>一芸名人でも国会議員は務まるの?
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失礼ながら、一芸が無くとも、一分野の名人で無くとも務まります。
<理由:私見>
それは、選挙で一旦選ばれたら国会議員であり、各種の特権(歳費・秘書費用・政党助成金からの政治資金・交通費パス・不逮捕権etc)を与えられるのに、次回の選挙以外の免許更新のような資格検査とか活動実績内容による弾劾&罷免制度が無く、立法が使命責務なのに殆どの法案は政府提出が中心です。
その立案・賛否に関わらず、議員としての活動成果にて資格までは問われない。
しかも、殆どの法案に対しては、所属政党に於いては党議拘束(意見集約して党の方針として決定)が掛けられ、所属する委員会や本会議でも、質問・答弁は閣僚やベテラン議員が中心であり、一種の族議員・政策通が質疑の中心となって行われ、無能でも有能でも、国会議員は務まる。
<極端な話、刑務所や病院に居てても議員辞職しなければ国会議員である>
<特化した、目的・テーマーの一分野政党も過去にはあった:税金党・女性党・サラリーマン党他>
出席や法案への関与、賛否の対応も調べれば分るが、法違反を起こさない限り、選挙以外での身分の剥奪・国民審査やリコールは対象外である。
つまり、誰でも選挙に出れるし(被選挙権を有する場合)、当選すれば国会議員は務まる。
でも、皆勤だけでは国会議員としての必要条件にすら成っていない、法案を起案し提出成立させ、審議や質疑や説明説得を行い、法律として施行して実効を上げてナンボが最低限の我々の信託に対する責務履行の十分条件であるである。
しかし、必要十分条件を満たさぬ、そんな数合わせだけの無気力無能議員が→国会・政党・立法の中で活動・活躍するのか、国民利益に資する国会議員足り得るかどうかで言えば、単なる1議席1票の駒という存在価値でしかない、されど国会議員としての身分・特権を失う事は無く、務まるのも不本意だが現実である。
質を求める為には、彼らの言動・マニュフェスト・活動記録に関心を持ち、活動報告会や国会活動情報を求めるなど、叱咤激励、国民利益のために働いてもらわねばならないと思います。
その為の少数精鋭、定数削減で、もっと緊張感を持って→効率&スピードアップした国会・議員活動にする為には、単なるぶら下がり、老害、居眠り、不勉強な議員(悪貨)は告発・ブーイング・選挙を通じて、猛省&更生させるか、ダメなら駆逐(落選)をしなければ&させねばならない!