柿の種類について
柿の季節になりました。
柿について調べてみると、甘柿、不完全甘柿、渋柿の三種類に分かれるとのこと。
田舎の山に現存する柿の名前を親に聞くと、百目柿、やへい、あきごねり、甘西条、西条の5種類。
全て種があり、このうち西条は渋柿ですが、他の柿の木は渋い実が全くなくて、甘い実しか成りません。
ただし、百目柿以外は樹齢100年以上らしいので、元はどうだったのか分かりません。
しかしマイナーな品種のせいか、西条くらいしか名前が出てきません。
そこでいくつか教えて頂きたいことがあります。
これらの柿は完全甘柿、不完全甘柿、渋柿?
百目柿・・・縦長でずんぐりした形の大ぶりな実、皮に年輪のように筋が入る。あっさりとした味でパリッとした歯応え。
やへい・・・縦長でお尻?にやや丸みがある実。甘みが比較的強く、パリッとした歯応え。
あきごねり・・・丸くて平べったく、小ぶりな実。実も葉も色が濃く、熟れてからも長い間木から落ちない。いかにも甘そうな濃い柿色ながら甘みも味もあまりない。見た目は日本画にありそうな風情のある木と実で、観賞用?
最大の謎が甘西條です。西條は渋柿とはっきり書かれています。
縦長でお尻が細く、あまり大きくなりません。
甘西條は、まだ薄い柿色で身がパリッとしている段階でも、中は濃い茶色の点でびっしり埋め尽され、大変おいしい甘柿がたわわに成ります。軟らかくなると極甘です。
横に小ぶりな西條の木があり、外観は全く同じ実が成るのですが、こちらはれっきとした渋柿です。
接ぎ木で甘柿になったのでしょうか?
それとも渋柿が変異した品種?
例えば他の木に接ぎ木したら、元は渋柿の品種なので、接ぎ木された木には甘柿は成らない?
子供の頃は深く考えたことがなかった田舎の実りですが、最近、先祖が残した大切な財産だと感じるようになり、興味を持つようになりました。
現在柿はあまり人気のない果物と聞きます。
たくさんある品種も、いずれ無くなっていくのだろうか?と考えるこの頃です。
以前に農学のカテゴリーで質問したものの、回答は頂けませんでした。
カテゴリーが違いになるかもしれませんが、回答を頂けたら幸いですm(__)m
お礼
ありがとうございました。参考になりました。