私(男性)はどちらかと言うと、個人的な好みですが、アスカやミサトが好きです^^
レイが好きな男性が多いようですが、あまりレイを、好きとか嫌いとかで感じられません。
アスカの最後の自己犠牲は、(概して)一つの人格として統一性があり、リアルと感じました。
つまり、本当にあんな人がいてもおかしくないな、と。
貴方様は、自己愛が少しだけ肥大気味の方だと思います。きっと私と同じタイプかな、と。
逆に自己愛が萎縮気味の人もいます。例えばシンジです。
エヴァは分かりやすいかな、とも思うのです。各々の子供時代が語られています。
自己愛が肥大化したり萎縮したりする。この原因は多くの場合親子関係によるものと云われています。
親との心のふれあいにおいて、自己愛に傷がついた。それが原因と云われています。
そして元々の気質であるとか、様々な要因により、自己愛が肥大化するか萎縮するかが変わってきます。
しかしそのどちらも、心の傷が原因です。
但し、完璧な・理想的な自己愛の大きさ(質)を持った人なんて、そうめったにいないと思います。
大体誰でも、どちらかに寄っているものだと思います。
そしてもし、その寄り方がかなり強くなれば、例えば自己愛性パーソナリティ障害に陥ったりもするのだ、と。
まず、全くの別人になろうとするのは間違いだと思います。
もしそういう方向でお考えなら、止めた方がいいです。
自分が持っているものを洗練させていこうとするのが王道です。
私も貴方様位の年齢の時は、全くの別人に自己改造しようとしたことがありましたが、それは間違いでした。
それで、どうしてそんな間違った方向に進んだのだろう? と後に振り返ってみれば、それは自己嫌悪でした。
自分で自分が嫌いだからこそ、自分以外の別人のような自分になろうとしたわけです。
そしてその自己嫌悪がどこから湧いてきたのだろう? と思えば、
それは「理想の自分と現実のありのままの自分とのギャップ」からでした。
「オレはこの車に乗るのがふさわしい。着るモノはこんなブランドものこそふさわしい。
でも買えないし…(汗)。ありのままの自分って情けないな、しょぼいよな」というような自己嫌悪です。
きっと貴方様は回りから「自分大好き人間」と見られたりしないでしょうか。
でも実際には、貴方様のお心は如何でしょう? 私と同じような自己嫌悪がありませんか?
あるとするならば、そしたらもっと、現実のありのままの自分を好きになってあげることです。
先に述べた通り、親子関係などによる幼児期のちょっとした心の傷で、自己愛が肥大化することもままあるのです。
すると貴方様の「理想」とは、実はあまり現実的でないものも含まれてしまっているのです。
あまりにも理想を求め過ぎてしまう傾向があるはずなのです。
ですから、そんな心の傾向を日頃意識すること。
ついつい理想を求め過ぎてしまう自分を見つめ、自分がゼロだと思っている基準点が、
実は上の方にズレがちだということを知ることです。
但しそんな自分を嫌悪してはいけません。恐らくは親子関係によってそんな心の傾向ができたんだな、と。
すると元々自分が悪いのではないのだから、自分を嫌いになることなんてないんだ、と考えてみるのです。
良きにつれ悪しきにつれ、これが自分なんだ。親に築かれた部分もあるけど、これも自分の運命の中の一部なんだ、と。
それで実際には、理想を求めること自体は決して悪いことではありません。むしろ良いことです。
ただ行き過ぎてはいけません。現実のありのままの自分と遊離してはいけません。
「これができない自分が嫌いだ」ではなく、「これは努力目標だ」と。
そしてそれに向かっている自分を、常に好きでいること。
一番大切なのは、自己嫌悪を抜け出すことなのです。本当の自己愛を持つことなのです。
お礼
ありがとうございます。 とても元気になりました。 自己愛を持つように心がけます! ありがとうございます。