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エフェクタのバッファって?
バッファアンプについてわからないのでいろいろ調べてるのですがあまりよくわからない点が多いです。 バッファを重宝する人もいれば、バッファのせいで音痩せするのを残念がる人もいて。 良いの?悪いの? エフェクタにおけるバッファというものを簡潔に説明してくれる方おられませんか?
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バッファーアンプは、音質を変えないで、電気信号の損失を補正したり、インピーダンスを変換したりするアンプの総称です。 エフェクターの場合、インプットにバッファーアンプをつけて、ハイインピーダンスでギターの出力信号を受け、ゲイン調節をして、次にエフェクトするアンプに送ります。 エフェクトされた信号を、次のバッファーアンプに送って、ギターアンプの適正入力レベルに調整して、ノイズが乗りにくいローインピーダンスに変換し、ギターアンプ用出力となります。 バッファーアンプに使う、IC(オペアンプ)の種類によって、電気的には問題なくても、聴覚上の違いが随分あります。 通常のエフェクターに使われている、汎用オペアンプや低消費電力オペアンプを、高級オーディオ用のオペアンプに交換すると、ホワイトノイズレベルは、あきらかに減少し、低音域が豊かになり、音質が澄んだ感じで、音抜けが良くなります。 アクティブベースのバッファーには、好結果の音質変化ですが、ギターの場合低音が太くなる分、ヒステリックな音が出にくくなり、歪が減った感じになります。 バッファーアンプの音質は、増幅素子(ICなど)だけでなく、信号が通過するコンデンサーの種類でも変化します。 又、切換えノイズが出ないFETスイッチのバイパスでも音質は変化するので、音質変化が極小のトゥルーバイパスが接点トラブルが起きますが、今でも珍重されています。
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- Leonardo_A
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PAなどの実務経験はないけれど、電子回路をちょっと勉強した者です。 バッファアンプ全般について、わかりやすい代表例として、PAなどでたくさんの音源をPA卓へ接続するケーブルの途中に咬ませるバッファアンプを説明します。 PAでは、ステージなど設置環境によって、何十メートルもケーブルを引きます。ケーブルは長いだけでも、コンデンサ、コイルとしての浮遊容量を持ってしまい、音質が悪くなります。このため、ほどほどの長さのケーブルでいったんアンプを咬ませて中継することで、信号劣化を防ぎます。 基本的には、バッファアンプというのは、音質も何も、条件を変化させないことが目的です。 そうはいっても、実際の製品は、どうしても音質が変化してしまうものですし、現場で接続してみて、一番良い状態を探すものです。 それで、人それぞれ、現場それぞれで評価がかわります。