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もしかして悪徳歯科医?
まず、経緯から説明させていただきたいと思います。 この6月、左下顎の奥と前の間の歯が沁みたり、噛むと痛かったので、歯科医に行きました。診断によると、原因はそこではなく、一番奥の歯が虫歯(相当進行していた模様)になっているからということでした。神経の構造上、そういうことがあるらしいのです。 最初、麻酔をかけられ治療が始まりました。すると、痛みが治まりました。そのときはさすがだなと思いましたが、後日、神経が抜かれていたことを知りました。たとえ抜かなくてはならない状態だったとしても前もって知らせるべきではないかと思いました。 しかし、人当たりの良い先生だったので、まあ良い歯科医だなと思って通ってました。 ところが、色々と不審に思うようになりました。まず、奥歯の治療が消毒などして一段落すると、その治療を中断して、歯磨き指導や6回に分けての歯石取りが始まったことです。それまで一ヵ月半ほど、右側だけで噛んでいたので、早く両側で噛めるようになりたいと思っていました。そのことを告げると、気分を害されたようでした。なぜ、治療を後回しにするのか、それは、歯周病が進行していて、そんな状態で治療を続けても、後で困るからと説明されました。そのときは納得しましたが、よく考えてみると、短期間で歯周病が治るわけでもなく、ずっとこのままなのだろうかと思い、そのことを聞いてみました。すると、前回の説明とは違い、今度は、傷が癒えていないうちに再開はできないとのことでした。またまた、そんなものかと納得しました。 ところが、そんなある日、治療している際、ドリルが舌に触れ、傷ついてしまいました。酷い傷という訳ではありませんが、もちろん、血は出ました。治療の際にはそんなことがない訳でもないでしょう。一言謝ってくれたら、別にどうということはありません。しかし、一言もありませんでした。 そんなこともあり、また、疑問(不審)に思っていたことが何点かありましたので、歯科医を代えることにしました。 疑問点とは、一つには、他にも悪化している歯が何本もあり、特に上のある前歯は治療している奥歯に負けず劣らず悪くなっており、歯周病も進行しているという見立てです。自覚症状はなく、鏡で見てもなんともなっていません。見えない虫歯もあるらしいとは聞いたことがありますが。他には、元々不具合(痛みや沁み)を訴えた歯も相当削られていたことです。当初は、なんともないという診断だったにもかかわらず。 新たに行った歯科医(短大付属歯科)では、他に悪くなっている歯は特になく、歯茎もしっかりしている方だと診断されました。また、そこで撮ったレントゲンで、奥歯だけはなく、元々不具合だった歯(前述のようにかなり削られています)についても神経が抜かれていることを知り、ショックを受けました。 その歯科の先生に、それまでのことを話したのですが、治療方針は歯科医によって異なるし、見立ても人によって違うとのことでした。しかし、診断が全く違うというのは納得できません。開けてみたり細胞レベルで見ないとはっきりしたことは分からないかもしれませんが、前の歯科では、はっきり悪いと断言しているのです。なお、治療した歯については、元々どうだったのか分からないから、なんと言ってみようもなく、前のところで聞いてみるようにとのことでした。 はっきり言って、前の歯医者を訴えたいくらいです。その件についてはともかく、ここで聞きたいのは、以下のようなことです。 1.治療している歯の傷が癒えるまで(あるいは歯茎がしっかりするまで)、治療を再開しなということがあるのか。 2.本人の同意を得ずに神経を抜くということがあり得るのか。 3.なぜ、歯科医によって見立てが全く異なるのか 4.今となっては分かりようもないのですが、治療(削ったり神経を抜いた)をした歯は、治療が不適切で過剰であった可能性はないのか。 5、4と重複しますが、以前の状態は既に分かりませんが、レントゲン写真から、ある程度、知ることはできないか。 以上のような質問です。 ご回答よろしくお願いします。
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- remonpakira
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だいぶ、疑問点が明確になられたようで良かったです。 治療の必要性は、推論をしても話が大きくなるばかりで 結論を得ないものなのでその点は質問されたら良いでしょうね。 論点が定まり、質問が明確であれば、相手からも明確な質問が得られます。 今回のQ&Aがその一助になれば良いのですが 余談ですが 歯医者のやりたい放題はないので大丈夫ですよ。 あまり医療に脅えられるのも不利益ですのでのんびりと余談をしますね チェック機構があります。 警察などでも二重聴き込みをしているのをご存知ですか? 捜査員を聴き込みに行かしても本当に聴き込みをしたかわかりません。 サボっているかもしれません。 そのため、定期的に二重聞き込みと言って、聞き込み先に再度聞き込みに行き 本当に聴き込みが行われたかチェックします。 このように行政が関わる仕事は基本的に性悪説に基づいているようです。 医科でも歯科でも診療報酬の請求書(レセプト)を毎月提出するのですが そのすべてを人が目を通し、チェックします。 そしておかしな治療があれば、個人指導、集団指導などで呼び出します。 この個人指導は恫喝の中で行われるので、数年に一度自殺者がでるほどの厳しさです。 ですので、医科も歯科も指導を非常に恐れています。 この指導はいわゆる過剰治療も対象です。 他院にくらべ明らかに一人辺りの費用がかかっている場合は 呼び出して聴取します。 また歯科の場合は本当に治療が行われているか 無差別にピックアップして患者宅を訪問し、本当に治療が行われたか 口腔内の確認もさせていただいています。 ですので、無茶はできない制度になってはいます。 なのできちんと説明がしっかりされる医院を選べば そう心配される事もないですよ
- michael-m
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1.治療している歯の傷が癒えるまで(あるいは歯茎がしっかりするまで)、治療を再開しなということがあるのか。 2.本人の同意を得ずに神経を抜くということがあり得るのか。 【説明】これは国の方針ですね。 基本的に虫歯治療より歯周病治療を優先する。理由は歯医者の主張を近いです。 基本的に歯周病が先ですが、痛み等の緊急の症状がある場合は歯の治療を応急的に先行する事が指導されています。 従って厳しい地域では、歯周病が終了しないと、冠などの虫歯治療を保険で認めない事があります。 実際には冠を入れた方が歯周炎の症状が軽減し易いと言う研究結果もありますが、特に支払い基金などは採用していません。 その理由は非公式な情報ですが、(1)治療期間が長くなるので採用しない歯医者が多くなる。 (2)歯周病治療を優先する歯医者でも治療期間を短くする為に自費で行い事は多くなる。 (3)治療期間が長くなるので、途中で辞めてしまう患者が増える 以上の理由から予算の軽減が出来る…です。 先の担当医の診断が正しいかどうかは判りません。虫歯と違い、歯周炎は、中程度であれば改善すれば元の健康な組織に戻ってしまうからです。(だから罹患率の高い歯周炎はぼったくりの温床にもなり易い) しかし、現行の歯科治療では事前説明を充分に行い、患者さんの納得を得てから行なうのが基本ですし、どんなに必要な治療でも患者に無断で治療することは許されません。違法と判断される可能性も高いです。 実際に法律では「患者の申し出が無ければ」治療する事は出来ません。では、病院で見つかった病気はどうするのか…それは「患者さんに説明して治療の同意を得る」と言うのが厚労省の回答です。 絶対に必要である場合でも「患者さんの同意を得る努力をして下さい」と言われます。 但し、これにも例外があり、緊急やむをえない場合は先に処置をする事が許されます。治療中に神経が出てしまった(露髄と言う)場合がこの状態です。(神経出たまま説明していると麻酔が切れて激痛ですから) ただ、緊急的に予期できない露髄は極々稀な事なので、事前に露髄の可能性を説明する事はできるはずです。 また、緊急やむをえない場合でも、必ず事後説明をするべきです。 3.なぜ、歯科医によって見立てが全く異なるのか 【説明】例えば脳死の問題があります。脳死は医者によって判断が皆違い、「反応が無ければで脳死だ」と言う医者も、「否、長期脳死状態から回復した事例がある」と反対する人も少なくありません。そこで医者は一定の基準を設けて、異論や奇跡的回復の可能性があっても、それを「死」と人為的に決めてしまっています。 医科の診断は見立てが一緒なのではなく、皆で決めた基準に従えば、同じ診断、同じ治療法であれば誤診や予後不良の責任を負わないという申し合わせで治療しているのです。 それは多くが同じ診断を下す反面、新しい有効な治療法があってもなかなか導入出来ない弊害もあります。 歯科ではこのような明確な診断基準が作られませんでした。それは同じ病状でも経過の善し悪しに影響する因子(生活環境や男女差、年齢などなど)があまりにも大きい事が一つにあります。それに学会の報告による最新技術でも、その成否にはかなりの誤差があって、決める事が出来なかったのです。 これにより、歯科の病気の基準は歯医者によって大きな差が残っているのです。 【ではどうするか】事前説明を充分にしてくれる歯医者を選択し、緊急性が無いものについては患者さんに考える時間を与えて、患者さんの医師を尊重する歯医者を選び、納得して治療を受ける事が最善の方法です。 4.今となっては分かりようもないのですが、治療(削ったり神経を抜いた)をした歯は、治療が不適切で過剰であった可能性はないのか。 5、4と重複しますが、以前の状態は既に分かりませんが、レントゲン写真から、ある程度、知ることはできないか。 【説明】たまに「抜かなくていい歯を抜いた」と前医者を中傷したり「前の治療がいい加減だったから悪くなった」と説明する歯医者が居ますが、それこそが大嘘つきで、先の治療受信時の状態も判らずに判断する事はほとんどの場合無理です。 抜髄をした歯が可能したとしても、その原因には不適切な治療もありますが、確率的には二次感染や歯周病がはるかに多いです。 従って可能性としてはあっても、それを実証する事など出来ません。 レントゲンはある程度の予想は出来ますが、それだけで「こうだ」と断言できる範囲は非常にせまいものです。あくまでも診断の為の一つの情報でしかありません。
お礼
michael-様 詳しい説明ありがとうございます。 1に関しては、財政的な事情等、複雑な事情もあるようで、かつ、説も様々のようだということが分かりました。 2に関しては、やはり、本人の同意なしに神経を抜くことは許されないことを知ることができて良かったです。 3に関しては、様々なことが複合的に絡んで、明確な指針を示すことが難しいということのようですが、しかし、同一人に関して、見立てが全くといっていいほど違ってくるのは非常に不安に感じます。現在かかっている歯科医も、結局、誰を信じるか何を信じるかは、患者本人が決めることだ言っていました。それでは宗教に近いような気がします。 正しい見立てというのは、それほど難しいということなのでしょう。レントゲンでもおおまかなことしか分からないとのことですし。であるなら、誰の目にも悪くなっていることが一目瞭然な場合は除き、悪くなっていると断言はできないはずですが、前の歯科医は、まだ治療していない他の歯について悪くなっていると断言していました(現在の歯科医は特に問題はないと言っています)。 4.5に関してですが、今となっては、本当はどうであったのか正確には知ることはできないというのはしようがないことですが、レントゲン写真から、グレーゾーンは除いて、明らかに良いとか悪いとか(神経を抜くべきか抜く必要はない等)は言えないものかと思います。 前のことは正確には分からないのに、前の歯科医を中傷する医者は嘘つきだということですが、見方を変えると、前のことが分からないということは患者にとって非常に恐ろしいことです。証拠が残らないだけに、何をやっても良いということになりかねませんから。これは、歯科医によって診断や方針が全く違うという現状とあいまって、歯科医は、言い過ぎかもしれませんが、やりたい放題、何をやってもばれないということになっているような気がします。おそらく不適切な診断を下され、不適切な治療をされている患者が、星の数ほどいると思われます。本人は気がついてないでしょうが。 複数の医師の意見を聞いて、それから決めた方が良いというのは分かりますが、現実問題として、なかなか言い出せない人も多いのではないかと思います。医者の方も、そんな患者を嫌うようです。 長くなってしまいましたが、この度は、ご意見ありがとうございました。
- remonpakira
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少し補足しますね。 歯磨きは長年の習慣のため、磨き残す部分はいつも磨き残します。 ですのであくまで統計的な話ですが 同じ側は磨き残す事が多いため、 痛みがでるような虫歯がある場合は 複数の歯が同程度悪化している事が多いです。 また歯は上顎は上顎神経、下顎は下顎神経と三叉神経由来の神経に支配されており そこから歯1つ、1つに枝のように神経が入っています。 ですので、痛みは響き、東北大学放射線科の研究では 『患者さんがこの歯が痛いと来院し、その歯が原因の可能性は40%以下』 とあります。 この結果は臨床に従事した経験がある者としての印象ともそんなに解離していません。 ですので、奥から三番目の歯が痛かったのには あまり当てになりません。 浸潤麻酔で痛みが消えたという事ですので お書きになった文面からはやはり一番奥が痛みの主たる原因だろうと推測します。 また痛みの原因が1つとも限らず 上述しましたように、痛みが出た場合は複数本問題がある事が多いため 複数歯が痛みを発している事もあります。 今回のトラブルの最たる原因は やはり説明不足を含むコミュニケーション不足のように感じます。
お礼
remonpakira様 再度、ご回答ありがとうございます。 質問の中でも述べたように、痛みを発している歯と実際に問題がある歯は必ずしも一致しないという説明は受けました。 医師が説明したように、問題なのは奥の歯であって、3番目の歯ではないとのことでした。水をかけても沁みず、そのときのやりとりで、その歯が問題なのではないと言われたのはよく覚えています。ですから、少なくとも同程度悪くなっているとは考え難いです。 神経の構造やメカニズムがどうなっているかは分かりませんが、医師もどの神経が痛みの原因になっているかは、断言できないでしょう。 であれば、まず、奥の歯の神経を抜いて様子を見、それでも痛みが消えない場合は、3番目といういうように段階を踏むべきだったと思います。 一度に二本とも取ってしまえば、確実に痛みを取ることはできますが、神経は非常に大切ですので、慎重を期すべきだと思います。それに、3番目の歯を何故削る必要があったのかという疑問も消えません。 やはり、その医師に説明を求めたいと思っています。
- remonpakira
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携帯からなので簡単に 1.成人の八割の人は歯周病にかかっています。 二割の人は定期的にメンテナンスをしている意識の高い人なので そういう人でない限り歯茎は腫れています。 大学で習う教科書的な治療はまず、しっかりと土台である歯茎を治し その上で最終補綴物を被せるようにと指導されます。 大学病院で治療を行う場合は確実に最終的な物を被せる前に歯茎の治療を行います。 歯茎をしっかりしてから最終的な物を入れた方が二次的な虫歯などが起こりづらくなるからです。 ①ですのでまず痛みを取る ②歯茎の治療をして歯茎を引き締める その際にまず最初に該当部位の歯茎を治療、治療後引き締まりがでるのに2週間ぐらいかかるので その間の時間で他の部位の歯茎を治療。 (たぶん、先生の歯茎の治療をしている→傷の治りを待っている の説明の変化はこの辺りの事をいっているように思います。) ③最終的な物を被せる この流れは推奨される治療だと思います。 ただ、一般にはここまでかっちり治療をすると患者がついてこないので 割愛したりもします。 2 まー突然神経を取られたらビックリしますよね その点は先生に落ち度があるように思います。 ただ、良いことではないですが歯科は技術職なんで 黙って俺についてこい的な人は確かに多いですが まー良いことではないでしょうけど 3. 後医は歯周病の程度について話しているのだと思います。 前述しましたように普通は歯茎は誰でも腫れているので 前医の行為もおかしくありません 5.私は歯科医師免許と医師免許の両方をもっていますが CTまでとれば別ですがレントゲンは医科も含めて 非常に曖昧なものです。 特に歯科の神経を取るかの判断はmm単位の読影が必要になりますが それが可能な精度はレントゲンにはありません。 変な治療を受けた印象はないように思います。 どちらかというと再び問題が生じないように注力した教科書的な治療をしており その点は良心的かと。 ただ、確かに説明不足は否めないですね とりあえず、裁判を起こして勝てるものはないように思います。
お礼
remonpakira様 ご回答ありがとうございます。 幾分納得し、気が落ち着きました。 ただ、どうしても腑に落ちないところもあります。 最初、奥から3番目の歯に不具合があることを訴えたところ、見立てでは、その歯が原因ではなく(とりたてて悪くなっているわけではない)、一番奥の歯の虫歯が進行していて、(神経の構造上)そのために3番目の歯が痛くなっているとのことでした。しかし、その奥から3番目の歯も大きく削られ、しかも、神経まで抜かれていたことです。 痛みが治まったのは、奥の歯の神経を抜いたからだと思っていましたが、実際には3番目の歯の神経を抜いたからという可能性が高いと思われます。 元々、奥の歯には痛みがなかったのですから、その神経を抜く必要はなかったような気もします。 要約しますと、一番奥の歯の神経を抜く必要があったのかということと、3番目の歯については、削る必要があったのかということです。 医師自身、はっきりしたことが分からなければ、いくつかの可能性を提示し、合意の上で(しかも考える時間を与えた上で)治療を進めるべきだったと思います。 歯科医は技術職で「俺についてこい」という気持ちが強いということですが、神経や削った葉は二度と戻ってきません。もっと慎重に進めるべきだと思います。 これから、その医師に説明を求めるつもりです。
お礼
remonpakira様 再々度、ご回答ありがとうございます。 お二人の方からアドバイスを頂き、大変参考になりました。それを基に論点を明確にし、医師に質問をしてみようと思います。 それから、チェック機構というものがあることを教えていただき、ためになりました。 ありがとうございました。