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ファッションデザイナーまたは美容師の方に質問!
こんにちは! 僕の父は服のデザイナーをしているのですが、今日僕のよんでいたカジカジという雑誌をみて、あまり格好良くないという反応でした。そこで、どの雑誌がいいのか聞いてみると、LightningとFree&Easyとのことでした。 そこで質問です。ファッションデザイナーや美容師の方々はどんな雑誌やファッションブランドがかっこいいとおもいますか?そのほかの方でも回答お待ちしてます! 回答になっていない回答や誹謗、中傷はおやめください。
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ニューヨークで紳士服の仕事をいたしております。御父様とは 年齢が近いかもしれません。 ”かっこいい”という感性は、本当は人それぞれ異なるものです。 ただ年齢が若いうちは御自分と考え方や感じ方が同じような人と 集団で行動したくなったり、また仲間内で同じような格好をしたく なったりするものなのです。その方が一人でいるより安心だからです。自分ひとりでは不安なのです。それはまだ”自分”というものが 自分自身でわかっていない、つまり自分の”中身”がまだまだ出来 上がっていないからなんですが、それこそが”若い”という意味。 男の服は、女の服とは違い、心、自分の内面が服にもにじみ出て いることが”かっこう”いいのです。つまり中身と外見、そして 生き方が一致するということ。(”生き様”というのは間違った 日本語です。”死に様”という日本という日本語はありますが。) 中身ということの意味は、自分の知性であり、感性であり、そして 一人の人間としての品性です。この三つの”性”をバランスよく 磨いていくことによって世界でも通用する”かっこいい”男になれる のです。 服のデザインをされておられる御父様が、LightningやFree & Easy などの雑誌を”いい”と言われたのは、この2冊共”アメリカ”の 古き良き時代をベースにしており、好き嫌いは分かれることでしょうが 男としての人生観、価値観、生き方など、哲学とも言えるものが この2冊には それらがはっきりとしていることが主な理由ではないか と思います。 文章から察する限り、大変お若い方のようですから、今のうちに たくさんの色々な服を見ることも勉強でしょうが、それよりも たくさん勉強をしたり、いい音楽を聴いたり、そしてとにかく本を たくさん読んで、自分の中身に”引き出し”をたくさん持っておく ことを心がけられるといいでしょう。教養や人間としての品性とは 世界中どこへでも鞄なしで一生持ち運びが出来るあなたの最大の ”資産”となるのです。 そして洋服とは西洋から来たものなのですから、外国語のひとつや ふたつ、しっかりと話したり、聴いたりまた書いたり出来ないと、 結局、洋服の本質は生涯理解は出来ないかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 回答から回答者様の格好よさがにじみでていると思うような回答でした。