人なら 生物濃縮でダイオキシン濃度が高まった魚介類からの摂取が最も多く、 経皮吸収の割合は 1/300 ほどに過ぎません。つまり、仮にクチの あたりにダイオキシンが残留しているとしても、土を直接食べたり しない限り、人体への影響はほとんどないのです。